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第3回 新潟県観光復興戦略会議(新潟県の観光を考える100人委員会) 議事概要

日時:平成19年3月23日(金)15:30〜17:30
会場:朱鷺メッセ2階スノーホール

  1. 開会挨拶

    新潟県観光復興戦略会議 会長 上原 明
    本会議は、平成17年7月の改組以来、主に観光復興戦略策定委員会のワーキンググループでの議論をもとに、戦略プランの策定・提唱と、その実現・実行に対する支援などに力を注いで参っております。我々が提案いたしました戦略プランの中で、平成18年度は、新潟県観光協会を中心に、「実り・収穫の秋」をテーマとした「にいがた大収穫祭」が県下全域の観光キャンペーンとして展開されたほか、新潟の特徴ある「原風景」を観光に生かすという視点から、「新潟県まちなみネットワーク」が設立されました。
    同じく本会議が提唱いたしました、「おもてなし向上にいがた検定制度の創設」を受け、はじめて新潟市域で「新潟市観光・文化検定」が実施されることとなり、明後日には、第1回目の3級試験が行われることとなっております。受験申込人数は、当初見込みを大幅に上回り、3千人を越え、さらに、公式テキストブックの販売部数も7千部を越えるなど、市民、県民からの関心も極めて高く、今後は、上越市や佐渡市など、県下全域へ広がることを大いに期待しているところであります。
  2. 顧問挨拶

    ○最高顧問 新潟県知事 泉田 裕彦 氏
    この観光復興戦略会議が出来ましてから、平成17年度は、対前年度比4.2%増というかたちで、入込み客の増加に結び付けることができました。ひとえに皆様方のお力のおかげだろうと思っています。心から感謝申し上げます。
    今年、蓬平温泉におきまして、3軒目のよもやま館がオープン致しました。復興への道として一歩一歩進んでおります。明日、長岡市妙見、皆川優太ちゃんが救出された場所ですが、県道を再開通することが出来る状況まできました。いよいよ、今年、復旧から復興へのスタートラインへ立つ年であると思っております。
    JR6社が、地元自治体、観光関係者と一体となって実施しますディスティネーション・キャンペーンを、是非、新潟にとお願いをしておりましたが、この度、平成21年に新潟でやって頂けるというお話を頂きました。JR様には心から感謝申し上げたいと思います。
    この観光復興戦略会議のもとに、1ステージ上がった取組みが県全体として進みますことを心から祈念いたしまして、ご挨拶とさせて頂きます。ありがとうございました。
    ○顧問 新潟市長 篠田 昭 氏
    政令指定都市に進む中で、今までの新潟県と違うイメージの新潟があるということを全国に伝えていく、絶好のチャンスというふうに捉えて努力してきました。これからもさらに努力をして行きたいと思っています。
    新潟・政令市の事を宣伝していきたいと思っています。なによりも「食」と「花」。特に、食というものは健康、花は癒しということですので、新潟県は大変な健康県である。メタボリックの割合が一番低いのは新潟県である。これは、新潟の食が良い影響を及ぼしているということを含めて、「健康」、「食」、「花」、このあたりが新潟県、新潟市のイメージとしてぴったりではないか。あとは、港町情緒や料亭で古町芸妓を見る。新潟の料亭、北方文化博物館の楽しさを全国の方に伝えていない。せっかくの宝物なのに、我々が磨いていないのではないかとういう気も致します。
    ○顧問 国土交通省 北陸地方整備局長 須野原 豊 氏
    国におきまして、昨年12月に観光立国推進基本法が成立しました。北陸地方整備局と北陸信越運輸局との2つがあり、国土交通省を挙げて、この地域の観光振興に取組んでいます。従来から、広域連携、地域づくりなど社会資本整備を実施しています。空港、港湾、道路という交通ネットワークが充実したこの地区を上手く生かしていく。そのための社会基盤としてのまちづくりをして行く。その中で、中心市街地の活性化、まちづくりの活性化を皆さんとやって行こうと思います。
    また、道路につきましても、高速道路におけるスマートインターチェンジを設置し、より使いやすくすることが大事だと思います。観光をスムーズに進められることが大切だと思っています。これからのまちづくりは、観光という中で、地域の皆さんと景観を上手く保存する、或いは変えていくことをやっていきたい。さらに、観光でございますから広域連携が大事だと思っています。そのなかで、高速道路などネットワーク作りを進め行きたいと思います。
    ○顧問 国土交通省 北陸信越運輸局長 有野 一馬 氏
    私どもと致しましては、知恵と工夫に満ちあふれた観光振興の取組みを支援して行きたいと思います。そういった活動を通じまして、地域の交流人口の増大、魅力ある地域づくりの推進に協力して行きたいと考えております。
    ビジット・ジャパン・キャンペーンをはじめ、観光ルネッサンス事業など観光に関する事業を積極的に皆様と協力して実施して行きたいと思います。
    また、4月には新潟市が政令指定都市に移行されますが、このことで新潟県の観光振興が発展しますように、私どもと致しましても祈念致しまして、簡単でございますが、冒頭の挨拶とさせて頂きます。
  3. 来賓挨拶

