2026年10月1日 更新
冬期(11月〜2月)は、車輪脱落事故が増える時期です
大型車の車輪は100kg近くあり、これが脱落すると自動車と同じ速度で制御も 効かずに動くことになり、重大事故に繋がる大変危険な状況が生じます。 昨年度は脱落した車輪により被害者の方が死亡に至る痛ましい事故も発生し ております。このような脱落事故は毎年度100件以上(令和7年度は120件)発生しており、高止まりの 状況となっています。
この車輪が脱落する事故は、冬期(11月〜2月)に集中し、冬用タイヤ交換後1ヶ月以内に多く発生する傾向にあります。(下記グラフ参照)
また、昨年は一部の地域において初雪の予報が例年に比べ早まったことにより、冬用タイヤへの交換作業が前倒しとなりました。その結果、脱落事故発生時期も早まり、事故件数が増加しました。その原因として、交換作業が早期の短期に集中し、作業に抜け漏れが生じた可能性も考えられます。


(国土交通省動画「事故の恐ろしさを知って! 大型車の車輪脱落事故」)より)
車輪脱落事故の発生原因
主な事故の発生原因は、タイヤ交換時の作業不備とタイヤ交換後の保守管理の不備の2つの要因と推定しています。
○タイヤ交換時の作業不備
- �@規定の締付トルクで締め付けられていない。
- �Aホイール・ボルト、ホイール・ナット及びホイールの錆、ゴミの確認、清掃が不十分


- �@増し締めが行われていない
- �A日常点検・定期点検時のホイール・ボルトの緩みの点検が不十分
- �B規定の締付トルクで増し締めがされていない
- �C増し締めの実施時期(距離)が遅い
(国土交通省動画「事故の恐ろしさを知って! 大型車の車輪脱落事故」)より)
車輪脱落事故防止対策
一歩間違えば歩道を通行する歩行者や自転車を巻き込み、死亡に至る事故となります。
悲惨な事故をなくすためにも、以下の事故防止対策の積極的な取組みをお願いします。
ホイール・ボルト折損等による大型車の車輪脱落事故(国土交通省ホームページ)

(作業手順解説動画)
車輪脱落予兆検知装置の補助金
近年「車輪脱落予兆検知装置」が開発され、安全の確保のみならずドライバーの負担軽減も期待されます。
国土交通省では当該装置の普及促進を図るため、ASV導入支援装置に追加し、費用の補助を行っております。
下記のサイトをご覧下さい。
事業用自動車のASV装置の導入に対する補助金(令和8年度)


