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第206号(平成30年8月31日発行)

 「目次」件名をクリックすると、それぞれの記事に移動します。

 ○大 豪太(おおたか ごうた)新北海道運輸局長 就任記者会見を開催

 ○身近なバリアフリー・ユニバーサルデザインを考える
  〜中富良野町高齢者大学でバリアフリー教室を開催〜
 ○遵守事項、守ってますか?
  〜小型船舶安全確保対策の現地パトロールを実施〜
 ○編集後記



大北海道運輸局長就任記者会見を開催


 総務部 広報対策官

就任挨拶を行う大運輸局長

 平成30年8月9日(木)16:00から札幌第二合同庁舎において、7月31日付けで異動のあった、大豪太新北海道運輸局長の就任記者会見を開催し、報道関係者17社19名の参加がありました。
 就任挨拶(要旨)は以下のとおりです。


 7月31日付けで北海道運輸局長を拝命いたしました。
 北海道で勤務した経験はございませんが、学生の頃原動機自転車で10日間旅行したことがあり、そのとき出会った方々が親切で、いろいろな方を受け入れる懐の深い土地であるという印象を持っています。

 運輸局では交通、観光を所管しているところ、安全安心な市民の暮らしを支える上で重要な業務であるとともに、地域経済の活性化及び地域創生を図る上でも大切な要素であります。
 具体的な取組として、三点申し上げます。

 一点目は、観光です。
 政府全体の目標として、2020年までに訪日外国人旅行者数を4,000万人、消費額を8兆円にするとしています。
 北海道におきましても、順調に外国人旅行者数は増えており、近年は高い伸びを示しています。
 従来北海道観光の魅力を発信する際、スノー(雪)、ドライブ、食の三つのブランドを中心として参りましたが、これからはアドベンチャートラベルという新しいブランドも育成して参りたい。

 二点目は、地域公共交通です。
 北海道においては、高齢化・人口減少が進み地域公共交通ネットワークが維持できない、物流サービスが維持できないという心配がある中、ネットワークの再編や貨客混載(バスに貨物を積載または、トラックに旅客を乗車させる)の導入など工夫して取り組んで参りたい。

 最後に安全・安心の確保です。
 安全・安心の確保というのは、運輸行政に携わるものにとって最も重要なものであります。
 北海道運輸局としては、交通事業者に対して適切かつ効率的な監査を実施するとともに、自動車の整備・検査を通じて安全・安心な交通体系を構築して参りたい。

 以上、三点を中心に申し上げましたが、全力を挙げて取り組んで参りますので、どうぞよろしくお願いします。

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身近なバリアフリー・ユニバーサルデザインを考える
〜中富良野町高齢者大学でバリアフリー教室を開催〜

 交通政策部 消費者行政・情報課

 北海道運輸局では、高齢者や障がい者等に対する基礎知識を学び、車いすや視覚障がい者の擬似・介助体験等を通じて、「心のバリアフリー」の大切さを学んでいただくため、道内各地でバリアフリー教室を開催しております。

会場の様子

 7月26日には、中富良野町高齢者大学「銀嶺大学」の受講生を対象に、出前講座によるバリアフリー教室を開催しました。今回は、身のまわりの生活環境やバリアフリーの現状について、関心が高いという受講生の方々の要望を受けて、身近なバリアフリーやユニバーサルデザインを考えることを目的に講演させて頂きました。

 一般的にバリアフリーとは、高齢者・障がい者等が生活していく上で、障壁(バリア)となるものを、除去(フリー)することです。段差などの物理的なこと、特に必要ではないにも関わらず、介助者の同行を求めるなどの制度的なこと、周りの人の無理解・無関心、マナー違反などの心理的なこと、案内表示が無い、緊急アナウンスが聞こえないなどの情報に関することなど、すべての障壁を除去する考え方です。
 また、ユニバーサルデザインとは、「どこでも、誰でも、自由に、使いやすく」 という理念のもと、あらかじめ、障害の有無、年齢、性別、人種等にかかわらず、多様な人々が利用しやすいよう、都市や生活環境をデザインする考え方です。

 シャンプーの容器にギザギザ状の「きざみ」がついているのをご存知でしょうか?このきざみは、触っただけでシャンプーとリンスを区別できるようにつけられたもので、目の不自由な方だけでなく、目をつぶって髪を洗う時に誰でも区別がつきます。業界でも統一され、現在ではほとんどのシャンプーにこの「きざみ」がつくようになりました。

