【資料6】最近の主な取組について(施設設置管理者) 1ページ目 大阪モノレールによる取組 出典:安全報告書2025 https://www.osaka-monorail.co.jp/company/safety/pdf/anzen_2025.pdf 災害時のお客さま救出方法 大阪モノレールでは、自然災害や重大事故等で列車が駅間で走行不能になった場合に備え、列車や駅にお客さまの救出装置を備えています。また、沿線消防にもご協力いただき、消防隊による救出も行います。 1)前後救出・側方救出 救援する列車が故障した列車に連結・横づけして、乗り移っていただく方法です。 【写真の説明】 - 左側の写真:「前後救出」と表示。モノレールの車両同士が連結され、救援に来た列車に乗り移る様子を示す写真。 - 右側の写真:「側方救出」と表示。列車の側面に渡し板を設置し、乗客が移動する様子を示す写真。 2)降下救出 列車に備えられている脱出シューターや、緩降機を使用して地上に降りていただく方法です。 【写真の説明】 - 左側の写真:「脱出シューター」と表示。モノレールの高架から地上に向けて設置された筒状のシューターの写真。「シューター内部はらせん状に滑り降りることができる構造になっています。」との説明あり。 - 右側の写真:「緩降機(スローダン)」と表示。緩降機を使って乗客が降下する様子の写真。 3)レスキュー救出 消防隊により、はしご車を使用して列車から地上に降りていただく方法です。 【写真の説明】 - 左側の写真:高架上のモノレール車両に向けて、消防のはしご車が伸びている様子の写真。 - 右側の写真:はしご車のはしごを使って乗客が救出されている様子の写真。 キャプション:「消防隊による救出(はしご車)」 災害時における情報発信 2018年に発生した大阪府北部地震の被災経験を踏まえ、【4つの基本ルール】を視点にお客さまへの情報をタイムリーに発信しています。 大前提となる視点【4つの基本ルール】 @お客さまの「判断」に役立つ情報をお客さま目線で発信する Aお客さまが「判断」するのに役立つタイミングで情報を発信する B社内での情報共有を徹底し、情報を発信する Cお客さまの声(不満、疑問)は速やかに社内共有し、意思決定の精度を上げる 上記【4つの基本ルール】に基づき、お客さまが「ご自身の行動を判断」していただけるよう、ホームページ、SNS等のツールを活用してタイムリーな情報発信を行っております。 また、お客さま案内モニタにおいて、緊急時にインバウンドのお客さまにも正確な情報を提供できるよう4か国語に対応しております。「英語」「韓国語」「中国語=簡体字と繁体字」の充実を図りました。 多言語表記モニタ例(図の説明) モニタ画面に4か国語(日本語・英語・韓国語・中国語)で台風接近時の列車運行情報を表示した例。 - 日本語:「台風接近時の列車の運転について 現在、通常運転をしています。台風の接近に伴い、列車の徐行運転や運転を取り止める場合がありますので、予めご了承願います。」 - 英語:「Train Services During Approach of Typhoon Train services are currently running normally. Please note that due to the approaching typhoon, trains may be running slowly and services may be canceled.」 - 韓国語と中国語でも表示 2ページ目 大阪モノレールによる取組 2025年度 非常時合同訓練の実施 (2025年11月1日) 1. 実施日時: 2025年11月1日(土)0時10分〜2時40分 2. 実施場所: 公園東口駅付近 3. 参加機関: 大阪モノレール株式会社、大阪モノレールサービス株式会社、吹田市消防本部、吹田警察署、大阪府茨木土木事務所 4. 訓練目的: 列車が前後に移動できない駅間停車となった場合において、関係機関と連携した乗客救出や復旧作業の習熟度を高め、非常時における対応力を強化する。 