【資料4】タイトル 最近の主な取組について(事務局) 1ページ バリアフリー教室による「心のバリアフリー」の推進 近畿運輸局 令和6年度 開催実績 14件(内訳:大阪2、京都3、兵庫3、奈良2、滋賀4) 開催地 京都府 京都市 場所(イベント名)梅小路公園(バスまつり)日程 6月9日 対象 イベント来場者(お子様連れファミリー)参加人数 10名※バスを使用したバリアフリー教室の参加者数。この他ブースを出展し、バリアフリークイズや車椅子体験、チラシ配布等を併せて実施。先生 - 主催 近畿運輸局 開催地 兵庫県 姫路市 場所 姫路市立 船場小学校 日程 6月25日 対象 小学生 参加人数 80名 先生 3名 主催 近畿運輸局 開催地 滋賀県 草津市 場所 学童保育 のびっ子大路 日程 7月29日 対象 小学生 参加人数 65名 先生 4名 主催 近畿運輸局 開催地 滋賀県 守山市 場所 学童保育 まほろば児童クラブ 日程 8月27日 対象 小学生 参加人数 38名 先生 5名 主催 近畿運輸局 開催地 大阪府 高槻市 場所 高槻市立 芝谷中学校 日程 ①9月11日,②1月10日,③2月14日 対象 中学生 参加人数 27名 先生 2名 主催 近畿運輸局 開催地 大阪府 藤井寺市 場所 大阪府立藤井寺工科高等学校(定時制)日程 9月11日 対象 定時制高校1年生 参加人数 20名 先生 8名 主催 近畿運輸局 開催地 兵庫県 姫路市 場所 姫路市立 城西小学校 日程 10月7日 対象 小学生 参加人数 77名 先生 4名 主催 近畿運輸局 開催地 滋賀県 彦根市 場所 河瀬地区公民館 日程 10月10日 対象 地域の住民 参加人数 16名 先生 3名 主催 近畿運輸局 開催地 京都府 宇治市 場所 京都文教大学 日程 ①10月10日,②10月17日,③10月31日 対象 大学生 参加人数 19名 先生 ‐ 主催 宇治市 開催地 奈良県 香芝市 場所 香芝市立 関屋小学校 日程 10月31日 対象 小学生 参加人数 63名 先生 ‐ 主催 香芝市 開催地 京都府 相楽郡精華町 場所 精華町立 東光小学校 日程 11月15日 対象 小学生 参加人数 65名 先生 ‐ 主催 精華町 開催地 奈良県 大和郡山市 場所 大和郡山市立 矢田小学校 日程 11月28日 対象 小学生 参加人数 85名 先生 4名 主催 近畿運輸局 開催地 滋賀県 東近江市 場所 東近江市立 湖東第一小学校 日程 12月10日 対象 小学生 参加人数 23名 先生 2名 主催 近畿運輸局 開催地 兵庫県 姫路市 場所 姫路市立 中寺小学校 日程 12月19日 対象 小学生 参加人数 71名 先生 3名 主催 近畿運輸局 【参加者感想】 ・障害のある人の気持ちになって考えて、困っている人を見かけたら「お手伝いしましょうか」と声をかけたい。 ・心のバリアフリーは障害のある人だけでなく、私達の問題でもあることが分かった。 ・当事者と身近に話せる、直接話を聞くことができる点が良かった。 【啓発活動の輪を広げるための取組】 ・できる限り多くの先生に参加を働きかけ、体験補助等にも積極的に先生が参加 ・自治体にバリアフリー教室の資料を提供し、自治体主催でバリアフリー教室を実施 ・学校の先生方が多数集まる会議でバリアフリー教室に関する資料を配付 ・バリアフリー教室の保護者参観を実施 2ページ 京都文教大学・宇治市・京都運輸支局の連携による「心のバリアフリー推進事業」近畿運輸局 京都文教大学の臨床心理学科の1年生を対象に、バリアフリーについて学習・考察するとともに、その学習成果を活かして、地域における「心のバリアフリー」の推進に繋げることを目的とした「心のバリアフリー推進事業」を京都文教大学・宇治市・京都運輸支局が連携して実施しました。 学び:事前学習・体験学習・まとめ(10/10、10/17、10/31) 京都運輸支局・宇治市による説明(写真) 車椅子体験(写真) 視覚障害疑似体験(写真) 体験まとめ・出店企画(写真) 出店現場調整(写真) ↓ 実践:イベントで学生が企画・出店 (11/24) 地域に大学を開放し、地域の様々な人々が集い交流する場として開催されている「ともいき(共生)フェスティバル」において、学生自らが企画した当事者体験等を通じて「心のバリアフリー」を推進。 ポスター展示(写真) 子供への視覚障害疑似体験(写真) 大学内での車椅子体験(写真) 出店改善点 昨年度予約が殺到した反省から予約状況看板を作成。見える化を図った。