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関東運輸局 > 海運・船舶・船員 > 総トン数20トン未満の小型船舶の登録

総トン数20トン未満の小型船舶の登録印刷用ページ

小型船舶の登録とは?
総トン数20トン未満の船舶は、小型船舶検査機構の行う登録を受け、 船舶番号を船体に表示しなければ航行させることはできません。また、登録を受けた小型船舶の所有権は、登録を受けなければ、 第三者に対して主張することはできません。

小型船舶検査機構 小型船舶検査機構(JCI)は民間法人化された(政府出資、補助金等がない)船舶安全法
に基づく認可法人です。JCIは国の事務の代行機関として船舶安全法に基づく小型船舶の船舶検査を行って
います。小型船舶の登録測度事務を国に代わってJCIに行なわせることにより、船舶検査と併せて小型船舶
のトータルサービスのワンストップ化を図っています。

総トン数20トン未満の船舶で、次に該当する船舶は登録が必要です。
(漁船法に基づく漁船登録船等を除く)

■総トン数

○総トン数の測度の方法
総トン数は、船舶の囲われた場所(以下「閉囲場所」といいます。)の容積に規則で定められた係数を乗じて算定します。
総トン数の測度の方法
閉囲場所の容積
船体の容積(立方メートル)+上部構造物の容積(立方メートル)−コックピットの容積(立方メートル)
総トン数
閉囲場所の容積×係数 (2.の表を参照してください。
1.閉囲場所の容積の算定方法の概要
(1) 「船体」
船体の容積は、船体の長さ、幅及び深さに、0.65を乗じて算定します。
船体の容積
0.65×L×B×Dm

船体
この場合において、
L: 船首材の前面から船尾外板の後面までの水平距離(以下「測度長」といいます。)
B: 船側外板の外面間の最大の幅(帆船については、特例があります。)
Dm: 測度長の中央において、キールの下面から船側における上甲板の下面までの垂直距離
※1.大きなキャンバー又はシヤーを有している船舶は、深さが修正される場合があります。
※2.船体に突出部(バルジやスイミングプラットフォーム等)を有する場合は、突出部の容積を船体の容積に加算します。

(2) 「上部構造物」
上部構造物の容積は、 最大の長さに平均の幅及び平均の高さを乗じて算定します。
上部構造物の容積
l×b×h
○側面図 ○断面図
上部構造物(側面図) 上部構造物(断面図)
この場合において、
(平均の幅): 最大の長さの中央において、平均の高さの中央における幅
(平均の高さ): 最大の長さの中央における高さ
※1.最大の長さを使用することにより、実際の容積よりも過大な容積が算定される場合には、平均の長さを使用して差し支えありません。
※2.上部構造物のそれぞれのキャンバーの高さが、通常の形状よりも高い場合は、その部分の容積を上部構造物の容積に加算します。

(3) 「コックピット」
コックピットの容積の算定方法は、最大長さに、最大長さの中央における下層甲板の幅及び内側壁の高さを乗じて算定します。
コックピットの容積
l×b×h
コックピット
2.総トン数の算定
総トン数は、閉囲場所の容積により次のようになります。
総トン数 4トン未満 5トン未満 6トン未満 10トン未満 20トン未満
閉囲場所
の容積
(立方メートル)
25.849立方
メートル以下
32.159立方
メートル以下
38.826立方
メートル以下
67.624立方
メートル以下
139.975立方
メートル以下
 
3.詳細は
キャンバー、シヤー並びに船体の突出部等の容積の算定方法、コックピット等の認定方法及び減算方法、総トン数を算定するための係数等の詳細については、最寄りの運輸局等の船舶測度官にお問い合わせ下さい。

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