    国土交通省 総合政策局 観光地域振興課 観光地域活動支援室長 石川 雄一 氏
    先ほど両局長より観光立国推進基本法の話がございましたが、この法律43年ぶりの改正でございます。国会議員の皆様にご尽力頂きまして、議員立法というかたちで昨年の12月13日、43年ぶりに全面改正され観光立国推進基本法ということで、基本的な理念は、国際化の進展、少子高齢化、人口減、こうした背景のなかで日本国、海外の交流人口の拡大を通じて、国、地域、それぞれの活力を発展させていくという趣旨でございます。このなかで、観光分野は裾野が広いです。関係の方が大勢おられます。産・学・官の各分野の協力が不可欠でございますが、このような会議は非常に大切でございます。
    また、国際観光の分野でまいりますと、冒頭、ビジット・ジャパン・キャンペーンで、昨年733万人に増加したということを申し上げましたが、韓国、中国のお客様が増えております。20%を越える伸びを記録している。これからは、東アジア、北東アジアからのお客様が大きなポテンシャルとなっているわけですが、東アジア、北東アジアから見れば、日本海側、新潟はゲートウェイでございます。日本全国の観光振興という点からも、この新潟、大いに期待しているところでございます。
  4. 議  事

    (1)観光復興戦略策定委員会について

    @経過説明
    説明者:統括本部事務局
    資料1により説明
    A新たな事業提案について
    ア.情報発信の強化に向けた新戦略「N2.5」(SNS)案について
    説明者:情報発信ワーキンググループ座長 北村 正美 氏
    資料2により説明
    イ.観光復興狼煙上げリレープロジェクト(仮称)案について
    説明者:統括本部事務局
    資料3により説明

    (2)にいがた観光カリスマ選定委員会について

    @18年度の選定・認定状況等について
    説明者:にいがた観光カリスマ選定委員会委員 小野塚 喜明 氏
    ⇒資料4により説明
    Aにいがた観光カリスマ(18年度認定)の紹介
    村山達三にいがた観光カリスマ 自己紹介
    菅野敦司にいがた観光カリスマ 自己紹介

