北海道クルーズ振興協議会
 クイズの解答「客船雑学クイズ」



Q1 解答 ×→クレジットカードの使用が可能。
 クルーズの船内はキャッシュレス・システム。いったん船に乗ると、船内の飲食(アルコール、ソフトドリンク)や買い物、寄港地ツアーの申し込みは、サインだけでOK。現金を持ち歩く必要はない。また、クレジットカードをあらかじめレセプションで登録しておき、下船前日の夜にキャビンに配られる明細を確認すればOK。後日自動精算される。


Q2 解答 ○
 日本船にはキャビンと同じ階に無料で利用できるセルフサービスの洗濯機、乾燥機、洗剤、アイロンが用意されている。また、有料でクリーニング、プレスなどの利用もできる。Yシャツで350円〜、ワンピースで700円〜(飛鳥)が目安。客室係またはレセプションにオーダーする。


10−3解答 ×→船舶電話、Eメールなどもある。
 ブリックスペースに備え付けの船舶電話がある。国際電話はインマルサットを利用するため料金が高い(飛鳥の場合は3分2,000円、FAXはA4サイズ1枚1,200円)。日本国内の場合は、各自持参の携帯電話、また外国航路の場合はFAX、Eメール(飛鳥、ぱしふぃっく びいなす。Eメール教室もあり)を利用するのが便利。外国船は、キャビンから直接日本に電話をかけられる船が多い。


Q4 解答 ○→ピースボートには、畳のあるキャビンが登場。
 畳の上で世界一周できる、そんなキャビンも存在する。舞台はピースボートのトパーズ号。「一人ひとりによりやさしい」キャビンを目指し、約100種類の[MYCABIN]プランを設定。その中には、ベッドの上に畳を敷いた“畳ベッド”タイプなども多く、日本人の身体にもうれしい畳や麻で、洋風のキャビンを鮮やかにリニューアルし、好評を得ている。


Q5 解答 ○
 「吉野」「游仙」「楽水亭」「平成」−それぞれ、日本船の和室の名。にっぽん丸、飛鳥、ぱしふぃっく びいなす、ふじ丸の順だ。お茶席やお正月のかるた取り大会など、和のイベントの会場となるが、“空室”である時間も長いので、日本人の私たちにとっては貴重なレストスポットでもある。畳が恋しくなったら、靴を脱いでのんびり、過ごしてみては。


6 解答 ×→ブリッジ見学が可能な船もある。
 クルーズ中、ブリッジを開放し、乗船客が見学できるチャンスを設けている客船もある。オフィサーに海図やレーダーなど、設備についての質問もできるし、双眼鏡やオフィサーの帽子を借りて、船長気分?!も味わえる。ただし、天候がすぐれない場合は延期・中止になることもある。外国船は9・11テロ以降取り止めているケースが多い。


Q7 解答 ×→比較的上層階にあり、入浴時間は指定されている。
 各船とも、大浴場には大きな窓がある。ということは、窓の外の景色や波を見ながら湯船に浸かれる展望浴場であり、日本船と、日本人の幸せを感じるひとときである。24時間ではないが、早朝から深夜までオープンしているのでうれしい。日の出を拝むのも、寄港地観光やディナー後のダンスタイムでの心地よい汗と身体をゆっくりほぐすのも、OK。


Q8 解答 ○
 にっぽん丸では2000年のステートルーム改装を機に、すべての客室にDVDプレーヤーを搭載。現在、ブティック「アンカー」にある約50タイトル(入れ替えあり)を有料でレンタルしているほか、もちろん、家庭から持参のDVDを鑑賞することもOK。最近人気のタイトルは「ハリー・ポッター 賢者の石」だとか。


Q9 解答 ○
 
日本船では、日本の沿岸ではNHKのBS放送、海外クルーズではCS放送によるNHKの海外番組「ワールド・プレミアム」チャンネルなどがリアルタイムで視聴できる(一部の海域では受診できないこともある)。


10 解答 ○
 日本船のライブラリーは24時間オープン。次の寄港地に到着する前や、眠れない夜の、強い味方となってくれる。雑誌、書籍や写真集、旅行ガイドなど一通りそろっており、閲覧のみ可能(貸出は不可)。新聞は、国内クルーズでは寄港地ごとに仕入れ、海外クルーズではFAXで仕入れた新聞のダイジェスト版記事を、同じくライブラリーで閲覧できる。


