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★地域の魅力紹介★明石海峡大橋を海上ウォーク印刷用ページ

時期:平成23年10月
エリア:明石海峡(明石市・淡路市)


 毎日、通勤電車からぼんやりと眺める明石海峡大橋。昭和61年4月に着工、時代の最先端体技術を結集し、完成・供用開始したのは平成10年4月5日。
明石海峡大橋
 全長3,911m、中央支間1,991mで世界最長の吊り橋です。初めて見た人たちは、誰しもその巨大さに驚き、ジモティー(地元民)の私ですら、いつもそのごっつさ(大きさ)を感じています。
<明石海峡大橋海上ウォーク>
 10月2日、さわやかな風が吹く気持ちの良い秋晴れの中、小学校からの友人と81歳になる父とともに架橋ウォークに行ってきました。JR舞子駅を降り、「橋の科学館」で受付を済ませると、しばし館内でお勉強。架橋建設の歴史、仕組みや建設技術などを3D映像などで学んだあと、巨大建築物であるアンカレイジへ移動。 
橋の基部「アンカレイジ」
アンカレイジから橋の内部に入ります
 係の人が、落下防止用のためカメラや携帯電話用のストラップを1人ずつ点検します。そして最後にヘルメットを渡されて、「えらいたいそうやなぁ(すごく大げさですね)」と友人がぼやき、その時は同感したのですが、これが大きな間違いであると後々分かることに。
<さあ空中散歩へ>
 当日は1000名の参加で、集団雪崩防止対策で約100人ずつのグループに分けていざ出発!アンカレイジ内部の階段を上り、いよいよ架橋下部の作業用通路に到着です。作業用通路の通行部分は、側溝の蓋によく使われているグレーチングで、60mの眼下は海面です。緊張で歩幅が小さくなります。
ヘルメットをかぶって出発
いよいよ海上ウォークに出発です
 海峡からの眺めは、東は神戸港、西は播磨灘がキラキラと輝いて、数多くの船舶が航行しています。ところが、何かの拍子につまずいたりすると下を向いてしまい、足下から言いようのない不安感が高まってきます。
<高さ83mの中央部>
 中央にさしかかる頃にはすっかり緊張感も薄れ、海面上83mあるところでも平気になりました。眼下にはフェリー、タンカー、ガット船、漁船、レジャーの釣船、カラスやトンビも行き来するのが見られます。一日900隻も航行する日本有数の海の要衝です。
 気持ちよく歩いていると、カチン、カチャカチャと時々金属音がします。不安になり随行の本四公団の職員の人に聞くと、自動車の小部品やタイヤにはさまった小石が犯人とのこと。
車道直下の作業用通路
尻(けつ)に妙な力がはいっとう(入っている)・・友人
すっとんとんやなぁ(遮るものがないな)・・父
しょーとろしいのぉ(すごく怖いな)・・友人
 架橋上部の上下車線の中央のすき間から落ちてきているようで、ヘルメットを装着する意味がようやく分かりました。小石がもし眼下の航行している船舶に当たろうものなら、80mもの落差ではまさに凶器となり得ます。
<いよいよ淡路へ>
 出発から1時間余りが過ぎ、ようやく淡路側のアンカレイジに着きました。私はそんなに疲れませんでしたが、父は「あぁしんどぅ(あぁ疲れた)」とため息をついていました。
淡路側から見た明石海峡大橋
左から友人、父、私
 道の駅の売店で土産の干しエビとタコせんべいを買い、高速旅客船に乗って明石港へ。船上から見上げる大橋は、また格別にでかさを感じました。あんなに歩いた明石海峡も、船ではなんと13分、あっという間に小旅行も終わりです。
 このイベントは、春と秋に実施されています。興味のある方は(財)淡路島くにうみ協会http://www.kuniumi.or.jp/index.phpへ。※しゃべり言葉は播州弁を使っています。
   (投稿職員 明石現人さん)

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