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観光による地域振興の推進

 平成28年3月に、政府は今後の観光政策の中長期的な方針となる「明日の日本を支える観光ビジョン」を策定しました。この観光ビジョンでは、2020年までに、訪日外国人旅行者数4000万人、訪日外国人旅行消費額8兆円等の新たな目標を掲げ、「観光先進国」の実現に政府一丸となって取り組むこととされました。

 中部運輸局では、観光ビジョンに掲載された施策を具体的な取組として推進を図り、観光による地域振興を推進しています。

訪日外国人旅行者の拡大

昇龍道PRポスター

昇龍道PRポスター

 平成24年3月より、中華圏からのインバウンドを促進するため、昇龍道プロジェクトを推進しており、近年は、中華圏のみならず、東南アジアや欧米豪各国へターゲットを広げております。

 昇龍道の知名度を向上させ、海外からの誘客を促進するために、メディア招請、旅行会社招請、旅行博出展などを行い、昇龍道をPRしています。


 ※昇龍道プロジェクトとは、中部・北陸9県(富山県、石川県、福井県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県)のエリアを「昇龍道」と命名し、インバウンドを推進するプロジェクトです。

訪日外国人旅行者の受入環境整備

 「明日の日本を支える観光ビジョン」掲載施策の具体化の推進を図り、地域毎に異なる課題解決及び地域の特色を活かした観光振興のための環境を整備をするため、中部地方整備局、大阪航空局とともに、自治体、関係事業者団体等を構成員とする「観光ビジョン推進中部ブロック戦略会議」を運営しております。

 また、消費税免税店の拡大、手ぶら観光の推進、宗教的配慮を必要とする外国人旅行者の対応、観光案内所の案内機能強化、多言語表示など、訪日外国人旅行者の受入環境整備の推進をしております。



    観光ビジョン推進中部ブロック戦略会議の様子

    観光ビジョン推進中部ブロック戦略会議の様子

     受入環境整備の事例

     受入環境整備の事例

魅力ある観光地域づくり

 訪日外国人旅行者及び国内旅行者の訪問及び滞在を増加させるとともに、広域的な周遊観光を促進するため、昇龍道内のDMO及び自治体、関係団体等の多様な関係者と連携し、観光資源の磨き上げの支援をするなど、観光地域づくりに取り組んでいます。


※DMOとは、地域の「稼ぐ力」を引き出し、地域の視点に立った観光地域づくりをする舵取り役として、観光地域づくりの戦略を策定し、実現するための調整機能を備えた法人です。



    観光資源の磨き上げの事例

         観光資源の磨き上げの事例

     観光資源の情報発信の事例(昇龍道WEBサイト)

    観光資源の情報発信の事例
      (昇龍道WEBサイト)

このビジョンで働く人々

※所属、職名、内容などはインタビュー当時のものです。