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外国船舶監督官の業務

船舶の安全基準
PSCロゴ 船舶は、国境を超え世界の海を航海しています。
IMO国際連合(UN)の専門機関の一つである国際海事機関(IMO)は、船舶が安全に航海するためには、国際的に統一された安全基準が必要であるとして、種々の国際条約を定めています。
代表的な国際条約としては、1912年の「タイタニック」号の海難事故を契機に、船舶の構造、救命・消防・無線設備及び航行の安全等を定めた「SOLAS条約」があります。
その他に、1967年の「トリー・キャニオン」号の原油流失事故を契機に、油の排出基準及び海洋汚染防止設備等を定めた「MARPOL条約」や船員の資格・当直体制・訓練等について定めた「STCW条約」等があります。
旗国による監督と寄港国による監督(PSC)
国際条約上、船舶の安全は、旗国(船舶の登録国)が国際条約に基づき、自国の責任において船舶検査の完全性及び実効性を保証することにより確保される体系(以下、「旗国による監督」と言う。)になっています。
しかしながら、海難事故は世界各地で発生し、人命と海洋環境に大きな被害を与えています。
その背景には、便宜置籍船の増加や技能・経験不足の船員の増加、旗国の船舶管理能力の不足等による国際条約の基準に満たない船舶(以下、「サブ・スタンダード船」と言う。)の存在があり、国際的に大きな問題となっている状況です。
このような状況を改善するには、「旗国による監督」だけでは不十分であるとして、1982年、欧州諸国を中心に外国船舶の入港を許可する国(以下、「寄港国」と言う。)が、外国船舶に対し、国際条約を適正に守っているか、立ち入り監督を開始することになりました。日本では、その翌年の1983年から外国船舶に対する監督を開始しました。
この寄港国による外国船舶の監督をポート・ステート・コントロール=Port State Control(略称:PSC)と言います。
PSCの開始により、船舶の安全は、「旗国による監督」とそれを補完する「PSC」によって確保される体系になっています。

外国船舶監督官は「国際条約の見張り役」!
外国船舶監督官は、サブ・スタンダード船を排除するため、入港する世界のあらゆる船舶を対象として「PSC」を実施しています。いわば国際条約で定めた基準を守っているか、監視する「見張り役」のような存在です。
100年以上の歴史がある船舶検査制度に比べ、「PSC」は、歴史的には日が浅い制度ではありますが、海上における人命の安全確保、海洋環境の保全等を図る観点から国際的に重要視されている制度です。
外国船舶監督官
 
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■問い合わせ先:海上安全環境部

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