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第192号(平成29年7月31日発行)

船上から映る白鳥大橋や工業群の輝き


 「目次」件名をクリックすると、それぞれの記事に移動します。
 ○「現場へGO!」 未来を担う大学生がくらしを支える物流を体感
  〜物流企業現場見学会を実施〜
 ○「海の日」特集
  ・船からの室蘭夜景を堪能
  〜室蘭港夜景クルーズ体験乗船会を実施しました〜
  ・苫小牧港内パトロール、在港船の訪船慰問を実施

  ・釧路港の港湾関係者による海岸清掃を実施

  ・根室地区「海のフェスティバル」を実施

  ・小学生対象に、海事講座及び稚内〜利尻島往復のフェリー体験航海を実施

  ・平成29年度海事功労者等表彰式を全道各地で挙行

 ○「めざせ!海技者セミナー in さっぽろ」を開催

 ○編集後記


「現場へGO!」 未来を担う大学生がくらしを支える物流を体感
  〜物流企業現場見学会を実施〜


 交通政策部 環境・物流課

参加した学生と企業関係者の皆様

 既に多くの産業で人口減少・少子高齢化の影響により「労働力不足」が顕在化しつつあるなか、物流分野においても労働力の確保が課題となっております。北海道運輸局では物流現場の見学を通じ、物流の社会的意義や正しい物流イメージの発信を行い、物流産業における人材確保・育成の推進を目的とした事業展開として、昨年12月に引き続き7月8日(土)に「物流企業現場見学会」を実施しました。

 当日は、大学生や学校・関係者等約30人が参加し、今回テーマとした「物流効率化」の観点から、そこに携わる物流関係企業各社の施設等を見学しました。

大創産業北海道RDC内を見学する様子

 まず、100円ショップ「ダイソー」を国内外で展開する(株)大創産業の集配拠点である北海道RDCにて、配送の効率化や折りたたみコンテナを利用した資源節約等、独自の物流システムの取組等を学びました。
 続いて、スーパーマーケット等が入居する商業施設キャポ大谷地では、商品が消費者の手元に渡る物流の最終拠点を見学、昼食時には、物流企業の担当者から物流効率化に資するための様々な取組についての説明を受けました。
 そして、日本貨物鉄道(株)札幌貨物ターミナルでは、機関車への添乗やシミュレーターによる模擬運転体験から車両整備やコンテナ入出庫管理システムに至るまで、担当者の説明も交えて鉄道貨物輸送について学びました。

 参加者からは、「効率よく輸送するための手段がよくわかった。」「モノの生産から店舗に届くまでの流れを目で見ることができてよかった。」「普段あたりまえに物がある、物が届くが、そのためにどのように物流という仕事が行われているのかがわかった。」などの感想がありました。

 北海道運輸局としましては、今後も引き続き見学会等を通じて正しい物流イメージを発信し、物流産業における人材確保の推進に向けた取組を継続してまいります。

 最後に、本見学会の開催にあたりご協力いただきました各企業の皆様にはこの場をお借りして御礼申し上げます。

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「海の日」とは



 日本は、四面を海に囲まれた海洋国で、はるか昔から外国からの文化の伝来をはじめ、人の往来や物の輸送、産業、生活などの各分野にわたって、海に深くかかわってきました。昨今、ウォーターフロントが開発・整備され、マリンレジャーが広く普及するなど、海を利用する機会が多様化しましたが、一方で地球環境の保全という観点から特に海の役割が一層高まっており、海洋汚染防止などの必要性が一層高まっています。
 このような海の重要性にかんがみ、国民の祝日「海の日」を設けようと国民運動が大いに盛り上がり、その結果、平成8(1996)年から「海の恩恵に感謝し、海洋国日本の繁栄を願う日」として7月20日が国民の祝日「海の日」として制定され、さらに平成13(2001)年6月、「国民の祝日に関する法律の一部を改正する法律」が成立したことにより、「海の日」は平成15(2003)年から7月の第三月曜日となり、三連休化されております。
 なお、今年(平成29(2017)年)の「海の日」7月17日(月)となっております。