    (3)新潟県観光復興戦略会議に関する今後の方向性について

    説明者:観光復興戦略策定委員会 委員長代理 神保 裕昭 氏
    前回の策定委員会では、今ほど事務局からご説明がありました、各ワーキンググループ会議での検討内容等について協議いたしましたが、その席におきまして、奥山委員長からご指摘、ご示唆いただいた件について、先にご報告申し上げます。
    奥山委員長からは、
    『新潟県観光復興戦略会議が発足して数年が経過し、現時点においては、すでに「検討」の段階は終わっているのではないか。これからは、新潟県観光復興戦略会議として、あるいは、新潟県人として、「観光」を新潟県の地域産業の柱に据えるのだという強い信念を持ち、観光は輸出産業であるという認識のもと、具体的に観光を取引可能なビジネスにつなげていくことが必要であると考える。このような観点から、現在の観光復興戦略策定委員会およびワーキンググループ会議そのものの活動内容や方向性を見直していく必要があると感じている。』
    とのお話しがあり、私ども観光復興戦略策定委員会の方向性に関しましては、奥山委員長のお考えを尊重し、ご指摘を真摯に受け止める必要性を感じているところであります。
    また、当委員会といたしましては、実際に、戦略プランの策定を行い、既にいくつかのプランにおいて事業化の動きが出てきているなど、少なくとも、「検討」という意味においては、一定の役割を果たして来たのではないかと考えているところです。これらを勘案し、今後は、既存ワーキンググループの再編を含み、委員会のあり方などについて再検討を行う必要があるのではないかと考えております。つきましては、当観光復興戦略策定委員会および既存の各ワーキンググループに関しましては、現時点では明確かつ具体的な案はお示しできませんが、19年度以降は、新たな形で進めさせていただくということをご提案申し上げ、皆様にお諮りいたします。
    説明者:統括本部事務局
    当会議は、中越大震災後、緊急事態に対応するため急遽発足し、以来これまで、観光復興・観光振興に向けた戦略、アクションプログラム等を作成・提唱し、その事業化に向けて関係する地域や団体に働きかけを行うことを最大の目的として活動を進めて参りました。このような中、「にいがた観光カリスマ」の選定や「にいがた大収穫祭」、「ニイガタ検定」の実施、「新潟県まちなみネットワーク」の設立など、当会の働きかけにより、多くの事業成果をあげました。
    このため、少なくとも既存の枠組みの中では、当会の果たすべき役割は十分に果たして来たのではないかということ、また、資金的には、新潟県中越大震災復興基金や日本観光協会等からの補助を受けながら運営・活動を行っておりますが、復興基金も3年を一定の目途としていることなどから、見直しの時期に来ているのではないかと考えております。
    つきましては、新潟県観光復興戦略会議そのもののあり方、方向性等につきましても、しかるべき場を設けて協議・検討していくことで、皆様方からご了解いただきたいと考えております。このことについて、この場で、ご賛同、ご了承賜りますようお願い申し上げます。

    ○質疑応答

    (司 会)
    ありがとうございました。今ほど関連ではございますが、二つの提案がございましたけれども、これについてご質問、ご意見等がありましたら、頂戴したいと思います。
    (泉田最高顧問)
    ちょっと誤解があるようなのですけれども、観光戦略復興会議は、中越大震災からの復興ということだけを目的にやってきたわけではありません。名称に戦略という文字を加える時に、もう既に性格を変えているわけです。震災からの復興ということではなくて、より長期に新潟県としてこの観光にどう取り組んでいくかということを戦略として示すということであって、3年の期限がきたから見直しということではなくて、もう既に性格を変えて、より恒常的なものにしようということで了解されていると承知しておりますので、今の事務局の説明はちょっと理解ができなかったのですが。
    (事務局)
    今ほどのご質問でございますが、観光復興戦略会議そのものはもちろんのこと、今後も継続実施していくという大前提でございますので、さらにその内容につきまして精査をさせていただきたいという点で、ご提案させていただいた次第でございます。
    (土屋委員)
    どうもこの会議の名前が長いのです。今の趣旨ならば、「復興」をとった方がすっきりいく、観光戦略会議としたらどうでしょうか、これは提案でございます。
    (司 会)
    この関係で、他にご意見はございますか。なければ、取りあえず集約させていただきたいと思います。まず、1番目の委員会の方向性について検討を進めたいと、現実に即した形に見直して、新たに進めていきたいということについてはご了承いただけますでしょうか。特に反対がないということで、ご了解いただいたということでみなしてよろしゅうございますか。ありがとうございました。
    2番目の戦略会議の方向性について今ほど知事の方からご指摘がございましたが、そのことも含めて、また、今ご提案で「復興」という文字を削除したらどうかというご提言もありましたので、それらも踏まえて少し検討を進めさせていただくということで集約させていただいてよろしゅうございますか。 いずれにしても、「復興」の文字というご提言がありましたので、さらに知事のご意向も踏まえまして、また関係者で集まって少し議論を進めたいと、深めたいということでいかがでしょうか。「復興」ということについてはトーンダウンするけれども、「戦略」ということについては今後ますます深めていくという前提で議論を進めます。
  5. 意見交換

