2017.06.02

平成29年6月2日、福井市地域交流プラザ（AOSSA）において「地域公共交通勉強会（第１弾）」を行い、県内の自治体・交通事業者等から36名の参加がありました。

今回の勉強会は、誰もが利用しやすい地域に合った公共交通を進めていくために必要となる制度や考え方を共に学び、考えていくことを目的として実施しました。

第一部では、福井工業大学の吉村准教授から「次代を見据えた地域公共交通について」と題してご講演いただき、また、福井工業大学の三寺准教授から「地域公共交通に対する住民の価値認識」と題してご講演いただきました。

第二部では、中部運輸局交通企画課の伊藤課長から「各種制度を活用した持続可能な網（ネットワーク）の形成に向けて」と題し計画策定時のポイントや補助制度について、福井県交通まちづくり課の猪嶋課長から「福井県の交通施策」について、福井県警察本部交通企画課の竹岡調整官から「高齢者の事故防止対策」についてそれぞれ説明していただきました。

また、第二部終了後に、自治体の皆様のお悩みを伺う個別相談会を実施し、4市町が参加してくださいました。

福井運輸支局では、人口減少が進む中、まちづくりのツールとしてバスや鉄道などの地域公共交通を将来どう生かしていくのか、今後とも自治体・交通事業者の皆さんと共に考えて行きたいと思います。