降積雪期における
輸送の安全確保の徹底について

 近年の降積雪期の人的被害については、平成18年に豪雪により152 名を上る多数の死者が発生したことを始めとして、昨冬期も大雪、暴風雪等により、死者104 名、重傷者591 名等の人的被害が発生しています。また、住家被害や、電力、ガス、水道等ライフラインの被害、交通障害、農林水産業への被害も多数発生しているところです。

 自動車モードにおいても、輸送の安全確保について機会あるごとに注意喚起してきたところですが、依然として雪による自動車事故等が発生しています。

 中部管内の運送事業者においては、平成23年1月から平成25年12月25日までの約3年間において、降雪による視界不良及び積雪・凍結による運転操作不能を原因とする衝突事故、車両横転事故や、融雪剤の付着による腐食を原因とする車両故障等、積雪・降雪が影響した重大事故が計28件報告されています。

 つきましては、これからの本格的な降積雪期を迎えるに当たり、次の業態別取組事項を参考に降雪・積雪時における輸送の安全確保に万全を期されるようよろしくお願いします。

○業態別取組事項
・バス     ・ハイタク     ・トラック
・レンタカー     ・バスターミナル     ・自動車道

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