    (土屋委員)
    佐渡というのは新潟県にとってかけがえのないものでございまして、私は東京が長かったのですが、今でも友達が1回佐渡に行きたいと言います。あれだけの歴史遺産とすばらしい自然があるわけです。鼓童というのはみんな知っていますし、1回聴きたいというし、相川音頭が風の盆のように最近、静かなブームを呼んでいるのです。そういう目玉がたくさんある、そういうものを売っていく。佐渡というのは新潟県の直江津か長岡か新潟か、どこかを通っていくわけですので、佐渡に焦点を当てて徹底的に広報予算を使っていくべきだと思っております。そういう意味で佐渡にもっともっと光を当てていく、我々自身が光を当てていく、そのために宣伝予算を各自治体が持っていただきたい。県の方も知事、よろしくお願いいたします。
    (泉田最高顧問)
    佐渡に限らず広報していくというのは大変重要だと思っています。そして、今佐渡に関して言いますと、小木直江津航路を維持するということで、佐渡の観光宣伝を強化するところに経費を充てるということで自治体で資金を用意いたしております。県だけではなくて佐渡市、上越市も拠出した上でこれをサポートしていくという予定にしております。今後とも一生懸命取り組んでいきたいと思っています。 そして、もう一つやらなければいけないのが、関係する機関との連携ということが重要だと思っています。自前の自治体が宣伝をしているということではなくてエアラインとか交通機関、そういうメリットのある機関と提携する中で地域の売り込みがなされているというところは、やっぱり見習う必要があるのではないかと思っています。
    最も重要な新潟県の広報をしていただける機関というのはJR東ということだと思っています。JR東に都内にポスターを貼っていただくだけで、相当な宣伝効果があるということです。これはお金をかければいいということではなくて、JR東さんにもメリットがあるような形で、新潟県もコンテンツを提供していかなければいけないということではないかと思っております。新潟の宣伝をしていただけるような形でJR東さんを大事にしていくということが、やっぱり地域にとって重要な要素なのだろうと思っております。
    こういう百人委員会がせっかくできて提携するわけですから、中でウインウインの関係を作っていくということも知恵を出していく必要があるのではないかと思っております。
    (戸田委員)
    例えば観光カリスマ会議、佐渡で本年予定しておりますけれども、何とか小木直江津航路を活用して、そこでディスカッション、シンポジウムという格好でやったらどうかというようなこととか、やはりビジネスになるような何か知恵を出していただくような努力をしたいと思っております。
    (菅野委員)
    アースセレブレーションは今年20周年を迎えるのですけれども、新しい面を作っていこうということで、プレイベントとして8月11、12、13日と能舞台での能の公演を計画しております。3日間とも出演者は同じなのですが、中央の観世流の能楽師、それから和泉流の狂言師、それと鼓童のメンバーで行うのですが、3日間とも違うプログラムで一つは古典、もう一つは佐渡のトキを題材にした創作能、それから日蓮が佐渡には配流されているので、日蓮をテーマにした創作能ということを今、計画しております。
    それから、先ほどちょっと申し上げた都市再生モデル調査の中で今一つ出てきているのは、上越の修学旅行で佐渡に来るケースで、佐渡がある部分宝島というか、自分たちがこれから冒険にでかける島だというようなイメージを、子どもたちに夢を持たせるようなことも発信しながら、小木直江津航路を渡って佐渡に行ってもらうということを今後企画していきたいと思っております。
    (小野塚委員)
    本日の出席者の名簿を見ますと、欠席者が結構いるわけでございますが、その人たちが次の会に来たときに内容が分からなくなっているわけであります。欠席の場合は代理出席をお願いするような内容文章も是非次回からお願いして、この100人が欠けることのないような次回の会議になりますようにお願い申し上げます。
    (渡辺(千)委員)
    SNSということを先ほどお話を伺いました。昨年、総務省の主催で千代田区と長岡市が地域SNSの実証実験を行いました。それがきっかけでございまして、今年の桜まつりに来てくれないか、また自分たちも行きたいというふうに発展してくるわけですけれども、私が申し上げたいのは、SNSというのは一つのきっかけにはなります。だけども、そうやって自分たちが足を運んで行ったり、また、やって来てもらうということで結びつけていかなければ、なかなか乗らないのかなと思います。もう一つなのですけれども、先ほど狼煙のお話がありました。これも実は震災前に長岡の方で私たちNPOでやったことがあるのですが、いろいろな仲間が集まってまいります。ただ、里山の発展ということで、今回、狼煙というのが出たと思うのですけれども、やはり新潟県というのは川、今日寺泊の方もいらっしゃいますが、海を使った砂のアートとかもやっていらっしゃいますから、そういった山だけではなくUボートを利用した川の遊びとかもございますので、川と海といったものも戦略の中に是非入れていただければと思います。
    (泉田最高顧問)
    今ほどのご意見なのですけれども、SNS、使えば上手に使えるよというふうに受け取ったのですけれども、せめてこの百人委員会の中くらいでSNSで一つコミュニティを作っておいた方がいいのではないかなと、お互いに何をやっているか分からないというようなところもあるので、ワーキンググループの活動というのもSNSがあれば、かなり分かるのではないかなという気がします。
    (田中(カ)委員)
    なぜこの新潟県観光復興戦略会議をやるのかという、この新潟が何をなし得るのかという基本コンセプトが一番大事だと認識しました。佐渡があり、花火があり、食があり、花がありというこのテーマは何故かと申しますと、日本人が日本の良さを知りたいと思ったら新潟へいらっしゃい、これがこの観光復興戦略会議の基本だと思います。加えて外国人が日本とは何かを知りたかったら新潟へいらっしゃい、従来の京都、奈良とは違う、北海道や沖縄とは違う、その日本が新潟にあるから外国の皆さん、海外から日本へ来るにはこんなに便利な新潟へいらっしゃいという、この二つを再認識し、これからの戦略会議のテーマの中で改めてこの視点から再構築してみる必要があると思いました。
