(※1) | 8世紀初頭に編纂(へんさん)された「古事記」や「日本書紀」をはじめとする古典に記された神話のことです。その中に登場してくる神様の中で、天照大御神(あまてらすおおみかみ)、須佐之男命(すさのおのみこと)、天鈿女命(あめのうずめのみこと)などは神楽の演目の主人公となることもあります。 |
(※2) | 「神楽団」や「社」と呼ばれています。通常、構成員は別の本業に従事しながらその合間をぬって稽古を行い完成度の高い演舞を披露しています。 |
(※3) | 神楽でかかすことが出来ないのが奏楽です。奏楽の種類としては大太鼓・小太鼓・横笛・銅拍子(手打ち鉦)があり、中でも欠かせないのが太鼓です。神楽には楽譜がないため、他の演奏者は大太鼓の流れに合わせて演奏をすることが多く、舞い手との阿吽の呼吸も要求される奏者は日頃の鍛錬と熟練の技術が求められます。
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(※4) | 神楽の要素として舞い手が舞台上に一部終始登場していることが挙げられます。それぞれの演目により舞い手のお面・衣装が異なります。演舞によりますが、時には華麗に、時には激しい動きで舞い、多くの観客を魅了します。舞い手の中には「追っかけ」が存在するほどの人気スターもいます。神楽が「日本のオペラ」とも称されるゆえんです。
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