 また、「海の日」の三連休化を契機に、「海の日」本来の意義が失われることなく、三連休化がより有効に活用されるよう環境づくりを進めていくこととし、広く国民の皆様に「海」に対する理解と認識を高めていただくために、7月1日から31日までを「海の月間」としております。
 ここでは、北海道運輸局が、関係省庁・地方公共団体・海事関係団体等の協力を得て実施した全道各地のイベントをご紹介いたします。

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船からの室蘭夜景を堪能
  〜室蘭港夜景クルーズ体験乗船会を実施しました〜


 室蘭運輸支局


「ライジングドラゴン」からの室蘭港の夜景


 「夜景は全体を通じてきれいだった」
 「白鳥大橋の下からの眺めは素晴らしかった」
 ライジング・ドラゴンによるクルーズを終えた参加者からはこんな感想が聞かれました。

 去る7月6日(木)、北海道運輸局室蘭運輸支局と室蘭港海の日会では海の月間行事の一環として「室蘭港夜景クルーズ体験乗船会」を実施、78通138名の応募の中から選ばれた室蘭市、登別市、伊達市にお住まいの市民の方30名をご招待しました。
近年、日本の「八大工場夜景」の1つと言われている「室蘭市の工場夜景」へのクルーズ人気が高まっているなか企画したこの体験乗船会は今年で2回目となります。

乗船の様子

 19:30、「ライジングドラゴン」は、まだ夕日が残る室蘭港を出港。
 当日は、室蘭としては珍しく風もなく、好天にも恵まれるなど夜景クルーズには申し分のないコンディションで、参加者は心地よい風を感じながら、船上から映る白鳥大橋、測量山やJXTGエネルギーなど工場群の輝きをカメラに収めたり、指を差しながら歓談したりと約1時間のクルーズを楽んでいました。
 参加者の中には、「意外と揺れない。もっと揺れて欲しい!!」という強者もいて、普段なかなか見る機会の少ない船上からの室蘭夜景をそれぞれに堪能していました。
 ちなみに工場からのライトアップは「保安」を目的に点灯されています。

 室蘭市は、工業都市として発展してきた「ものづくりのまち」です。
 天然の良港として栄えた室蘭港を取り囲むようにして立ち並ぶそれら工場群の明かりと白鳥大橋のライトアップが水面ともマッチして、船からの眺めは宝石をちりばめたように美しく見事な情景です。
 参加された皆さんは、今回の体験乗船会を通じて地元の自然や環境を肌で感じるとともに、自分たちが住む町の素晴らしさを再発見していただいたのではないかと思います。


白鳥大橋

黒百合咲く大黒島


 祝日「海の日」を契機とした海の月間では、改めて海の恩恵に感謝するとともに私たちが海に親しむため各種行事を実施していますが、このような一般市民の方々に興味や関心を持ってもらえるようなイベントも重要であり、引き続き開催していきたいと思います。

(注)八大工業夜景
 北海道室蘭市、千葉県千葉市、神奈川県川崎市、静岡県富士市、三重県四日市市、兵庫県尼崎市、山口県周南市、福岡県北九州市の8都市

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苫小牧港内パトロール、在港船の訪船慰問を実施



 苫小牧海事事務所

「一日港長」のハスカップレディーを乗せ、港内パトロールに出発!!


 官民の港湾関係者で組織する海の月間苫小牧地区実行委員会は、平成29年7月14日、苫小牧港に在港している日本籍船舶を対象に、「海の日」記念行事の在港船訪船慰問を行いました。

乗組員へ花束・記念品贈呈

 この日、苫小牧港には、西港及び東港に日本籍船舶が18隻在港していたため、訪船班を5班に分けて訪船慰問を行い、接岸中の本船に対して花束と記念品を贈呈しました。

「一日船長」、「一日港長」に
任命されたハスカップレディー

 また、当日は、訪船慰問に先立ち、巡視艇係留桟橋前にて苫小牧海上保安署によるハスカップレディー(=苫小牧市の観光親善大使)への「一日港長」、「一日船長」の任命式が行われました。
 任命式の後、「一日港長」・「一日船長」となったハスカップレディーは、苫小牧海上保安署所属巡視艇「りゅうせい(125トン)」及び室蘭開発建設部所属港湾業務艇「はやぶさ(19トン)」に分乗し、約30分間、西港内をパトロールしながら港内の船舶へ安全を呼びかけました。


