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平成22年度「地域公共交通活性化・再生総合事業」二次評価印刷用ページ

「地域公共交通活性化・再生総合事業」二次評価の概要

地域公共交通活性化・再生総合事業(以下「総合事業」という。)は、地域における主体的な取組及び創意工夫がより効果的・効率的に推進されることを目的に、事業を実施した各法定協議会が、毎年度の1月末現在での事業実施状況に対する自己評価を行うとともに、地方運輸局においては、その自己評価をもとに二次評価を行うこととされております。
神戸運輸監理部では、平成22年度に管内で実施された明石海峡海上交通活性化・再生協議会の調査事業の自己評価に対し、二次評価をより客観的に行う観点から、平成23 年2月18日に平成22年度神戸運輸監理部「地域公共交通活性化・再生総合事業」第三者評価委員会を開催し、構成員から頂戴したご意見、アドバイスを踏まえ二次評価を行いましたので、その概要をお知らせします。

事後評価結果の概要

当該調査事業は、自己評価の期日である1月末現在では、多くの調査がまだ実施中ではありましたが、地域の公共交通の問題点・課題を総合的に検討するために、対象となる航路の現況や利用者ニーズの把握に必要な調査が実施され、連携計画策定に向けた検討が進められていることを確認しました。
特に、当該事業が対象とする明石海峡の海上交通が担うべき、明石海峡大橋では代替できない利用者ニーズに対し、幅広い視野での課題抽出が図られており、平成22年11月に休止となったフェリー航路の再開策だけでなく、旅客船航路の強化も含めた多角的な観点からの対応策が検討されていることを評価しました。

その上で、今後の連携計画策定に向けて、以下のようなアドバイスを行いました。
  • 現在継続中の調査結果を踏まえ、より利用者ニーズ、地域ニーズに即した連携計画の策定を図ること。
  • 当該公共交通の維持・活性化を図るためには、利用者たる地域住民の関心と協力が不可欠であることから、事業内容や成果、取り組みの経過等について、わかりやすい周知を図ること。
  • 本事業で検討する海上交通は、人流だけでなく橋が代替できない二輪車等の需要を検証する必要があることから、需要別に数値的な目標を設定する等、よりわかりやすい効果の把握と評価が行える仕組みを構築すること。
  • 海上交通は、他の交通事業に比して物理的制約が大きい側面があることから、実現可能性に十分留意した事業内容やスケジュールを検討すること。

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