北海道運輸局

　「目次」件名をクリックすると、それぞれの記事に移動します。

　○「海の日」とは
　○令和２年度海事功労者等表彰式を全道各地で挙行
　○不正改造車の夜間街頭検査を行いました
　　〜不正改造車５台に整備命令を発令〜
　○編集後記

「海の日」とは

　日本は、四面を海に囲まれた海洋国で、はるか昔から外国からの文化の伝来をはじめ、人の往来や物の輸送、産業、生活などの各分野にわたって、海に深くかかわってきました。昨今、ウォーターフロントが開発・整備され、マリンレジャーが広く普及するなど、海を利用する機会が多様化しましたが、一方で地球環境の保全という観点から特に海の役割が一層高まっており、海洋汚染防止などの必要性が一層高まっています。
　このような海の重要性にかんがみ、国民の祝日「海の日」を設けようと国民運動が大いに盛り上がり、その結果、平成８（１９９６）年から「海の恩恵に感謝し、海洋国日本の繁栄を願う日」として７月２０日が国民の祝日「海の日」として制定され、さらに平成１３（２００１）年６月、「国民の祝日に関する法律の一部を改正する法律」が成立したことにより、「海の日」は平成１５（２００３）年から７月の第三月曜日となり、三連休化されております。
　なお、今年（令和２（２０２０）年）の「海の日」は７月２３日（木）となっております。

　また、「海の日」の三連休化を契機に、「海の日」本来の意義が失われることなく、三連休化がより有効に活用されるよう環境づくりを進めていくこととし、広く国民の皆様に「海」に対する理解と認識を高めていただくために、７月１日から３１日までを「海の月間」としております。

　海事功労者等表彰は、海事関係事業等でご活躍してこられた方や海をきれいにするための港内、海浜等の美化活動に貢献された方、海難防止の取組に尽力してこられた方等に対して、各分野でのご功績に敬意を表し、国民の祝日「海の日」にあわせて授与しているものです。

　全道各地で表彰式を挙行し、北海道運輸局関係では、
　令和２年７月２７日(月)に、
　　小樽地区において、国土交通大臣表彰を２名、北海道運輸局長表彰を５名、
　　室蘭地区において、北海道運輸局長表彰を５名、
　　苫小牧地区において、国土交通大臣表彰を１名、北海道運輸局長表彰を１２名、
　　稚内地区において、北海道運輸局長表彰を２名
　令和２年７月２９日(水)に、
　　釧路地区において、国土交通大臣表彰を１名、北海道運輸局長表彰を７名、
　を表彰いたしました。

　受賞された皆様の益々のご活躍とご健勝、ならびに業界の更なるご発展をお祈り申し上げます。

　国土交通省では、車両の安全確保及び環境保全を図るため、関係省庁、自動車関係団体等と協力して不正改造車を排除する運動を年間を通して行っています。
　取り組みの一環として、車検以外に警察機関の協力のもと公道における街頭検査を実施して、保安基準不適合車両の排除を行っています。 車両検査の結果、保安基準に適合しない車両については、整備命令を発令し不適合箇所の改善を行わせるほか、自動車ユーザーに対して不正改造車の違法性・危険性を周知しています。

　札幌運輸支局では7月17日に北海道警察札幌方面滝川警察署及び独立行政法人自動車技術総合機構北海道検査部と連携し、不正改造車を排除するために夜間街頭検査を実施しました。
　その結果、消音器の取り外しや着色フィルムの貼付等の不正改造が確認された自動車５台に対し整備命令を発令しました。

　不正改造排除に向けた取り組みは今後も引き続き行ってまいります。

　　　　　　　 　　　　　　　

☆７月１３日〜７月２２日までの１０日間、夏の交通安全運動が「飲酒運転の根絶」「子供と高齢者の交通事故防止」「スピード ダウンと 全席シートベルト着用」「バイクの交通事故防止」を重点事項として実施されました。
☆また、観光関連事業者からは、旅行者視点での感染防止のための留意点をまとめた「新しい旅のエチケット」が示されております。
【公表先ＵＲＬ】
　旅行連絡会加入団体である（一社）日本旅行業協会 ホームページにて公表
　http://www.jata-net.or.jp/virus/
☆これから夏休みシーズンを迎えるにあたりまして、引き続き交通安全と感染症予防に取り組みながら、北海道の短い夏を楽しんでいただければと存じます。