 苫小牧港は、道内の経済や暮らしを支える重要な港。
 港内の安全と船舶の安全運航を願っています。


 最後に、「一日港長」・「一日船長」を勤められたハスカップレディーよりメッセージをいただきました。

 ・船の運航、作業は安全第一を心がけましょう。
 ・また、交通ルールを遵守し、事故のないようにしてください。

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釧路港の港湾関係者による海岸清掃を実施


 釧路運輸支局


ゴミ拾いの様子


 7月4日(火)、釧路海の月間実行委員会(事務局:北海道運輸局釧路運輸支局・三ッ輪運輸(株))主催による「海の月間」行事の一つでもある「海岸清掃」を釧路港西港区第4埠頭近接の海岸において実施しました。

大量のゴミ

 参加者は例年150名程の会員で実施していますが、今年は約200名もの会員が参加し、毎年毎年、大量のゴミを回収し、「もうゴミは無いはず」のはずが、今年もタバコの吸い殻や空き缶・ペットボトルなど約1.6トンを回収。中には、テレビ・冷蔵庫などの不法投棄の粗大ゴミもありました。






 今後においても、海の恩恵への感謝と海事思想の普及を通し、海を守っていかなければならないと実感しました。

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根室地区「海のフェスティバル」を実施


 釧路運輸支局


「海のフェスティバル」の様子


 7月16日(日)、根室港海の日の会(事務局:北海道運輸局釧路運輸支局・根室漁業協同組合)主催による「海の月間」行事の一つでもある「海のフェスティバル」を根室漁業協同組合上屋において実施しました。
 当日は、天候も良く家族連れや友人同士など大勢の入場者が訪れ、準備したアンケート250名分が、お昼には全て記入され大成功となりました。
 このフェスティバルを通じて、改めて「海」のことを考え、親しんでもらえるように「海の日」ロゴマークのうちわや海の日関連グッズの配付を行い、海事思想の普及を行いました。

 また、フェスティバル終了後には、港湾関係者等の協力を得て、港湾清掃も併せて実施して終了しました。

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小学生対象に、海事講座及び稚内〜利尻島往復のフェリー体験航海を実施


 旭川運輸支局 稚内庁舎

元気に参加してくれた小学生


 7月9日(土)、稚内港海の月間実行委員会と旭川運輸支局が共催して、稚内市内の小学生を対象に稚内〜利尻島間のフェリー体験航海を実施し、稚内市立中央小学校及び増幌小学校の児童合計20名が参加しました。
 この体験航海は、若年内航船員確保推進事業の一環として、小学生世代に海上交通の役割への理解を深めてもらうとともに、船員の仕事への興味をもってもらうことで、内航船員の高齢化による将来的な船員不足の解消を目的としております。

甲板で利尻島を背景に記念撮影

 まず、稚内港フェリーターミナルで海や船、船員についてのお勉強として海事講座を行い、その後、利尻島に向けハートランドフェリー(株)の「フィルイーズ宗谷」に乗り込みました。
 当日は風が強く、船体も少し揺れていましたが、参加した児童たちは元気に船内を見て回っていました。また、出港当初は濃い霧に覆われていましたが、利尻島付近は運良く快晴で利尻富士もよく見渡すことができたことから、甲板に出て見入っていました。

船橋見学の様子

 利尻島鴛泊(おしどまり)港に到着すると、利尻富士町のマスコット「りっぷくん」「りっぷちゃん」が出迎えてくれて、子どもたちは大はしゃぎでした。
 その後、利尻島内を見学し、姫沼、オタトマリ沼や仙法志御崎公園などを回った他、利尻町立博物館では、学芸員から海の生き物について貴重な標本を交えたお話があり、児童たちは熱心に耳を傾けていました。

 帰りの稚内港行きの便では、普段は立ち入る事の出来ない船橋見学を実施しました。船橋ではレーダーなどの航海機器についての詳しい説明を受けた後、船長の制服・制帽を着用した写真撮影も行いました。


