駅ホームにおける安全性向上のための研修会を開催しました
2017.03.22
平成29年3月22日（水）、矢作建設工業㈱鉄道技術研修センター及び名鉄常滑線大江駅構内で「駅ホームにおける安全性向上のための研修会」を開催し、管内鉄軌道事業者駅係員、マニュアル担当者など約50名が受講しました。
今回の研修会は、視覚障害者の方が駅ホームから転落するという事故が相次いだのを受け、視覚障害者の方がより安全に安心して駅等を利用できるように、中部盲導犬協会の協力を得て講演や実演等により、鉄軌道事業者の駅務員が、盲導犬や視覚障害について正しく理解し、適切な誘導案内など、接遇向上を目的として開催しました。
研修会の中では、視覚障害者の方や中部盲導犬協会の担当者から具体的な誘導方法やその際の注意事項、事前の質問事項について講義・回答を受けた後、参加者全員が誘導を体験するなど実技・実演に多くの時間をかけたものとなりました。また、実技・実演後にも改めて質問時間を設け、再確認を行いました。
中部運輸局では今後も公共交通の安全・安心の確保を図っていきたいと考えています。
