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第213号(平成31年3月29日発行)

 「目次」件名をクリックすると、それぞれの記事に移動します。

 ○大規模地震等に備えた「災害情報伝達システム」訓練を実施
 ○Hokkaido Snow Travel Expo 2019 in KAMUI
 ○SOx 規制強化に向けた取組状況等に関する説明会を開催
  〜海運業界の懸念解消のため〜
 ○紋別市に在住している外国人技能実習生に対するバスの乗り方教室を開催
 ○憧れの船旅に出かけよう「クルーズ旅行の楽しみ方」函館港クルーズセミナーを開催
 ○編集後記


大規模地震等に備えた「災害情報伝達システム」訓練を実施

 観光部 観光戦略推進官



4言語に対応、集約テンプレート

平成30年9月6日に発生した北海道胆振東部地震では、外国人観光客が避難所開設状況や公共交通の運行状況などの必要な情報にたどり着けず、不安を与える結果となりました。このことを受け、北海道運輸局は、行政、JNTO、交通事業者、宿泊事業者、旅行会社、報道機関、在札幌外国公館等と連携して、大規模災害時における外国人観光客への実効性のある情報の集約及び提供方法に関するガイドラインを策定し、災害時に外国人観光客が必要とする災害の基本情報、避難所の開設状況、交通機関の運行状況、交通拠点の営業状況等を正確かつ迅速に提供するための情報伝達システムの構築に取り組んでおります。


訓練の様子(北海道運輸局内)

 ガイドライン案では、各関係機関が運輸局あて運行状況等を報告、それを受け運輸局が各状況をテンプレートに集約し、宿泊事業者等に送付するとともにWeb上に公開、宿泊事業者はテンプレートをプリントアウトし、宿泊中の外国人旅行者に情報提供することとなっています。
 ガイドライン策定にあたり、想定された設定が有効なのかどうかを検証するため、平成31年3月5日「災害発生時における情報集約・提供方法」の訓練を実施しました。


訓練の様子(定山渓ビューホテル内)


 訓練は、午前中は運輸局において、関係機関から状況報告を受け、それを集約してテンプレートを作成、テンプレートを宿泊施設等に情報提供するとともにWebにアップしました。
 また、午後からは、定山渓ビューホテルに場所を移し、午前中に送付したテンプレート等を用いて外国人モニターに案内、説明を行うというものです。




 今回の訓練を通して、何点か課題が見つかりましたが、それらを改良したガイドラインを策定し、より良い情報伝達システムを構築することによって、いつ起こるか分からない大規模災害に備えていきます。

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Hokkaido Snow Travel Expo 2019 in KAMUI

 観光部 国際観光課


観光関係者と旅行エージェントの大規模商談会


 北海道運輸局では、インバウンドの誘客に取り組んでいる道内の14のスノーリゾートなどで構成される北海道スキープロモーション協議会や旭川市、大雪カムイミンタラDMOと連携し、北海道のスノーリゾートを世界に売り込む滞在型実体験プロモーションイベント、『Hokkaido Snow Travel Expo 2019 in KAMUI』平成31年2月25日(月)〜3月2日(土)に旭川市で開催しました。

Hokkaido Snow Travel Expo 2019 in KAMUIは、北海道が持つ冬の魅力を、スノーリゾートに関わる人々が結集して世界に向けて発信することで、北海道を世界屈指のスノーリゾートへと成長させることを目的に開催しており、8回目となる本年は、北海道のスキー発祥の地と言われる旭川を丸ごとスノーリゾートと見立て、都市型スノーリゾートに15の国・地域から旅行会社・メディア関係者43名をお招きしました。

そば打ち体験


 本プロモーションイベントは、旭川と周辺地域の視察、旭川家具の発信拠点である旭川デザインセンターでのウェルカムパーティースキー・スノーボード体験ローカルフード体験北海道スノーリゾートセミナー&セッション商談会フェアウェルパーティー道内各地のスノーリゾート視察といったプログラムで構成しました。

