地方自治体の公共交通マップ作成・ＨＰ掲載等に関する調査について

　地域公共交通は、少子高齢化、人口減少、マイカーの普及等による利用者の減少等に伴ってサービス水準が低下する等、危機的な状況にあります。このような中で、関東運輸局においては、平成２３年度から創設された地域公共交通確保維持改善事業の活用等により、各地域における公共交通の確保維持改善、活性化・再生等に向けた取組みを支援していくこととしております。
　現在、管内において、多くの地方自治体が、地域の関係者の合意を得てコミュニティバスやデマンド交通等を導入しており、各自治体のホームページにおいて運行マップを掲載しているところではありますが、掲載方法は様々なものとなっております。また、コミュニティバスやデマンド交通の導入にあたってのデータ取得の手法やその費用等についても各自治体において課題を抱えているところです。 　
　本調査では、各自治体における参考とすべく運行マップの掲載状況等の現状把握と事例収集、地域公共交通の導入にあたってのデータ取得の状況等を調査し、報告書としてとりまとめました。