国土交通省 中部運輸局

中部運輸局の活動

「旅客船乗組員向けバリアフリー接遇研修」を実施

2019.02.07

〜 旅客船乗組員研修会を鳥羽で開催 〜

平成31年2月6日(水)〜7日(木)東海北陸旅客船協会が主催する「旅客船乗組員研修会」が鳥羽市(伊勢湾フェリー鳥羽ターミナル)で開催されました。(参加84名)

この研修会は、2年に一回、鳥羽市、志摩市、津市等を中心とした三重県内の旅客船乗組員を対象に実施しているものです。

特に今回は、2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催に向けて、高齢者、障害者等が船に乗船する機会に備えて、基本的な心構えを含めた接遇の方法等について理解を深めることにより、スムーズな乗船、快適な船旅を過ごしていただくことを目的としてバリフリ接遇を研修に加え実施しました。

研修は、両日とも同じ内容で2部構成により、午前中の「旅客船の安全運航」では、中部運輸局次席運航労務監理官より船員法第118条の2に基づく旅客船乗組員の安全教育訓練として「非常時の安全確保〜パニックの背景〜」を中心に、午後の「バリアフリー接遇研修〜パーソナルバリアフリー基準でのおもてなし〜」では、NPO法人 伊勢志摩バリアフリーツアーセンター 中村 千枝 氏から「障害者受け入れの心得」や車いすを使った実践的な介助の方法等を講義していただきました。

なお、国土交通省では、平成30年5月に「公共交通事業者に向けたガイドライン」が作成され、鉄軌道、バス、タクシー、旅客船、航空の交通モード別の対応を踏まえた障害者等の移動等円滑化を推進することとしています。

中部運輸局では本研修会の実施に関して協力・支援しています。

「旅客船乗組員向けバリアフリー接遇研修」を実施

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