

観光・施設情報
五稜郭タワー
五稜郭築城100年を記念して1964年12月に建造された初代タワーの高さは60m。初代に代わり、2006年4月1日にオープンした新タワーは高さ107m(避雷針高)。展望台からは、函館山や津軽海峡、横津連峰の山並み、そして特別史跡五稜郭の大地に輝く星形の眺望を見ることができます。展望台には、五稜郭の歴史が学べる展示スペース「五稜郭歴史回廊」や強化ガラスの床で下が見える「シースルーフロア」、「売店」、「カフェスタンド」などがあります。

箱館奉行所
箱館奉行所は、徳川幕府により幕末開港時に五稜郭中央部に設置されたが、明治維新の箱館戦争後に解体されました。この後特別史跡五稜郭後の史跡準備のため、2010年に幕末期の古写真や絵図面、文献資料をもとに当時の姿に復元されました。復元にあたっては、当時と同一の場所に外観や規模は同一で使用材料等も可能な限り同一の産地とし、建築技法も伝統工法を用いています。また、復元建物内部は江戸時代の奉行所での年中行事等に使用された大広間をはじめとする再現ゾーン、五稜郭・箱館奉行所・箱館戦争を紹介する歴史発見ゾーン、その他に映像シアターなどがあり、幕末から明治維新の出来事を学び、当時の景観を体感することが出来ます。

五稜郭公園
北方防備の目的で造られた、日本初のフランス築城方式の星型要塞で国の特別史跡に指定されています。幕軍と官軍の最期の戦いである箱館戦争の舞台となったことでも有名。4月下旬から園内のソメイヨシノが一勢に咲き誇り、市民でにぎわいを見せる花見の名所です。

北海道立函館美術館
「道南の美術」「東洋美術と書」「文字記号に関わる現代美術」をテーマとして近代以降の優れた作品を収集・展示しています。日本を代表する書家 金子鷗亭の作品も充実しています。

函館市北洋資料館
函館と北洋との結びつきは江戸幕府が箱館に奉行を置き樺太沿岸の漁業を手がけたことに始まり、昭和63年まで母船式サケ・マス漁業の基地としての役割を果たしてきました。当館は、厳しい北洋の自然と戦いながら生きてきた私たちの先人について、「昔の北方漁業の歩み」、「北洋漁業の歩み」、「200海里時代とこれからの漁業」の3点について、展示で分かりやすく学べる施設です。
