2019.07.19

中部運輸局は、令和元年7月19日（金）に海洋教育推進の一環として静岡県静岡市の清水港において、静岡市海洋文化都市推進本部の連携のもと、静岡市立千代田小学校3年生155名と教諭ほかを含め総勢166名の参加で海事施設見学会を開催しました。
　「海フェスタしずおか」開催期間中のイベントとして取り組まれ、同小学校は、清水港内の遊覧船に乗り、港内の海事産業施設を海側から見学、静岡市職員の案内のもと、マリーナや停泊して揚げ荷役などを行っている様子を見学、その後バスで移動して、新興津埠頭にある清水コンテナターミナル株式会社に到着しました。
　冒頭、中部運輸局より、清水港にある海事産業の全般的な話と海運の重要性について講話を行い、引き続き、清水コンテナターミナル株式会社の担当者から「清水港ってどんなとこ？」の資料映像を使った学習が行われました。その後、子どもたちは提示された内容に沿って眼下に広がるターミナル施設の全貌を興奮気味に見学していました。
　また、見学した室内にはレゴブロックで製作されたコンテナターミナル施設のミニチュアや、船の展示物などもあり、いろんな展示物を見たり聞いたりするほか、学習したことを熱心にノートにメモを取っていました。
　会場には、コンテナをつり上げるスプレッダー装置の持ち上げ体験もあり、つり上げの仕組みを学習しました。「ガントリークレーンの運転者になるんだ」なんて声が聞こえてきそうなにぎやかな見学会となりました。

　来年度は海洋教育の充実を含んだ新学習指導要領がスタートします。中部運輸局では、引き続き海洋教育の充実・推進に向けて学校教育の支援をしてまいります。