観光カリスマ


 「観光カリスマ」とは、従来型の個性のない観光地が低迷する状況下において、各観光地の魅力を高めるためには、観光振興を成功に導いた人々の類い希な努力に学ぶことが極めて効果が高いと考えられます。
 そこで、各地で観光振興にがんばる人を育てていくため、『観光カリスマ百選』選定委員会(委員長:島田春雄内閣府匿名顧問)では、その先達となる人々を全国から100人選定しました。

観光カリスマ百選


【中部の観光カリスマ】


天谷 光治(あまや みつはる) 福井県大野市 前市長(H16.11.25選定)
「『環境保全と人づくり』歴史に学んだまちづくりのカリスマ」
 城下町の歴史と文化を生かした「まちなか観光」を推進。全国の大野姓の人々による様々な交流や情報の受発信を行う「平成大野屋事業」を展開し、大野市の全国的な知名度アップに取り組んでいる。また、地域住民の自主的なまちづくり活動の契機となる「越前大野平成塾」や「明倫館事業」などの人づくり活動やブナ林の保全施策等の行政版環境保全にも取り組んでいる。

小沢 庄一(おざわ しょういち) 足助観光協会 会長(H15.1.29選定)
「生活文化体験観光(山里版)のカリスマ」
 町並み保存運動の先頭に立ち、生活文化を伝承していくことの重要性を住民に浸透させた。また、「三州足助屋敷」、「福祉センター百年草」という二つの独立採算運営の施設を建設し、山村生活文化伝承と高齢者雇用を同時に実現させた。

櫻井 泰次(さくらい たいじ) 静岡県河津町長(H17.3.18)
「地域活性化に懸ける『花を活かしたまちづくり』のカリスマ」
 「地域の活性化」をテーマに、特に自然=「花」を活かしたまちづくりを主体に、観光立町としての基盤整備施設に取り組んでいる。早咲きの桜として有名になった「河津桜」をはじめ、特色ある花を『多くの皆さんに見てもらいたい』との思いが原点にあり、さまざまな町おこしに取り組んでいる。中でも1991年(平成3年)から始めた「河津桜まつり」は、今では、早春の2月から3月の1ヶ月間に100万人を超える観光客が訪れるイベントに成長させている。

中川 満(なかがわ みつる) 野外博物館合掌造り民家園 元事務局長(H16.2.2選定)
「伝承文化と生活体験を観光資源にするカリスマ」
 世界遺産白川郷(萩町集落)と隣接する「野外博物館民家園」において、村外の新しい視点から、それまでオフシーズンであった「冬期の白川郷」の観光化、古き伝承文化と農村風景の再現、自然観察や農業体験なとのイベントを実践することで、平成14年度に昭和47年開業以来最高の入り込み客数を実現するとともに、村内各施設の運営や住民の観光に対する考え方を変えるなど大きな影響を与え、白川村の魅力を再発見し観光振興等に貢献している。

中山 勝彦(なかやま かつひこ) 日間賀観光ホテル 代表取締役社長(H15.7.4選定)
「漁業を活用した離島観光のカリスマ」
 「見る観光」から「参加する観光」へと変化しつつある観光客のニーズに応え、漁業と観光の融合にいち早く取り組み、さまざまなアイデアを実行に移して、離島ながらも多くの観光客の心をつかむことに成功した。

西下 はつ代(にしした はつよ) 潟uルーベリーオガサ 代表取締役(H16.11.25選定)
「ブルーベリーを活かしてゼロから農業を始め、『観光農園』を創設したカリスマ」
 農業に憧れ、夫の自動車部品製造業の片腕から老後も楽しく働ける農業の世界へ転進し、
観光農園「ブルーベリーの郷」を開園。ゼロから始めた農業を「観光農園」として施設を 充実させる他、苗木の販売、オリジナル商品の開発を行うなど、地域観光の目玉とするとともに、地域の活性化に貢献している。

蓑谷 穆(みのたに たかし) (社)飛騨高山観光協会 会長・高山商工会議所 会頭(H16.2.2選定)
「観光都市を継続的に発展させるカリスマ」
 地域経済における観光産業の重要性に着目し、住民の参画意識を持った観光事業の推進に努め、飛騨高山観光協会の会長に就任し官主導の組織から民主導となる地域密着型の観光協会の運営に改め、社団法人化による民間主導の観光協会を実現させた上で、観光魅力を継続・維持・発展させる取り組みに努めている。

村坂 有造(むらさか ゆうぞう) 拒コ坂印刷 会長(H15.7.4選定)
「『そうば(相場)』を守る伝統が息づくまちのカリスマ」
 まちづくりのリーダーの養成や住民の自覚を高めるためのイベント企画や組織づくりを行うとともに、周りとの調和を大切にし、それを維持しようとする「そうば」という町の伝統を生かし、飛騨の匠の技が息づく伝統的な町並みづくりを主導し、「癒しのふるさと」として集客に成功した。

吉田 修(よしだ おさむ) 農事組合法人伊賀の里モクモク手づくりファーム 専務理事(H15.10.3選任)
「企業的農業経営による地域ブランド、農村交流ネットワーク構築のカリスマ」
 「おいしさと安心の両立」(自然・農業・手づくり)をテーマに、無添加のハム・ウィンナー等の地域ブランドを開発し、農畜産物の手づくり体験や情操教育の場の提供等に取り組み、地域農業と農村文化及び自然環境にとことんこだわることと消費者の組織化を図ることで、消費者と生産者との交流を通じた地域の活性化に貢献している。


山田 桂一郎(やまだ けいいちろう) NPO日本エコツーリズム協会 理事(17.3.18選任)
「世界のトップレベルの観光ノウハウを各地に広めるカリスマ」
 スイス・ツェルマットでの観光局やNOP法人等での、経験、世界各地でのプログラムツアーの実施経験を活かし、日本の各地域において、講座・セミナーの開催による「サービスクオリティ」の向上や、「プロフェッショナル」のツアーガイドの育成、また自立できる組織づくりや地域性を活かした商品開発など地域観光のコンサルタントとして、各地域の観光振興に大きな役割を果たした。



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