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第196号(平成29年11月30日発行)

 「目次」件名をクリックすると、それぞれの記事に移動します。
 ○物流の仕事といえばトラック運転手?大学生が自分の目で確かめました
 〜物流施設見学会・就職説明会 in 苫小牧港〜
 ○フェリー船内見学・海事講座を開催
 〜先生を対象とした海事講座は北海道初〜
 ○改正旅行業法施行に向けた説明会を開催
 
 ○編集後記


物流の仕事といえばトラック運転手?大学生が自分の目で確かめました
〜物流施設見学会・就職説明会 in 苫小牧港〜


 苫小牧海事事務所

参加された皆様


 国内向け取扱貨物量が日本一で国内屈指の物流拠点である苫小牧港において、国民生活と切っても切れない物流を正しく理解し、また、物流企業を就職先の候補の一つとしてもらうことを目的とした「物流施設見学会・就職説明会」を11月4日(土)に開催し、主に大学生を対象として大学の就職担当職員、物流企業社員など約30人の方々に参加していただきました。


現場見学の前の講義の様子


 始めに「物流と私たちの生活のつながりとは」と題して北海商科大学大学院 相浦 宣徳 教授より物流の基礎について講義をいただいたほか、本企画の協力企業である苫小牧埠頭(株)の担当部長より会社・事業概要の説明などがありました。


倉庫内で苫小牧埠頭社員の説明を
受ける参加者


 物流の基礎知識を学んだ参加者は、流通において重要な過程の一つである倉庫施設(苫小牧埠頭(株)所有)に場所を変え、同社現場担当者から倉庫業の役割の説明、実機が使用されての入出庫作業の現場、更にはオフィスにおいて倉庫寄託物の入出庫管理システムの説明を受けるなど現場部門と事務部門がどのように関連しているかを学びました。






 午後の部では、もし物流企業に就職したら、どのような業務を行い、どのようなライフスタイルになるかなど、就活の上でも参考になる内容を聞ける時間を設けました。
 そこでは、苫小牧埠頭(株)より会社の福利厚生や社員の一日のスケジュールなどを説明するとともに、学生の方々は疑問点などがあれば直接社員に生の声を聞けるよう質疑応答を行いました。
 最初は、みなさん緊張していましたが、少しずつ積極的に質問をするようになりました。


コンテナ貨物のデバン作業
(コンテナから貨物を取り出す作業)を見学

コンテナ貨物の積卸し作業を見学

ランプウェイを渡りRORO船を
見学する参加者


 船内見学では、近海郵船(株)の協力の元、RORO船「ひだか」(苫小牧〜敦賀航路)の見学を行いました。
 シャシーが積み込まれる車両甲板やブリッジ内部の見学を通じて、スケールの大きさ、船の役割を学びました。

 参加者からは、「物流の大切さがよくわかり、物流業界の仕事はやりがいがあると感じた」「現場見学が多く、実際に働いているところを見られるのが他のインターシップにはあまりない点。今後もこのような企画に参加したい」など、いずれも満足感のある声が聞かれました。

 苫小牧海事事務所としてはこのような見学会を通じて、物流・海事産業における人材確保・育成の推進を目的とした事業展開を今後も継続して進めてまいります。

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フェリー船内見学・海事講座を開催
〜先生を対象とした海事講座は北海道初〜



 旭川運輸支局 稚内庁舎

海事講座の様子


 10月27日(金)に北海道旅客船協会と共催し、ハートランドフェリー(株)協力のもと、「船員の仕事に対する理解を深め、進路指導のアドバイスに役立てていただくこと」を目的に、稚内市内中学校の先生を対象とした船内見学会・海事講座を開催しました。
 平日午後の開催となりましたが、忙しい中、市内4校の中学校から1名ずつの計4名の先生が参加されました。


ブリッジ見学の様子


 旭川運輸支局 永井次長のあいさつ後、ヘルメット、軍手を着用し「ボレアース宗谷」へ乗り込みました。
 見学ルートは、ブリッジ、機関室、船員居住区、車両甲板の順番です。
 まずは、ブリッジ。船長、二等航海士より航路、レーダーの説明を受けました。レーダーは2種類あり、霧などの条件でも他船が確認できるとの説明を受けていました。
 次に機関室です。エンジン音は響いていましたが、コントロールルームでは、十分会話ができるレベルです。機関長より機関部の仕事の説明を受けました。使用する燃料の種類や量、エンジン音の中での意思疎通の方法等の説明がありました。
 次に向かったのは船員居住区です。一人一人に与えられている個室や、専用の食堂を見学しました。
 最後の車両甲板では、実際に車両の積み込み、固縛の様子を見学しました。
 船内見学はこれで終了。
 次はフェリーターミナル内会議室へ場所を変え、海事講座へ移りました。