(予約看板)(写真) 取組改善に向けて 3月4日に開催した障害当事者、交通事業者、行政、学識等による宇治市交通バリアフリー検討委員会において、学生による取組発表を行い次年度以降の取り組みについてご意見をいただいた。 令和7年度の取組 心のバリアフリーのさらなる啓発を図るため、この取組を継続するとともに、上乗せする形で全学年を対象にプロジェクト科目を後期授業で実施予定。 3ページ 近畿地方整備局 バリアフリー教室の実施 実際に身をもって体験することにより交通バリアフリーに対する理解を一層深め、道路空間の利便性・安全性のより一層の向上に努めていく事が重要と考え、近畿技術事務所構内に車いす体験、白状・アイマスク体験ができる実物大の「交通バリアフリー比較体験コース」を構築しています。 令和6年度は12回実施し、民間企業、府市、大学、中学校、小学校等、延べ307名が体験。 令和7年度も5月末現在、民間企業、府市、中学校等延べ54名が体験。 体験の様子(令和7年5月) (写真)車いす体験をしている様子 車椅子は、わずかな段差でものぼりにくと分かった。 (写真)白状・アイマスク体験している様子 白杖の時に自転車を置かれたら、とても歩きにくかった。 4ページ 国土交通省からのお知らせ 2025年6月から建築物のバリアフリー基準が変わります。 見直しを行う3つの基準 1 車椅子使用者用トイレの設置数 2 車椅子使用者用駐車施設の設置数 3 車椅子使用者用客席の設置数 詳細は裏面をご覧下さい 5ページ 2025年6月1日以降に工事に着工する建築物が対象となります。 1 車椅子使用者用トイレの設置数 改正前:建築物に1以上  改正後:原則、各階に1以上 ※床面積が1000㎡未満の階、10000㎡超の階については別途規定 2 車椅子使用者用駐車施設の設置数 改正前:建築物に1以上 改正後:200台以下の駐車場:全体の2%以上     201台以上の駐車場:全体の1%+2以上 3 車椅子使用者用客席の設置数 改正前:義務基準なし  改正後:400席以下の劇場等:2以上     401席以上の劇場等:全体の0.5%以上 ※劇場等:劇場、観覧場、映画館若しくは演芸場又は集会場若しくは公会堂 車椅子使用者用トイレを設置した場合、容積率の特例の適用対象となります。 車椅子使用者用トイレの床面積の一部が不算入となります。 ※特定行政庁の許可が必要となりますので、詳しくは特定行政庁にお問い合わせください。 改正内容に関する詳細はこちら 建築物におけるバリアフリーについて https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/jutakukentiku_house_fr_000049.html 発行:国土交通省 住宅局 参事官(建築企画担当)付 Tel:03-5253-8111 6ページ 神戸運輸監理部の取り組み(令和6年度) 当事者の参画による取り組み バリアフリー教室の実施 姫路市立 神南中学校 日時:令和6年5月20日(座学)令和6年6月3日(体験) 人数:56名 内容:車いす使用体験・同介助体験 視覚障害体験バス乗降体験 他 姫路市立 坊勢中学校 日時:令和6年10月1日(座学・体験) 人数:24名 内容:車いす使用体験・同介助体験 聴覚障害者による講話 旅客船乗降体験 他 しあわせの村 日時:令和6年10月6日(体験) 人数:200名 内容:車いす使用体験・視覚障害者体験 (写真)車椅子使用体験、視覚体験などの様子 職員向けバリアフリー研修の実施 神戸運輸監理部職員対象研修 日時:令和6年度12月9日(第1回)令和7年度1月27日(第2回) 人数:第1回6名、第2回8名 概要 車椅子使用者(当事者)と有識者の協力を得て講演後、実演(屋内、屋外)を実施した。 研修内容「心のバリアフリー」と「合理的配慮」について(講演)車椅子から見える世界(講演)体験学習(車椅子による屋内・屋外の体験)質疑、意見交換 (写真)屋内や屋外での車椅子使用体験の様子 旅客船事業者への教育訓練の実施 旅客船における緊急時の非常退船訓練 日時:令和6年10月16日 場所:宮崎カーフェリー株式会社「フェリーたかちほ」 概要 神戸港発着のカーフェリーにおいて、緊急時を想定した非常退船訓練を実施した。 訓練では、一般旅客の他、車いす利用者(当事者)や視覚・聴覚障害者(疑似)の誘導訓練も併せて実施した。 訓練後には、当事者をはじめアドバイザーの方と従業員との間で意見交換を行い、当事者目線でのよりよいサポート体制への助言をいただいた。 (写真)救命胴衣を着用する車椅子利用者、意見交換の様子、フェリー全体写真 以上