国土交通省 中部運輸局

中部運輸局の活動

「平成30年度 地域公共交通シンポジウム in 中部」を開催しました

2018.11.02

 

平成30年11月2日(木)、東建ホール丸の内(名古屋市中区)において、〜はじまってます!つながる社会 「移動を未来へつなぐ」シンポジウム〜をテーマに、人口減少社会における地域公共交通の問題点を整理しつつ、公共交通にかかわる人々が連携し、つながりあうことで利用者がストレスフリーで効率的な移動を確保するために行っているさまざまな取組から新たな公共交通の姿を考える「地域公共交通シンポジウムin 中部」を開催しました。

当日は、自治体の交通担当者や交通事業者の他、自治体の都市計画担当者、IT業界やシンクタンク等、188人の方にご来場いただきました。

基調講演では、大阪大学特任教授の土井勉氏より「公共交通の役割−まちと人をつなぐ−」と題して、人口減少社会の中での公共交通の役割について具体的な事例を交えながらご講演いただきました。続く講演では、東京大学大学院の藤垣洋平氏より「MaaSでつなぐ未来の公共交通」と題して、MaaSとはどのような考え方なのかを分かりやすく解説していただきました。

パネルディスカッションでは、事業者の枠を超えた運輸施策やダイヤ施策を推進している京都バス株式会社の児玉健氏、自らコミュニティバスのGTFSデータを作成し、オープン化してGoogle検索も可能にした中津川市の柘植良吾氏、利用者にわかりやすい路線図・時刻表の作成などを通じて公共交通利用の難しさ解消に取り組んでいる公共交通利用促進ネットワークの伊藤浩之氏を迎え、それぞれの立場の関係者が「つながる」ことで得られるメリットや解消すべき課題点を議論しました。後半には急遽、東京大学生産技術研究所助教の伊藤昌毅氏が登壇し、公共交通のオープンデータ化の現状について解説していただきました。

当日の講演資料やアンケート結果については、「地域公共交通」のページに掲載していく予定です。また、シンポジウムの様子をYouTube( https://youtu.be/JUnr67m0ToI )にアップしております。当日ご参加出来なかった方、もう一度講演等をお聞きになりたい方は、そちらもぜひご覧下さい。(平成31年2月末まで)

「平成30年度 地域公共交通シンポジウム in 中部」を開催しました

「平成30年度 地域公共交通シンポジウム in 中部」を開催しました

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