海事振興部

旅客課/九州の旅客船事業


 「離島をぶらり」
宇 久 島(うくじま)

黒毛和牛
1.宇久島の紹介
 宇久島は、五島列島最北端に位置し、島の大半が西海国立公園に指定され、大自然豊な島です。平成18年3月31日は、全国的に珍しく本土と約60キロも離れた外海離島と合併により佐世保市となりました。
 宇久島では、平家のゆかりの里として、「平家の里づくり事業」や、黒毛和牛の肥育素牛の生産が有名なことから「和牛の里づくり」を目指しています。
 
黒毛和牛


2.宇久島を体験する
大浜海水浴場  マリンブルーの海と遠浅の砂浜が、何処まででも続く天然の海水浴場で、近くには海の家やキャンプ場も整備されています。島内には大浜海水浴場のほか、スゲ浜海水浴場や汐出海水浴場の天然の海水浴場が2つ整備されています。また、地引き網やクルージング(要予約)も楽しむことができます。
大浜海水浴場
 
フィッシャリーナ宇久
 マリンレジャーの拠点である「フィッシャリーナ宇久」では、毎年ゴールデンウィークに「フィッシャリーナ宇久・みなとまつり」が開催され、多くのヨットが参加して、白熱したレースが繰り広げられます。また、平成17年には「海の駅」として認定され、五島クルージングの拠点として活用されています。
 
フィッシャリーナ宇久

平家まつり
《平家まつり・ふれあい産業まつり》
 
 平家の里づくり事業の一環として、平家盛公の史実にもとづき、毎年11月に盛州公園をメイン会場に「平家まつり」を開催しています。漁船パレードや郷土芸能の上演、また武者行列が繰り広げられ源平時代へタイムスリップしたような錯覚を感じます。
 なお、同日開催の「ふれあい産業まつり」も開催され、郷土色豊かな産品が一同に集まる食のイベントです。
 
平家まつり

竜神祭(ひよひよ祭り
《竜神祭(ひよひよ祭り)》
 
 300年以上の歴史をもつ竜神祭は、神浦地区の漁民の伝統行事で、毎年旧暦6月17日に開催されています。夜のお祭りで、高張灯篭に先導された御神輿が町中を練り歩いた後、3隻の大漁旗に飾られた漁船に御神輿を乗せて、港の沖合いで神事を行うお祭りです。別名「ひよひよ祭り」とも呼ばれています。
 
竜神祭


※このページは、(財)日本離島センター発行の「日本の島ガイドSHIMADAS(シマダス)」(1998年)の内容の一部を転載したものを含んでいます。このページの一部または全部を無断で複製することはできません。

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