路線バスをはじめとする公共交通は、通勤、通学、通院、買物といった生活に密着した目的のために 利用されており、生活に欠かすことのできない社会基盤としての役割を担っています。みなさんが 利用しているバス停は、地域でのニーズや利便性に応じて、安全性の確保を確認した上で、現在の 場所に設置されてきました。しかし周辺環境の変化などもあり、一部のバス停においてバスが停車 した際に歩行者の視界を遮ってしまう状況が生じていることから、本検討会を立ち上げ、実態把握 および安全対策を進めています。
バス停留所安全性確保対策実施状況一覧表(令和２年１２月２５日現在)を公表します。 公表準備と平行して、バス事業者および関係機関と連携し、バス停の安全対策を講じてきました。 一覧表には掲載していませんが、令和２年１月から今日までの間で「１２９」箇所のバス停についての 改善をおこないました。今後、横断歩道や交差点に近接したバス停について、関係各所と連携してバス停の 移設やハード対策、およびバス利用者やドライバーへの注意喚起をおこない、安全確保に努めていきます。 バス停留所安全性確保対策実施状況一覧表を更新しました（令和５年９月３０日現在）。 令和２年１２月２５日〜令和５年９月３０日までに累計で「３５５」箇所のバス停の改善をおこないました。
大切な生活の足であるバス路線として、長年地域に馴染んできたバス停を移設することや、 横断歩道等の道路環境を変更するには、その地域のみなさまのご理解、ご協力が不可欠です。 また、歩行者は道路を横断する際に車の死角に十分注意をするよう、ドライバーは横断歩道や その手前で止まっている車があるときには、その側を通って前方に出る前に一時停止をし、 十分な安全確認をお願いします。 痛ましい交通事故が起こらないよう、みなさまのご理解、ご協力をよろしくお願いします。 ▽警察庁ＨＰ「横断歩道は歩行者優先です」 ▽ポスター「バスのシカクにご用心」
令和元年度 ・１２月１３日付けで国土交通省自動車局長から各地方運輸局長あて、
「路線定期運行を行う一般乗合旅客自動車運送事業の停留所の安全性確保対策について」の通達が発出。
対象となるバス停の調査及び検討会設置に向けた調整を開始。
令和２年度 ・７月３１日付けで国土交通省自動車局旅客課から「安全上の優先度の判定方法に係る事務連絡」が発出。
・９月３０日 第１回 静岡県バス停留所安全性確保合同検討会を開催。
・１２月１７日 第２回 静岡県バス停留所安全性確保合同検討会を開催。
・１２月２５日 バス停留所安全性確保対策実施状況一覧表を公表。
・３月３１日 バス停留所安全性確保対策実施状況一覧表（令和３年３月３１日現在）を公表。
令和３年度 ・７月１９日 バス停留所安全性確保対策実施状況一覧表（令和３年６月３０日現在）を公表。
・１０月１５日 バス停留所安全性確保対策実施状況一覧表（令和３年９月３０日現在）を公表。
・１月１８日 バス停留所安全性確保対策実施状況一覧表（令和３年１２月３１日現在）を公表
・３月４日 第３回 静岡県バス停留所安全性確保合同検討会を開催。
令和４年度 ・４月１５日 バス停留所安全性確保対策実施状況一覧表（令和４年３月３１日現在）を公表。
・７月１５日 バス停留所安全性確保対策実施状況一覧表（令和４年６月３０日現在）を公表。
・１０月１８日 バス停留所安全性確保対策実施状況一覧表（令和４年９月３０日現在）を公表。
・１月１３日 バス停留所安全性確保対策実施状況一覧表（令和４年１２月３１日現在）を公表。
・１月２７日 第４回 静岡県バス停留所安全性確保合同検討会を開催。
令和５年度 ・４月１４日 バス停留所安全性確保対策実施状況一覧表（令和５年３月３１日現在）を公表。
・７月２４日 バス停留所安全性確保対策実施状況一覧表（令和５年６月３０日現在）を公表。
・９月２７日 第５回 静岡県バス停留所安全性確保合同検討会を開催。
・１０月２４日 バス停留所安全性確保対策実施状況一覧表（令和５年９月３０日現在）を公表
検討会の構成員 中部運輸局静岡運輸支局、静岡県警察本部、中部地方整備局（関係国道事務所）、静岡県（交通基盤部道路局）、 静岡市（建設局）、浜松市（土木部）、一般社団法人静岡県バス協会、 静岡県内にバス停留所を有する一般乗合旅客自動車運送事業者 ※オブザーバー 静岡県内の自治体（公共交通関係部署、道路管理関係部署）等その他関係者 ▽お問い合わせ先（検討会事務局） 中部運輸局静岡運輸支局 輸送・監査担当 ＴＥＬ ０５４−２６１−２８９８
