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訪日外国人の都市間バスによる円滑な広域移動に関する調査等業務印刷用ページ

 北海道における都市間バスの現状は、札幌市を中心とした放射状の路線が主要ルートとなっており、札幌市以外の中核都市(旭川市や函館市、帯広市、北見市など)等を結ぶルートは少ない状況である。
 国内有数の積雪寒冷地であり、広域分散型の特性を有している北海道においては、都市間バスによる円滑な広域移動のサービス向上を図り、複数の公共交通サービスを充実させることにより、冬期を含めた安全・安心で円滑な公共交通体系を構築する必要がある。
 このような環境のなか、道内で運行している都市間バスの交通事業者は18社で、ほとんどの路線が共同運行であり、さらに路線毎に共同運行している交通事業者が異なるという複雑な運行形態となっている。
 そのため、1社単独では広域的な移動のサービスを提供できない状況であり、都市間バスの円滑化やサービス向上を図るためのシステム構築が課題となっている。
 また、来年3月の北海道新幹線新青森〜新函館北斗間の開業に対応する二次交通の充実の必要性のほか、近年増加が著しい訪日外国人観光客への対応として、今年6月に開催した「訪日外国人旅行者2,000万人の受入に向けた北海道ブロック連絡会」でも「都市間バスの利便性向上」について指摘を受けており、インバウンド観光の面からも、今年度に都市間バスの利用促進策を検討し、次年度以降に早期に利用促進策を実現していく必要がある。
 本業務では、訪日外国人の都市間バスの利便性向上を図るため、都市間バス間の連携や移動円滑化に資する周遊パス導入の可能性を調査し、新たな顧客の獲得による都市間バスの利用率向上とその有効性・必要性・課題等について整理することを目的とする。

訪日外国人の都市間バスによる円滑な広域移動に関する調査等業務

概要報告書

地域公共交通

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