平成24年3月
企画観光部交通企画課
公共交通の乗継においては、鉄道に加えバスについてもインターネットを利用した乗継案内情報提供を促進しているところでありますが、更なる利用者利便の向上を図るとともに、本格的高齢社会において、高齢者・障害者・妊産婦・外国人等すべての旅客が公共交通を利用して安心・安全に移動できるよう、情報バリアの解消を図るために公共交通のシームレス化に向けた乗継案内情報提供等を充実させることが喫緊の課題となっております。
その解決には、情報提供案内板の整備等のハード面の対応と、インターネット等を活用したソフト面の対応を一体的に行うことが重要であるため、鉄道ターミナル駅等における乗継案内情報(運行情報、バス停位置情報等)提供の現状と課題を整理し、ハード・ソフト両面の改善の方向性を検討することを目的とした調査を行いました。
本調査では神奈川県内の3駅をケーススタディとして、乗継案内情報提供の現状と課題を整理し、駅の特性等に応じた情報提供のあり方について提示を行うとともに、情報提供の現状を評価するための枠組みの提案も盛り込み、報告書としてとりまとめました。