機関室見学の様子

食堂見学の様子

車両甲板見学の様子


 海事講座の第一部は、北海道運輸局海事振興部旅客・船舶産業課 鎌田課長より、日本における海運の重要性、船員不足の現状と若い世代の船員育成の取組、北海道運輸局が行っている取組や今後の計画が説明されました。


ハートランドフェリー(株)稚内支店
杉本海務部長よりの
海事講座 第二部の様子


 続いて第二部は、ハートランドフェリー 株式会社 稚内支店 杉本海務部長より船員の労働条件を中心に給料、休暇、労働時間、福利厚生などの説明があり、船員には、朝・昼・晩の3食が提供されることや、作業服、ヘルメット、安全靴などが支給されていることが説明されました。
 先生方からは、季節雇用者の再雇用について、職員の転勤について、女性船員の雇用についてなどの質問がありました。

 最後に北海道旅客船協会 市村専務理事より参加のお礼があり、終了となりました。




 参加者アンケートによると、業務内容の一覧表や映像もあると良かった。自分の持っていたイメージとは異なり非常に身になる講座でした。こういった活動を是非続けていただきたい。生徒たちにも参加させたい。などの意見がありました。

 将来、船員を目指す子供たちが増えることを期待しながら、今後も見学会や講座を続けて行きたいと思います。

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改正旅行業法施行に向けた説明会を開催


 観光部 観光企画課


 「通訳案内士法及び旅行業法の一部を改正する法律」が平成30年1月4日に施行されます。
 施行日以降は、いわゆるランドオペレーターの業務(旅行サービス手配業)を行うためには、各都道府県での登録を受けていることが必要となります。
 また、体験・交流型旅行商品の企画・販売の促進のため、旅行業務取扱管理者に係る制度等が一部緩和されます。


改正旅行業法施行に向けた説明会の様子


 北海道運輸局では、改正旅行業法の施行に先立ち11月2日(木)に観光庁による説明会を開催し、旅行業者、バス・タクシー事業者、行政書士等79名にご参加いただきました。

 冒頭、観光庁観光産業課の近藤旅行業務適正化指導官から今回の改正の背景及び目的について説明がございました。
 今回の改正は、
@平成28年1月15日に発生した軽井沢スキーバス事故に見られるようなランドオペレーターへの旅行手配丸投げによる安全性低下、キックバックを前提としたランドオペレーターによる土産物店への連れ回し等の実態があることを背景とした、旅行の安全や取引の公正の確保
A地域体験・交流型旅行商品に対するニーズの高まりによる、地域における受入環境整備
を目的としているとのことでした。

 つづいて同課 荒井係長からは、旅行サービス手配業、地域限定旅行業務取扱管理者等の詳細に関して説明がありました。
 旅行サービス手配業については、旅行の安全を制度的に確保するため、
@取引の公正等を確保するために必要な事項の管理・監督を行う管理者の選任の義務付け
A旅行業者・サービス提供者双方に対し契約内容に関する書面の交付の義務付けを行う
とのことでした。
 さらに、ホテル・旅館による地域体験・交流型旅行商品の企画・販売を促すため、地域限定旅行業務取扱管理者の新設や1名の旅行業務取扱管理者による複数営業所兼務の解禁をするとのことでした。

 説明終了後に設けられました質疑応答の時間では多くの質問が寄せられ、今回の法改正が関心度の高いものであることがうかがえました。

 旅行サービス手配業の登録申請先は各都道府県となります。
 申請に際しましてご不明な点がございましたら下記までお問い合わせください。

 申請先:北海道経済部観光局観光戦略グループ
 TEL  :011-204-5302

 当日の説明会資料につきましては、こちら(観光庁HP)をご覧ください。

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編集後記

 総務部 広報対策官
                   

    ☆今月も最後までお付き合い頂きありがとうございました。
    ☆本号では、物流や海事関係施設の見学会・講座等について紹介させていただきま
     したが、ひとりでも多くの方に興味を持っていただければと思います。
    ☆11月降雪量も例年より大幅に多いようで路面凍結も目立ってきました。これから
     年末を迎え外出の機会も増えると思いますが、皆さん事故等には十分ご注意ください。