    前回の観光復興戦略会議に子どもたちを巻き込みませんかと発言をさせていただきました。長岡市の旧栃尾というところで中学生30人と1年間かけてやってみました。そしたら、栃尾の油揚げを毎日食べたり、油揚げを売るだけではもう広がらないのではないかと、これをおやつにして売ると、もっといっぱい売れて、土地の名前があがるのではないかという発言をした中学生がおります。こうした子どもたちとともに取り組んでいくという積み重ね、先ほど海を渡ることによって子どもたちが変わるというお話がございましたが、重要だと思います。
    (土屋委員)
    観光タクシードライバーの件でございますけれども、今ちょっと止まっておりますが、長岡も積極的に準備はしております。今まで、一切長岡と名前が出ませんでしたので、よろしくお願いいたします。
    それから、実は新潟検定を今度103名のタクシードライバーが受験いたします。ということで、実はこの前、篠田市長さんからすばらしいアドバイスをいただきました。1時間、2時間、時間があるからどこかへ行けないかという時に、駅前にインセンティブとして観光タクシードライバーとはっきりしたタクシーベイを造ったらどうかという話をいただいたわけでございます。それが発端になったわけですが、そんな意味で是非そういうものを造っていきたいと思っております。
    (江口委員)
    結構まじめに考えているのですが、泉田知事と篠田市長の現役知事・市長コンビにデュエットで歌っていただいて、紅白に出るくらいの勢いになったら広告費がかからずに、さらに歌詞の中で新潟をPRする。あともう一つ言うなら、離婚しない県ですから、新潟は10年くらいずっと離婚しない県だから夫婦仲がいい県ということで田中真紀子、田中直紀さんも歌わせて。そういうのがお金をかけずにうまくニュースにして、新潟は「地震のあとはこれです」という提案でした。
    (篠田顧問)
    すばらしい提案をいただいたのですが、やっぱり適材適所というのがあって、私どもこれから新潟市の政令市誕生記念歌というのを遠藤実さんに作ってもらって、今一番売れている歌手に歌ってもらおうかなということで準備をしております。一番いいのは、自分で金を使うのではなくてメディアでやっていただくと、それも報道というのが広告よりも情報の伝わっていく価値が高いのです。そして、最後に一番良いのは口コミだと思うので、江口さんに負けずにこれからも芸を磨いて頑張りたいと思います。よろしくお願いいたします。
    (村山委員)
    新潟県はどんなに頑張っても、おそらく中央が頑張っても周りの田舎といいますか、里山、文化がなくなったら、新潟はなくなってしまうのではないかなと、原点は里山にあるのだから、新潟に来て青い空、白い雪、山があり、川があり、谷がありというところをもうちょっとPRするような、これはあまりお金がかからないで、誠意さえあればできるのではないかなと考えておりますので、そういうところから一生懸命していただければありがたいと思います。
    (五十嵐委員代理:長谷川氏)
    今、環境面から言うと、公共交通はもう一度見直さなければならないと思っておりますが、バスで言うと、新潟空港のアクセスまでいくと、ほとんど新潟駅が終点です。これが新潟空港発着が基本であれば、新潟空港を利用する国内線、国際線は本数が少ないのですが、新潟駅でバゲージを降ろされて、もう一度空港のリムジンバスに乗り換えるというところが非常に厄介だなと思って、今回JRさんのターミナルに入れていただけるようになっていますが、そこがもう一歩進んで新潟空港に行けないものかと。今ある公共交通であるバスの利便性ももう一度考えた方がいいのかなと思っている次第であります。
    (金子副会長)
    今、公共交通を見直した中で全体のコスト等を考えながら、できるだけお金をかけないで今の公共交通のあり方をもう少し検討したらどうかという、私にとっては非常にありがたいご提言だと思います。そういう基本的な今のご提言の立場に沿った趣旨で、いわゆる新潟市さん、あるいは国土交通省さんと新潟市内のバスについては、ご案内のようにオムニバスタウン整備事業の構想に取り組んで、実現しようということであります。
    もう一つは遠距離からのJRの交通と、もう一つは高速道路を使った都市交通、具体的に言いますと、新潟空港の中に乗り入れたらどうかと、ただし、それをやった場合、これは事業として考えた場合、新潟空港のそばにそういう基地があると、それなりにできると思います。これはコストをかけないで。ただ、今は新潟空港のそばに基地がない、あとは遠回りしたりしているということなのです。私どもの監督官庁もおられるし、整備局長もおられるのでいろいろとございますが、将来の公共交通を考える時、今のことではなくて国とか県とか市の大勢人の集まるインフラを整備する時、当然そこまで至る交通を確保するという意味の併せたインフラを用意する。そうしたことが一番便利な公共交通を提供できると思います。
    (五十嵐委員代理:長谷川氏)
    要は公共交通が事業者で黒字にならなければいけないという基本概念があるのは日本だけです。そういった意味では、オムニバスタウン事業に市長が英断を下されたと私が評価したのは、ある意味、そこは公共交通に対して逆な形でアプローチをかけているという意味で、市長が英断をされたというふうに私は理解しております。そういった意味では調査・研究をお願いしたというのは、今のコスト負担が事業者だけに求められるということに対しての部分が、本当にそこはよかろうかという部分も含めて、いろいろな視野、今あるところからプラスアルファの視点を持っていただいて、調査・研究をいただきたいというお願いでございます。
    (上原会長)
    最初のご挨拶だけで終わったのでは申し訳ないので、一言お話ししたいと思います。まず、今日、各地の観光関係の皆様方の大変熱心な議論、また、お話、大変感銘を受けた次第でございます。先ほど欠席者が多いというお話がございましたけれども、これは事務局と相談いたしますけれども、この会でどういう議論が行われたかということを欠席された皆さんにご連絡、通知することが必要なのではないかと思っております。
    それから、この会の持ち方あるいは組織、体制の問題、さっき知事からもいろいろなお話がありましたけれども、少し見直しをすることは必要だと思うのですが、観光振興というのは新潟県にとりまして永遠の命題、課題だと思いますので、名称とか組織、体制は変わりましても、こういった組織は必要なのではないかと私は思っているわけでございます。いろいろなご異論もあると思いますけれども、私見を交えて申し上げた次第でございます。ありがとうございました。
  6. 閉会挨拶

