写真家 杉本 恭子 氏
１９５７年東京生まれ。
大手コンピュータ会社でシステムエンジニアとして勤務の後、竹内敏信氏に師事。
数々のコンテストに入選して、新聞や雑誌で取り上げられる。
著書に「撮り歩き旅の写真術」(新星出版社)、「私の写真入門」(文芸社ビジュアルアート)
及び「デジタル一眼レフキレイ撮りマスターブック」(永岡書店)などがある。
現在、東京や名古屋を中心に写真教室や撮影会を精力的に行っている。
株式会社ＰＨＯＴＯ ＪＯＹ 代表取締役、社団法人日本写真家協会会員、
社団法人日本写真協会会員、ＮＰＯ法人日本写真療法家協会理事
「中部の鉄道フォトコンテスト」開催おめでとうございます。
今回４回目の審査をさせていただきました、杉本恭子です。
入選されました皆様方、おめでとうございました。
このフォトコンテストは「乗って楽しんで撮影して」ということがテーマとなっています。
乗った車内から外を見て撮影する、車内の様子を撮影するということが応募の条件になっています。ですから、通常の線路の外から撮影する撮り鉄とは
違う写真になります。
第４回目にもなりますと、そのあたりの工夫がよくわかるような写真が多く、大変興味深く楽しく審査をさせていただきました。車内でなければ撮影で
きない映り込み、人影、車窓からの美しく流れる風景など素敵な写真がたくさんありました。
ただし、車中の人々の写真は、お友達、知り合いであればいいのですが、了承なく撮影された人物写真は、肖像権の関係で審査の対象にならない場合
がありますので、応募していただくときに気をつけていただければと思います。
今回、写真に対するタイトルやコメントに思いを込めたものも多くあったので、一枚一枚丁寧に見させていただきました。ローカル列車に対する思いや
子供たちの想い出などなど皆さんの気持ちが伝わってきました。コンテスト発表の場で、これらの写真を見ていただいた方々にも伝わるといいなと思い
ます。
中部運輸局が担当されている地方の鉄道は、とてもたくさんあります。それぞれ素敵なスポットがありますからホームぺージなどで確認していただき、
個性的な写真として捉えていただきたいと思います。
気持ちを込めてシャッターを押してくださいね。
また皆様の素敵なお写真をお待ちしております。
ありがとうございました。