5. 訓練内容: (1)第1部 側方救出訓練 側方救出装置による駅間停車列車の車内乗客救助 (2)第2部 降下救出、レスキュー救出訓練及び高所作業車による点検訓練 @降下救出、レスキュー救出訓練 ・降下救出(脱出シューター)による車内乗客救助(聴覚障害をお持ちのお客さま含む) ・レスキュー救出(はしご車)による車内乗客救助(妊娠中のお客さま、視覚障害をお持ちのお客さま含む) ・緊急救援作業車による駅間停止列車への応援係員の送り込み ・関係機関との情報連携 A運転再開に向けた点検訓練 ・高所作業車を使用した点検(インフラ点検は道路管理者と連携) ・停電および復電の情報連携 6. 参加者:大阪モノレール株式会社62名、大阪モノレールサービス株式会社13名、吹田市消防本部15名、吹田警察署1名、大阪府茨木土木事務所3名 合計94名 【写真の説明】 - 上段左の写真(側方救出・渡り板):夜間、モノレールの車両の側面に渡り板を設置し、車椅子に乗った乗客を係員が介助して救出している様子。 - 上段右の写真(降下救出・脱出シューター):夜間、モノレールの高架から脱出シューターを使って乗客が降下しようとする様子。乗客も係員もヘルメットを着用している。 - 下段左の写真(レスキュー救出・はしご車):夜間、消防のはしご車がモノレールの高架に向けてはしごを伸ばし、救出作業を行っている様子。 - 下段右上の写真:「妊婦」と表示。妊婦役の乗客がはしご車で救出されている様子。 - 下段右下の写真:「視覚障がい者」と表示。視覚障がい者役の乗客がはしご車で救出されている様子。 3ページ目 大阪駅(うめきた地下口)におけるフルスクリーンホームドアの乗車位置音声案内システムについて (1) JR西日本グループ WESTロゴ 【図の説明:フルスクリーンホームドアのイメージ図】 うめきた21番乗り場のフルスクリーンホームドアの全体イメージ図。 - ホームドア上部には「ホームドア上部サイネージ(乗車位置案内)」が設置されており、列車の号車番号や指定席・自由席の区別、発車時刻などが表示されている。例として「08:20 はるか9号 HARUKA9 指定席 Reserved 5」「08:50 はるか11号 HARUKA11 自由席 Non-Reserved 5」などの表示が見える。 - ホームドア下部には「ホームドア下部サイネージ(次列車情報、動作情報、発車時刻、停車駅等)」が設置されており、次の列車の詳細情報が表示されている。 - 右側の図:「ホームドア開閉イメージ」として、車両のドア位置に応じてサイネージ部を含めて自在に開閉する仕組みを示す模式図。ホームドアの各パネルが車両のドア位置に合わせて開閉する様子が矢印で示されている。 --- 現状の課題: ●視覚情報として、サイネージにて次列車(先発・次発)・乗車位置のご案内を行っている ●筐体全てが可動部なことから、一般的なホーム柵と異なり点字での乗車位置案内が行われていない。 ●ホームドア内蔵スピーカーは、可動部・開口部に対する注意喚起を行っており、システム仕様の兼ね合いから乗車位置案内を行うことが困難 ↓ ●視覚障がい者のお客様に対して乗車位置のご案内の拡充ニーズがある状態のため、対応方を検討 4ページ目 大阪駅(うめきた地下口)におけるフルスクリーンホームドアの乗車位置音声案内システムについて (2) ホーム上に設置されたIPカメラから取得できる画像を活用し、AIによる画像解析技術と組み合わせて、白杖等を所持されているお客様を検知、外付けスピーカに連動させることにより乗車位置案内を行うシステムを試行 --- 【システム構成図の説明】 システムの流れを示すフロー図。 1. IPカメラ(ホーム)  ホームに設置されたIPカメラ(監視カメラのイラスト)が映像を撮影する。  「カメラ映像データをサーバーへ取り込み」という矢印が社内システムサーバーの枠に伸びている。 2. 