海事講座の様子

利尻町立博物館での
学芸員による海の生き物のお話


 将来船員になりたい人、と聞くと半数以上の児童が手を上げるなど、船員という仕事への興味が増したものと思います。
 最後に、ご協力いただいた関係者の方々には、この場を借りて心よりお礼申し上げます。

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平成29年度海事功労者等表彰式を全道各地で挙行


 総務部 総務課

表彰状授与(小樽地区)


 海事功労者等表彰は、海事関係事業等でご活躍されてこられた方や海をきれいにするための港内、海浜等の美化活動に貢献された方、海難防止の取組に尽力をされてこられた方等に対して、各分野でのご功績に敬意を表し、国民の祝日の「海の日」にあわせて授与しているものです。

 全道各地で表彰式を挙行し、北海道運輸局関係では、
 小樽地区では、7月18日(火)に小樽地方合同庁舎において北海道運輸局長表彰を10名
 室蘭地区では、7月18日(火)にホテルセピアス花壇において北海道運輸局長表彰を4名
 苫小牧地区では、7月18日(火)にグランドホテルニュー王子において国土交通大臣表彰を1名北海道運輸局長表彰を11名
 釧路地区では、7月18日(火)に釧路センチュリーキャッスルホテルにおいて国土交通大臣表彰を1名北海道運輸局長表彰を4名
 稚内地区では、7月18日(火)に稚内水産ビルにおいて国土交通大臣表彰を1名北海道運輸局長表彰を3名
 根室地区では、7月20日(木)に根室商工会館において北海道運輸局長表彰を2名
 函館地区では、7月24日(月)に五島軒において北海道運輸局長表彰を1名
を表彰いたしました(留萌地区においても、北海道運輸局関係の該当者はおりませんが、7月28日(金)に留萌市海のふるさと館において表彰式を挙行しております)。

 受賞された皆様の益々のご活躍とご健勝、ならびに業界の益々のご発展をお祈り申し上げます。


受賞された皆様(小樽地区)

受賞された皆様(稚内地区)

表彰状授与(函館地区)

受賞者よりの謝辞(函館地区)
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「めざせ!海技者セミナー in さっぽろ」を開催


 海事振興部 船員労政課

企業からの説明に熱心に耳を傾ける学生

 7月11日(火)、札幌プリンスホテル国際館パミールにおいて「めざせ!海技者セミナー in さっぽろ」を開催しました。
 このセミナーは、船員教育機関及び水産系高校等の学生のほか、船員として就職を希望する方の雇用促進を図ることを目的に、海運事業者による企業説明・就職面接会を実施しており、今年度で10回目の開催となります。

 今回のセミナーは、参加企業28社、参加者103名となり、昨年とほぼ同規模でしたが、説明・面接回数は昨年を上回る254件となりました。
 各企業ブースでは、船員を希望する学生たちが担当者に色々と熱心に質問するなど、真剣な眼差しで話を聞いていました。

 参加者からは、『船会社の方に直接話を聞く機会が少ないので大変参考になった。』、『就職面接を受けたいと考えていた企業が参加していたので、直接仕事の話が聞けて良かった。』との声がありました。
 一方、企業からも『今の学生の意識、望む事が分かって参考になった。』、『生徒が希望している会社に話を聞きに来るので(自社が希望されているのが分かったので)具体的な説明がしやすかった。』との話がありました。

 北海道運輸局では、今後も企業、求職者・学生の縁作り、就労支援の取組みとして、継続して開催したいと思います。

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編集後記

 総務部 広報対策官
                   

    ☆今月も最後までお付き合い頂きありがとうございました。
    ☆札幌大通公園では恒例のビアガーデンも開幕しましたが、その前に12日間連続
     真夏日となるなど、北海道は既に猛暑といったところです。
    ☆一方で、中旬以降には大雨による冠水や土砂崩れなどの被害もございました。
     本号では、「海の日」特集として、道内各地でのイベントを紹介させて頂きましたが、
     「マリンフェスタ」など天候による一部中止もありました。
     来場を予定されていたり、途中で帰られた皆様には、ご不便をおかけいたしましたが、
     ご理解を頂き感謝申し上げます。