    新潟県観光復興戦略会議 副会長 磯 部 春 昭
    本当に積極的なご意見、ご議論ありがとうございました。石川室長、遠路お忙しい中、お越しいただきましてありがとうございました。また、顧問の皆様、ご列席賜り、誠にありがとうございました。昨日、県議会最終日に新年度予算が可決されたと報道で耳にしましたが、新年度の予算については非常に観光関連に配慮された予算になっていたということで、県観光協会会長の立場からもお礼申し上げます。
    新潟は、10月23日の地震以後、神戸とは違い、すぐにこの戦略会議の前身の会議が立ち上がった。被災地だけではなく県内の観光地域で携わるすべての人が被害を受けたということで、観光の場合は県内すべてが被災地に等しいとの考えでこの会議が開催されました。先ほど見直しという話がありましたが、見直しと言うよりは内容の拡充を図り、さらなる発展を期待しております。首都圏などへは、女将さんが食材を持ち込むような方法で新潟をいろいろな形で発信し、また新潟に来られたときにおもてなしをすることによってまた来ていただけるようになります。たとえば佐渡は高齢化しているが、元気のあるお年寄りも沢山いて観光客に対して、なまり、方言丸出しで説明対応しくれるので思い出深い良い印象になります。こういったようにいろいろな工夫や方法があるわけです。この後も、定期交流会でご歓談されることと思います。本日は、本当にありがとうございました。
  7. 以 上