 旭川と周辺地域の視察は、7コースに分かれて行い、犬ぞり・アイスクライミングなどの冬のアクティビティや、そば打ち・抹茶などの日本文化体験をしていただきました。
 また、旭川の中心部に位置する「さんろく街」でのローカルフード体験やショッピングなどのビフォー&アフタースキーの楽しみ方を紹介し、都市型スノーリゾートの多様性をPRしました。

犬ぞり体験

 カムイスキーリンクスでのスキー・スノーボード体験では、世界に誇る雪質を実際に体験してもらい、ゲストの技術レベルに合わせた外国語によるレッスンを実施し、レッスン技術や受入体制をアピールしました。北海道のパウダースノーの素晴らしさを海外に広めていただけるのではないかと期待しています。

 メインイベントである商談会では、418商談からなり、海外バイヤーと日本側サプライヤーの熱のこもった商談が繰り広げられていました。

 北海道運輸局では、今後ともスノーリゾートの魅力を積極的に発信するとともに、海外からのゲストの皆様と日本側の関係者のより良いパートナーシップ構築をお手伝いし、訪日プロモーション地方連携事業を通じてスノーリゾートのブランド化に貢献していきます。

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SOx 規制強化に向けた取組状況等に関する説明会を開催

 海事振興部 旅客・船舶産業課


 北海道運輸局では、2020年から開始される船舶燃料油に係る環境規制(SOx 規制)強化について、燃料油の性状変化に関する留意点や適切な対処方法等、海運業界が懸念を解消し円滑に対応していくために必要な最新情報を提供する説明会を開催しました。
 説明会には海運業者をはじめ燃料販売業者からの参加も有り、総勢30名以上が会場を埋め尽くしました。

説明会の様子

 船舶の燃料油に含まれる硫黄分濃度の上限を現状の3.5%から0.5%とする国際的な規制強化が2020年1月から開始されます。本規制は、硫黄酸化物(SOx)や粒子状物質(PM)による人への健康被害や環境悪化などのリスクをより軽減するために、世界一律で実施されるものであり、我が国も環境先進国として、適切に対応していくことが必要です。

 国土交通省では、規制強化に向け、関係省庁、関係業界等と連携して各種施策に取組んでいるところです。

 説明会当日は、国土交通省海事局海洋・環境政策課より今井環境渉外室長を講師に招き、規制適合油の安定的に供給できる性状の範囲など本規制に関連する最新情報を提供しました。
 説明会参加者からは「既存の清浄機使用の可否」「新たに供給される燃料油の切り替え時期」「燃料油の動粘度値は各社ばらつきがあるのか」など、具体的な事案について質問があったほか、説明会終了後も会場に残り講師へ質問する事業者が多く見られ、関心の高さがうかがえました。
 規制強化まで1年を切る中、海運業界の懸念を少しでも解消し、スムーズに移行できるよう北海道運輸局としましても関係者と連携し、最新の情報を提供して参ります。

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紋別市に在住している外国人技能実習生に対するバスの乗り方教室を開催

 北見運輸支局 企画輸送・監査担当


 紋別市には現在約370名の外国人が住民登録されています。そのうち約300名が技能実習生として海外から移住している方たちです。
 紋別市地域公共交通活性化協議会では、その外国人技能実習生の方々に積極的にバスを利用してもらうため、外国人向けバスの乗り方教室を開催しています。

 平成31年2月19日に第1回目となる外国人向け乗り方教室が開催されました。

座学の様子


 紋別市内の水産加工場で働く技能実習生は、力仕事が少ないという業務の内容から圧倒的に女性の割合が多くなっています。

 当日は、3会場で延べ107名の外国人(@紋別漁業協同組合製氷冷凍工場ベトナム人27名、A紋別水産加工研修センター中国人19名、B渚滑市民センターベトナム人61名)に対し、ベトナム語、中国語、英語で作成したバスの乗り方パンフレットを活用し、紋別のバスの乗り方について座学を20分、その後は実際のバスを利用した乗り方講習を20分ほど行われました。

