タイトル
 中部運輸局では、「事業用自動車総合安全プラン2009」(平成21年3月策定)の目標である、10年間で交通事故死者数を半減するなどの達成に向けさまざまな取組みを推進しているところであり、近年、全業態の運転者の体調急変に起因する事故の自動車事故報告件数が増加していることをふまえ、平成26年4月「事業用自動車の運転者の健康管理マニュアル」が改訂されました。この改訂において、事業者は日頃から乗務員の健康状態の把握に努め、疾病・過労の未然防止と早期治療・是正、乗務前点呼時や運行中の予兆の把握と対処等に関する取組みやこれらソフト面を補完するための健康管理機器及びハード面における車両の先進安全機器を積極的に活用する必要性があらためて示されています。本セミナーでは、運転者の体調急変に伴う事故全般について更なる安全対策のため、健康管理や疾患の講演及び健康管理の取組み事例を紹介し、運転者の健康管理による安全運行の向上を目指し、健康起因の事故防止を図ることとしております。  
日時
平成26年9月3日(水曜日)13:00〜16:40
 
会場
名古屋市公会堂4回ホール
     名古屋市昭和区鶴舞1丁目1番3号
 
テーマ
健康起因の事故防止に向けて
〜ソフト・ハード両面による健康管理と対処の充実〜
 
講演
○ プログラム 講師等プロフィール
1.事業用自動車の運転者の健康管理
  国土交通省 自動車局安全政策課長 小林豊  講演概要(PDF)
2.「実例からみる健康起因事故防止対策」
〜定期健康診断とSASを中心とした実践的進め方〜
  NPO法人ヘルスケアネットワーク(OCHIS)
                 副理事長 作本貞子 氏  講演概要(PDF)
3.脳・神経疾患による運転への影響
  埼玉医科大学 神経内科学教授・副医学部 長荒木信夫 氏  講演概要(PDF)
4.先進安全システムによる運転支援
  日野自動車株式会社 技術研究所所長 榎本英彦 氏  講演概要(PDF)
5.パネルディスカッション
  テーマ: ソフト・ハード両面による健康管理と対処の充実  概要(PDF)
  コーディネーター:作本貞子氏(NPO法人ヘルスケアネットワーク)
     パネリスト:荒木信夫氏(埼玉医科大学)
           榎本英彦氏(日野自動車株式会社)
           堀江次郎氏(名鉄バス株式会社)
           伊藤僚一氏(名鉄岡崎タクシー株式会社)
           川ア秀樹氏(日本梱包運輸倉庫株式会社)
           小林豊(国土交通省自動車局安全政策課)