講演の様子

 このように、施設や交通機関も、以前に比べて、バリアフリーやユニバーサルデザインの考え方が進んできておりますが、バリアと感じる箇所もまだまだ多く、例えば、道路の段差を無くすためには時間とお金が掛かりますが、周りの方が 「何かお手伝いできることはありませんか」 と声を掛けて協力しながら段差を越えることは、今からでもすぐに始められます。高齢者や障がい者などへの理解を深め、困っている方がいたら積極的に声を掛けること、それが「心のバリアフリー」です。



 皆さんは視覚障がい者誘導用ブロックの上に違法駐輪をしていませんか?せっかくハード面の整備が進んでも、マナーやモラルが欠如していると、高齢者や障がい者等を危険に晒すことになります。まずはルールやマナーを守ることから「心のバリアフリー」を始めましょう。

 北海道運輸局は、障害の有無にかかわらず、女性も男性も、高齢者も若者も、すべての人がお互いの人権や尊厳を大切にし、支え合い、誰もが生き生きとした人生を享受することのできる共生社会を実現するため、引き続き「心のバリアフリー」の推進を行ってまいります。

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遵守事項、守ってますか?
〜小型船舶安全確保対策の現地パトロールを実施〜

 海上安全環境部 船員労働環境・海技資格課

 我が国の周辺では、毎年約2,000隻の船舶事故が発生しており、その7割超が小型船舶によるものです。また、北海道内においては、事故の約8割がプレジャーボートや漁船によるものであり、事故の傾向としては、見張り不十分や整備不良等の人為的要因と考えられる衝突や転覆、機関故障が多くなっています。

 北海道運輸局では、海上保安部、北海道警察、北海道庁及び関係市町村と合同で7〜8月のレジャーシーズンを中心に小型船舶を対象とした海浜、湖水等でのパトロール活動を実施しました。

 パトロールは、水上オートバイの操縦者に対して、

パトロールの様子

・適切な小型船舶の免許を所持しているか
・ライフジャケットを着用しているか
・酒酔い等操縦をしていないか
・危険操縦はしていないか
・免許者が自分で操縦しているか
・発航前の検査を行い、後方確認等の適切な
 見張りを実施しているか
・船舶検査を受検しているか

 について、一人一人声かけにより実施いたしました。


 パトロールは、毎年実施しているため、水上オートバイを楽しまれている常連さんの中には「今年も来たのかい」と声をかけてこられる方もいらっしゃいました。 常連のみなさんは、法令を守り、適切に実施していただいておりました。

湖畔に浮かぶ水上オートバイ


 北海道のマリンレジャーのシーズンは、7月〜8月までと本州から比べると短いです。この短期間の水面でのひとときに、いったん事故等が起こってしまえば一瞬で楽しいひとときが悲しみに変わります。
小型船舶の免許をもっている方が、小型船舶の遵守事項を守らなかったことによって、あとで後悔するようなことはあってはならない。そのような想いで法令遵守を周知すべくこれからも活動を続けて参ります。



 また、国土交通省では関係法令を改正し、平成30年2月からすべての小型船舶の乗船者にライフジャケットの着用を義務化しております。 詳細は、 こちらをご覧下さい。

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編集後記

 総務部 広報対策官
                   

     北海道運輸局に隣接する札幌大通公園にて開催されていた「福祉協賛さっぽろ大通ビアガーデン」が8月15日に閉幕しました。
     開催期間中の27日間で消費されたビールの消費量は約40万リットル、観客数は約106万人だったそうです。後半は天候に恵まれなかったにもかかわらず、どちらも前年を上回る数字でした。当局の職員も各会場にお邪魔したのではと思います。福祉増進の一助になれば幸いです。

     さて、9月10月は「自動車点検整備推進運動」が全国展開され、自動車ユーザーに適切な点検・整備の必要性を理解していただくための啓発活動などが各地で行われます。
     私の車は来月車検を予定しています。法律に定められている12か月ごとの定期点検はもちろんのこと、6か月ごとに点検を受けています。最近の車は故障も少なく信頼はしておりますが、万が一の不具合発生を未然に防ぐ意味でも点検は必須です。
     自分だけのためではなく、同乗者や周りのドライバーのためにも定期点検の実施をお忘れなきようお願いいたします。