中部の空港交通カンファレンス2017を開催しました
2017.03.15
〜中部国際空港からのシームレスな移動を考える〜
平成29年3月15日、名古屋市中区丸の内の東建ホール・丸の内において「中部の空港交通カンファレンス2017」を開催しました。
地域の空の玄関口として中部国際空港が将来にわたって安定的に機能をはたすためには、航空需要の着実な取り込みと新たな創出により利用者を増加させ、それに対応したアクセス利便性を向上させることが重要です。
中部国際空港へのアクセスは、鉄道路線のほか名古屋駅をハブとした乗り継ぎによるバスネットワークや、各地と空港を直接結ぶバスアクセスが確保されており、一時期よりは減少したものの貸切バスの需要も一定程度ある中、その利用環境や利用促進等について改善の余地が見られます。
今回のカンファレンスでは空港交通の現状を把握し、課題を抽出するとともに、空港交通の充実に向けた検討により、シームレスな移動の実現に資する方策の共有を目的として、講演・パネルディスカッションを展開しました。
プログラム
開会挨拶 中部運輸局長 鈴木 昭久
基調講演 「空港利用とあわせた交通利用促進について」
上田 大輔 氏(国土交通省総合政策局公共交通政策部参事官)
講 演 「中部国際空港の近況」
中村 治男 氏(中部国際空港株式会社営業推進本部空港営業部長)
パネルディスカッション
小澤 秀彦 氏(名古屋鉄道(株)グループ統括本部事業推進部インバウンド担当課長)
藤田 信昭 氏(名鉄バス(株)取締役運輸本部長兼営業部長)
林 宏明 氏(遠州鉄道(株)運輸業務本部運輸業務部長)
上林 寛和 氏(近畿日本鉄道(株)鉄道本部企画統括部観光・宣伝部長)
藤岡 秀多 氏(ジェットスター・ジャパン(株)取締役常務執行役員)
加藤 富則 氏(愛知県振興部次長)
(オブザーバー)
中村 治男 氏(中部国際空港株式会社営業推進本部空港営業部長)
上田 大輔 氏(国土交通省総合政策局公共交通政策部参事官)
(コーディネーター)
山本 雄吾 氏(名城大学経済学部長)
中部運輸局は、中部圏における空港アクセス対策について、こうした機会を通じて課題の把握・整理に努め、空港交通の充実に向けた取り組みを進めて参ります。