社内システムサーバー  @映像データから画像解析によりお客さまを判定  A旅客案内システムから次列車情報を参照  B外付けスピーカへ音声案内を出力 3. 旅客案内システムサーバー  社内システムサーバーのAと「参照」の矢印で接続されている。  旅客案内システムサーバーは「発車標」と「ホームご案内放送」にも接続されているが、フルスクリーンホームドアの内蔵スピーカーとは「連携困難」(赤いバツ印)と示されている。 4. 外付けスピーカ(ホーム)  ホームの天井に設置された複数のスピーカーのイラスト。  「次列車の乗車位置案内を音声で出力」  例)こちらは特急はるか ●号車付近です 5. フルスクリーンホームドア  ホームドアのイラスト。各パネルにサイネージが表示されている。 5ページ目 大阪駅(うめきた地下口)におけるフルスクリーンホームドアの乗車位置音声案内システムについて (3) ●2024年9月 デモ環境を作成し、視覚障がい者団体のご協力の下、試行を実施 --- 【写真の説明:デモ環境(TOAナレッジスクエア会議室)の様子】 会議室内にデモ環境を構築した写真。 - 天井に「乗場スピーカー@」(右側、緑の丸で囲まれている)と「乗場スピーカーA」(左側、緑の丸で囲まれている)が設置されている。 - 「白杖検知カメラ@」(右側、赤い丸で囲まれている)と「白杖検知カメラA」(左側、赤い丸で囲まれている)が設置されている。 - 「ホーム柵スピーカー」(中央付近、青い丸で囲まれている)が設置されている。 - 床には「フルスクリーンホーム柵」を模した設備が設置されている。 - 白杖を持った人物のイラストが「!」マーク(吹き出し)とともに描かれており、白状検知カメラが白杖を持った利用者を検知する様子を示している。 - 「ネックスピーカー(暗騒音)」を使用している。 (試行時のご意見) ・暗騒音があっても案内を聞き取ることができた ・案内の開始時・終了時のサイン音(ピンポン)を入れた方が、案内の開始・終了がわかりやすい ⇒音声案内の仕様等を見直し --- 6ページ目 大阪駅(うめきた地下口)におけるフルスクリーンホームドアの乗車位置音声案内システムについて (4) JR西日本グループ WESTロゴ --- ●2025年12月 うめきた地下駅へスピーカー追加整備が完了。視覚障がい者団体のご協力の下、実環境でご確認をいただく --- 【写真の説明】 - 左側の大きな写真(現地確認会の様子): うめきた(大阪)地下駅のホームにて、複数の参加者が集まっている様子。白杖を持った視覚障がい者の方、オレンジ色のベストを着たJR西日本の係員、一般の参加者など約15名程度が並んでいる。背後にはフルスクリーンホームドアと「大阪」の駅名標が見える。 - 右上の写真(追加整備したスピーカー): ホームの天井付近に設置されたスピーカーが赤い丸で囲まれて示されている。天井は白色で、背後にはホームドアのサイネージが見える。 - 右下の写真(追加整備したスピーカー): ホームの天井に設置されたスピーカーが赤い丸で囲まれて示されている。ホームの全体的な様子も写っており、フルスクリーンホームドアが見える。 --- 7ページ目 大阪駅(うめきた地下口)におけるフルスクリーンホームドアの乗車位置音声案内システムについて (5) ●2025年12月 現地確認会での主なご意見 ・ホームご案内放送との混声を避けるため、異なる性別での案内が好ましい ・列車進入時など、周囲の騒音が大きい際は、スピーカーから出力される音量を上げられるよう調整してほしい ・隣接したスピーカー同士での混声はなく、聞き取りやすかった ・ホームご案内放送と乗車位置案内放送が同時になると、やや混乱してしまう場合がある --- ⇒ いただいたご意見を踏まえ、ご案内情報の精査・システムの改修等を検討   2026年6月より、うめきた(大阪)地下駅 21番のりばにて試行運用を開始 --- ●今後の予定 ・2026年度中  試行運用結果をトレースするため、再度ヒアリング等を実施予定  いただいたご意見を踏まえ、更なるシステム改修/効果検証を行う --- 以上