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隠れたB級グルメ「姫路駅そば」

時期:平成23年10月
エリア:姫路市


 今年11月12、13日の2日間、姫路は日本各地からB級グルメとともに大勢の人が集まり、大変な賑わいを見せるはず。そうB-1グランプリの開催で、過去最多の63団体が出店するとの情報です。ご当地の兵庫県からは「あかし玉子焼」「姫路おでん」「高砂にくてん」の3つがエントリーで、いずれも地元でお子様からお年寄りまでみんなに親しまれたソウルフードです。
 そんな中で、B-1グランプリ出展に双肩するB級グルメとして、今回ご紹介させていただくのが「姫路駅そば」。おそらく、姫路市民で食べたことのない人はないと断言できるのではないかと思うほど、みんなに親しまれた一品です。
姫路駅そば
350円の天ぷら駅そば
 というのも、姫路駅は神戸方面と岡山方面、さらに播但線と姫新線との乗換接続駅で、微妙にホーム上で時間待ちをすることがあり、それが通勤通学でお腹がすいているときに駅そばの看板を見ると、思わず注文しちゃうという絶妙のロケーションのせいもあると思います。
 売店は、姫路駅構内とホーム上以外には阪神百貨店の地下1Fフードコートにしかなく、注文する人の多くが350円の「きつね」か「天ぷら」ですが、「天ぷら」の方が多い気がします。そして、これが「そば」とは似ても似つかない代物で、沖縄のソーキそばを食べた時の衝撃と同じ。なんだこれは? 今までに食べたことのない味です。
 まず「スープ」。うどんスープのようだけど、関西風のようなあっさり感はなく、関東風との中間のようなどっしり、こってりしたクセのある和風だしの味。 
店内で食べましょう
電車到着の度に人で混み合う
 次に「麺」。なんでも戦後、最も簡単に大した機械設備もなしに出来る物として、統制品で手に入りにくい小麦粉をあきらめ、そば粉とこんにゃく粉でうどんの様なものを作ったそうですが、うどんは時間がたつとのびて美味しくなく長持ちできなかったために、かんすいを入れた現在の麺になったとのこと。
 食感も見た目も中華そばに似た黄色い麺です。
 そして「天ぷら」。小エビが入っていることは間違いないのですが、小エビよりも衣がやたら多いぺらぺらの天ぷら。さくさく感はなくねっとりとした感じです。
 最後に「食べ方」。いろいろあると思いますが、正統派の食べ方は、そのまま食べるには躊躇してしまう天ぷらをスープにくぐらせてグズグズにします。そして、麺と一緒に一気にズズーっと。口いっぱいに広がる姫路駅そばの風味がたまりません。
駅構内にもあります
姫路駅在来線のホーム上
 気になる味は、Kiss-FMのDJターザン山下さんは「うますぎて世界文化遺産クラスだ」と言うけど、正直言ってうまい!は言いすぎだと思う。でも、学生時代から食してきた僕からすると、忘れられない、インパクトのある、たまに食べたくなる、懐かしい味であることに違いはありません。
 牛丼が300円以下で食べられる時代ですから、駅そば一杯350円は安くはありませんが、せっかくB-1グランプリでグルメを食しに会場を訪れるのであれば、会場でも食べられるそうですが、ぜひ場外編として姫路駅のホームで駅そばを食べてみて下さい。
 (投稿職員 姫路在住Tさん)