11 解答 ○→新造船クイーンメリー2(英)に設置される予定。
 客船としては世界最高額、約8億ドルの建造費で、満を持して2004年1月に就航するクイーンメリー2(キュナード)。この15万トンの船には、レクチャーホールや映画館にもなる史上初の洋上プラネタリウムが設置されるほか、洋上で世界最大を誇るボールルームなど、160年以上の歴史と伝統を誇る同社が最新鋭の技術を生かした施設が満載の予定だ。


12 解答 ○→ぱしふぃっく びいなすには、スイート以上の乗船客のみ利用できるダイニングがある。
 通常、日本船のクルーズ代金の差はキャビンのグレードのみ、とされている。しかし、ぱしふぃっく びいなすでは例外的に、スイートルーム以上の乗船客のみが利用できるダイニングサロン「グラン・シエクル」(定員46人)があり、落ち着きある雰囲気で、よりきめ細かなサービスを受けられる(料理のメニューはメインダイニングルームと同じ)。


13 解答 ×→夕刻から適用になる規定。
 船には「カジュアル」「インフォーマル」「フォーマル」と、主に服装の目安となる3つのドレスコードが存在し、それぞれ、夕刻のパーティー、ディナーから就寝まで適用になることに注意。フォーマルといっても、雰囲気を盛り上げるための演出なので、リラックスして楽しみたい。目安は、乗船チケットとともに配られる冊子に明記されているので、参考に。

(例)○カジュアル   襟のあるシャツ
   ○インフォーマル 男性−ジャケットにタイ、女性−ワンピースやスーツ
   ○フォーマル   男性−タキシード、女性−ロングドレス など


14 解答 ×→1日7回の食事、それがクルーズ。
 モーニングコーヒー、朝食、午前のティータイム、昼食、アフタヌーンティー、ディナー、夜食。クルーズの1日は、3度ならず「7度のごはん」(クルーズ代金にも含まれる)で彩られる。早起きしても、夜更かししても大丈夫な上、1日7度味わうことも可能だ。お腹の具合と相談して決めよう。外国船では、24時間オープンのレストランがある船も。


15 解答 ×→「ツーシーティング」ではクルーズ中、同じ回でのディナーに参加するのが基本。
 日本船の場合、食事は2回制の場合が多い(クルーズによって異なる)。時間の目安は、1回目が18時〜18時半スタート、2回目は19時半〜20時半スタート、といったところ。普段の生活スタイル、船で過ごしたいスタイルに合わせ、クルーズのブッキングと同時に希望を出せる。


16 解答 ○
 日本船では朝食に、必ず和食・洋食の両方を用意している。昼食、ディナーは日替わりで、フレンチから和食までさまざまだが、夜食にはまた、麺類やミニおにぎりなどが登場する。朝は和食で落ち着き、昼・夜は現地の食材を活かしたメニューに舌鼓、といったことが可能なのも、日本船の心地よさである。


17 解答 ×→日本籍船の船上では禁止、カジノゲームは各船で設置。
 
2003年8月現在、現金を賭けるカジノは日本の法律により不可能だが、各船ごとにカジノゲームのスペースを設け、ルーレットやブラックジャック、スロットマシーンなどを楽しめる時間を設けている。ピースボートのトパーズはリニューアルの際、かつてのカジノの両替スペースだった場所に棚を取り付け、ライブラリーとして利用している。


18 解答 ○
 「船は揺れるから・・・」という思い込みは過去の話。近年の客船にはフィン・スタビライザーという横揺れに防止装置が付いているので、横揺れについては比較的軽減されてきている。しかし、どうしても心配な人はレセプションへ。酔い止めの薬(無料)を用意しているし、医務室では酔い止め注射(有料)も打ってくれる。


19 解答 ○
 日本船には医務室があり、医師と看護師が乗船している(通常2泊3日以上のクルーズ。健康保険社会保険は適用されない場合も)。一般的な薬も置いてあるが常備薬は持参が基本。障害者の場合、介助者の同行などを条件に、乗船が可能(船客数などの制限あり)。


20 解答 ○
 フレンドリーなフィリピンクルーを筆頭に、ダイニング、ハウスキーピング、エンターテイメント部門などで、外国人スタッフが数多く働いている。たとえば飛鳥には約20カ国のクルーが集まっている。英語が彼らの公用語だが、あいさつやジョーク(?)など、日本語が話せるスタッフも多いので、ぜひ気軽に話し掛けてみたい。


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