平成26年3月
企画観光部交通企画課
企画観光部交通企画課
近年の利用者数の減少や規制緩和による路線廃止等に対し、公的補助の投入や自主的な地域交通の運行など、自治体の負担が年々拡大するなど、公共交通サービスの供給に関する官民の役割分担が不明確となっています。
そこで、地域の公共交通を持続的に確保・維持して行くためには、地域の望ましい交通ネットワークを実現するとともに、公共交通サービスの向上のため、民間交通事業者が経営努力に向かうための仕組みなど、公的関与の度合いに応じた適切な官民連携が必要となります。
本調査では、現在の公共交通事業に係る行政や交通事業者の関わり方の実態、問題点等について、定量的に示すことのできるデータを取得するとともに、それぞれの役割分担について取組を行っている事例を収集し、報告書としてとりまとめました。