海事振興部

旅客課/九州の旅客船事業


 「離島をぶらり」
若 松 島(わかまつじま)

若松大橋
1.若松島の紹介
 若松島は、五島列島のほぼ中央に位置し、漁業の島であり、公共機関を主要施設の殆どがこの島に集中しています。島々がおりなす景観は、西海国立公園に指定されており、若松瀬戸を中心に室町時代の遺跡や隠れキリシタンの地としても有名で、カトリック教会や信者ゆかりの地です。
 平成3年に中通島と若松島を結ぶ若松大橋の架橋により交通アクセスも改善され、大橋付近は新たな観光スポットとなっています。また、若松瀬戸は釣りの名所でもあり、県内外からの釣り客で賑わっています。
 
若松大橋
2.若松島を体験する
・若松ディアパーク
 若松ディアパークは、長崎県の海と島のエコパーク構想のもと「生きものとの出会い」を中心テーマに「海と島」の自然空間の中で、「知識」・「感動」・「挑戦」が体験できる場所です。釣り、マリンブルーの海での海水浴、野生鹿とのふれあい等思う存分遊んでください。
また、宿泊設備もあり、バーベキューに夜のキャンプファイヤーで楽しみもいっぱいです。


守崎公園
3.若松島を観る
・若松大橋
 中通島と若松島を結ぶ全長522mのトラスト橋で、眼下に若松瀬戸の潮騒を一望でき、橋の両側には、潮の香薫る守崎と上中島の2つの公園があり、若松瀬戸と瀬戸に映える大橋を一望できます。
 
・潮の香薫る守崎公園
 若松大橋開通を記念して造られた公園で、色とりどりの花で飾られた直径7mの花時計があり、水辺にある遊歩道を散策すると、若松大橋、若松瀬戸、中通島を身近に感じる素晴らしい眺めは最高です。
 
守崎公園
どてらい市
4.若松島のイベント
・わかまつ特産品即売会 「どてらい市」
 毎年11月に若松みなと公園において開催され、会場では、いろいろな楽しいイベントが行われたり、新鮮な水産物や野菜、五島うどん等を買い求める大勢の人々で賑わいを見せています。
 
どてらい市
5.若松島の特産品
・豆ようかん
 昔から、奈良尾地区に伝わる代表的な郷土菓子の一つで、「おふくろの味」「ふるさとの味」として、親しまれています。添加物を一切使わず、また、砂糖を少量しか使わないのが特徴で、「ようかんなのに甘くない」ところが人気です。


※このページは、(財)日本離島センター発行の「日本の島ガイドSHIMADAS(シマダス)」(1998年)の内容の一部を転載したものを含んでいます。このページの一部または全部を無断で複製することはできません。

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