「いらはい、いらはい神戸のB面新開地へ♪」
時 期 平成27年5月
エリア 新開地(神戸市兵庫区)
暖かい季節になってきました。家族や友人とのお出かけ先に「新開地」はいかがでしょうか?「新開地」と耳にしますと、昔々のイメージで少し近寄りがたいという印象をお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、ぶらぶらするには最適な街へと変貌しつつあります。
食の魅力では、老舗の洋食レストランが点在する中、ランチ時には行列のできる洋食屋さんのように若い世代の飲食店も増えつつあります。戦前からのタレを受け継ぐ焼鳥屋さんや、お土産にもぴったりな豚まん屋さん、神戸っ子を魅了する多くのラーメン店など、昭和と平成が混在する下町として、活気づいてきています。
また、神戸はファッションの街としても有名ですが、洋品店から古着屋さんまで、多種多様なファッションを楽しめます。さらに、毎月第2土曜日には湊川公園(新開地本通り商店街を北に上がるとすぐ)でアート縁日が開催されています。
新開地音楽祭の様子(新開地大通り)
そして、注目は音楽の街、新開地です。
神戸はJAZが盛んなことで有名ですが、新開地もそうした影響を受けたのか、年に1度街中が音楽ライブの会場となる「新開地音楽祭」が開催されています。
ステージは、新開地商店街に6カ所、湊川公園に2カ所、神戸高速鉄道新開地駅と、計9カ所ものステージが準備され、2日間にわたって、街は音楽に包まれます。
驚きは、湊川公園のメインステージ。毎年、豪華アーティストがスペシャルゲストとして訪れ、新開地の街はまるで夢の中のようになります。ただ、何よりもすごいと私が思うのは、街のあちらこちらで開催されているライブのレベルの高いことと、ジャンルが多彩なこと。ロック、JAZ、POP、吹奏楽、弾き語り、ロカビリー、カントリーミュージック、独創的なもの・・・などなど、その他多彩な音楽性を持った人たちが、楽しそうに思い思いの音楽を奏でています。
今年(2015年)は5月9日(土)、10日(日)に開催され、スペシャルゲストは「悲しい色やね〜OSAKA Bay Blues」で有名な上田正樹さんなどです。
ほんの少し足を伸ばせば、新開地の近隣には、「神戸の台所」と称される、東山商店街もあり、新鮮な魚介類、地元の野菜や果物、お花などのお買い物にもおすすめです。
ぜひ、現在と未来が混在する神戸B面、「ええとこ、ええとこ新開地」をみなさんも楽しみませんか。
メインステージ
(湊川公園:兵庫区役所寄り)
街中で音楽が鳴り響く
(メトロ神戸ステージ)
(投稿職員 豊ちゃん)