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関東運輸局 > 海運・船舶・船員 > 船員の最低賃金を保障するために

船員の最低賃金を保障するために印刷用ページ

『最低賃金制度』とは…
最低賃金法に基づき、国が賃金の最低限度を定め、使用者はその最低賃金額以上の賃金を支払わなければならない、という制度です。
仮に、最低賃金より低い賃金を労働者・使用者双方の合意の上で定めても、その部分については法律によって無効とされ、最低賃金額と同様の定めをしたものとみなされます。
したがって、最低賃金未満の賃金しか支払わなかった場合には、最低賃金額との差額を支払わなくてはなりません。
また、最低賃金額に達しない賃金を定める労働協約・就業規則は、最低賃金法違反となり、これに反する労働協約・就業規則の当該部分は無効となります。

船員の最低賃金
海上労働の特殊性を考慮し、船員の最低賃金は、陸上勤務者の最低賃金とは別に決定されます。
陸上勤務者の最低賃金は厚生労働省で決定されますが、船員の最低賃金は国土交通省で決定します。
船舶の大きさによって、大臣が決定するものと地方運輸局長が決定するものがあります。

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