乗り方講習の様子

 実習生の皆さんからは、「自分の家から職場までのバス運賃はいくら?」「紋別市内循環バス「くるり」はどこで乗降しても210円なの?」「市内の商業施設までバスでどうやって行けばいいの?」など多くの質問がありました。

 説明は、北紋バスの担当者がベトナム人と中国人の通訳さんを介して行い、最初は通訳さんとの掛け合いもぎこちないところもありましたが、3会場目の説明では息もぴったりでスムーズに説明が行われました。



 紋別市地域公共交通活性化協議会では今年度内に引き続き開催予定で、次年度以降も実際にバスで移動するなど今年度とは違う形式で外国人のバス利用促進の取組みを計画しています。
 外国人技能実習生に対するバスの乗り方教室は、全国でも事例は多くありません。
 この取組みをきっかけに、外国人が気軽に路線バスを利用できる環境が整備されていくことを期待しています。

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憧れの船旅に出かけよう「クルーズ旅行の楽しみ方」函館港クルーズセミナーを開催

 函館運輸支局 運航担当


会場の様子
大勢の参加者で大盛況


 函館地区クルーズ振興協議会では、平成31年3月2日、函館市朝市ひろばにおいて、函館港クルーズセミナー「憧れの船旅に出かけよう」を開催しました。

 本セミナーは、市民の皆様に、より身近にクルーズを感じていただき、少しでも多くの市民に函館から乗船していただくことを目指して開催され、約80名の参加をいただきました。

 第1部では、株式会社JTBクルーズ部部長でクルーズマスターの齋藤和宏氏より「クルーズ旅行の楽しみ方」と題して基調講演が行われました。齋藤氏は、クルーズの魅力について、1石2鳥の便利でお得な旅で、普通のパッケージツアーでは体験できない感動があると語られ、日本のクルーズ船社、外国のクルーズ船社の特徴やコース選びの秘訣について、紹介していただきました。

クルーズ旅行の楽しみ方を紹介する
株式会社JTB 齋藤和宏氏


 第2部では、日本発着のクルーズを実施している、株式会社カーニバル・ジャパン、郵船クルーズ株式会社、株式会社クーズバケーションより、多くの画像を用いて、商品の紹介をしていただきました。

 これまでクルーズには、あまり関わりの無かった参加者にもわかりやすく、クルーズ旅行は思いの外、気軽に参加でき、敷居が高くないことが浸透し、関心が高まったのではないかと思います。



 また、セミナーの冒頭に、胆振東部地震による風評被害の中、「北海道の復興を応援しています」と記した横断幕を掲げ入港し、道民を励まし、復興の後押をしていただいた「株式会社カーニバル・ジャパン」とクルーズ客船の見送り時や停泊時に船内で「いか踊り」を披露して、歓呼の声と笑顔をあたえてくれた「認定こども園ききょう幼稚園」に対し、函館地区クルーズ振興協議会より感謝状を贈りました。園児の代表者から、可愛らしい演舞披露があり、会場から大きな拍手がありました。

 函館運輸支局といたしましても、函館地区クルーズ振興協議会の事務局として、函館港が今後ますますクルーズ客船で賑わい、市民の皆様により身近にクルーズを感じていただけるよう、引き続き、取り組みをすすめていきます。

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編集後記

 総務部 広報対策官
                   

     今年も気がつけば早3か月が経ち、平成最後の年度末を迎えました。
     いよいよ来週から4月、新年度の始まりです。
     人事異動などで生活環境が大きく変わる方も多々おいでのことと存じます。
     早く新生活に慣れることをお祈りいたします。

     さて、今号の北斗七星はいかがだったでしょうか。
     今後とも、北海道運輸局の施策や取組などご紹介してまいりますので、引き続きご愛読のほどよろしくお願いいたします。