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平成17年度 公共交通活性化総合プログラム採択案件印刷用ページ

平成17年度 公共交通活性化総合プログラム採択案件

案件名 概 要
次世代コンパクト都市を目指した
中之島新線各駅のあり方プログラム
中之島新線の開通による鉄道ネットワークの充実に合わせて、中之島の今後のあるべき都市整備についての検討を行い、ソフトとハードを効果的に連携する必要がある中期的施策の実現可能性について協議を進める。また、短期的に実施可能な施策を一定時期に複合的に実施することにより、中之島地域とその周辺地域における賑わいの創出を図る。
“えき”から広がる大阪の
再生プログラム
地域の顔である既存の「駅」に着目し、大阪府民との協働や市町村・交通事業者など関係機関との幅広い連携のもと「地域の魅力・顔づくりプロジェクト」を展開し、駅前地域の「にぎわい」「美化」「交通利便」の向上に取り組む。
阪堺線を中心とした堺市域
公共交通活性化プログラム
大阪府内を走行する唯一の路面電車である阪堺電気軌道(株)の特に堺市域内路線について需要が著しく減少し、軌道経営者から堺市に支援が求められている。LRTが都市の装置として脚光を浴びている中、路面電車の需要が減少する理由を分析すると共に、沿線商店街等とのイベント等利用促進策について検討をする。
長岡京市南部地域等における
公共交通活性化プログラム
計画中の京都第二外環状道路と阪急京都線の交差部に新駅設置を検討する。高速道路と鉄道との連携のあり方、既存バスルーの再編、新駅設置のスケジュール等を検討し、合意形成を図る。
川西・猪名川地域における公共交通(鉄道・バス)活性化プログラム 16年度に実施したミクロ交通シミュレーションの結果に基づき、県道川西篠山線から阪急川西能勢口駅へ入る交差点でのバス交通流動化を目的とした社会実験について検討し実施する。また、能勢電鉄は年々利用者が減少していることから、地元コミュニティ向けたモビリティマネジメントを実施し、自家用車から鉄道への利用転換を促す。今までの当地区への取り組みが地域住民に評価され、川西市清和台地区において17年2月に住民が自発的に「環境にやさしい交通について考える会」を発足し、15年度に作成した「お出かけマップ」(バスマップ)を改訂することとなり、これをサポートするとともにモビリティマネジメントの深度化を図る。
TFP(トラベル・フィードバック・プログラム)を活用した事業所交通マネジメント 前年度の取り組みで、モビリティマネジメントの知名度不足が認識されたことにより、今後、普及に向けた取り組みを行うためにも、社会に周知していくことが課題となった。広範な普及に向け、Webコンテンツの見直しやPR方法を検討するとともに、シンポジウムを開催し、広く広報を行い普及に向け取り組む。
京都府南部地域におけるモビリティマネジメント施策の実施
(EST選定事業)
京都府では平成16年度から交通需要管理に関する基本計画を策定し、その実現に向けた施策展開を進めており、本案件は16年12月に国土交通省環境行動計画モデル事業として選定された。近年公共交通網の充実が図られた京都府南部地域において、コミュニケーションを中心とした交通行動変容プログラムを居住者、企業、教育の3分野において試験的に実施し、総合的なモビリティマネジメント施策の展開方策を探る。
六甲有馬地区のエコツーリズムによる観光活性化と連動した公共交通活性化プログラム 瀬戸内海国立公園に指定されている六甲地区と日本最古の温泉を誇る有馬地区は、関西でも屈指の観光地であり、六甲地区においては、平成16年6月環境省より国立公園等エコツーリズム推進モデル地区に指定され、環境の観点からも地域振興を図っているが、マイカーでの来訪や六甲有馬ロープウエイの休止等今後の公共交通の維持や環境問題が深刻な課題となっている。このため、公共交通機関と観光施設を組み合わせたエコファミリーの実証実験等をNPO等市民団体と連携しながら行い、公共交通の利便性向上と活性化を図る。
三宮駅における公共交通
乗継円滑化プログラム
三宮駅周辺では、34箇所のバス停が散在し、公共交通利用者にとって非常にわかりにくい状況となっている。公共交通利用円滑化を促進するため、わかりやすいマップの作成、バス停・経路の情報提供を行う案内所設置等、バスに関する情報提供や駅周辺のワンストップサービス(交通、観光、宿泊等全ての情報を提供)について横断的な取組を検討する。
市民で考える福知山市の
公共交通のあり方プログラム
福知山市は古くから北近畿の交通の要衝として発展し、公共交通機関も鉄道2社、民間バス3社、地域の自主運行バス3社が運行している。平成17年度中に福知山駅の連続立体交差事業のJR分が完成し、18年には市街地を南北に結ぶ道路も開通することから、公共交通を活かしたまちづくりや駅構内におけるバス乗継案内及びバス停の使用等、公共交通の利用円滑化について検討を行う。
丹波市における公共交通を活かしたまちづくりプログラム 平成16年11月に氷上郡6町が合併し、総面積493.28km2と兵庫県内では神戸市に次ぐ面積を有する「丹波市」が発足した。新市における高齢化率は25.1%と全国平均18.5%を大幅に上回っており、高齢者のモビリティ確保は最重要課題となっている。新市発足を機として、丹波市における公共交通の再整備と活性化に関する方策について、公共交通利用者ニーズ調査等を行いながら、公共交通体系構築の一体的な検討等を行う。
世界遺産奈良吉野山における
観光・アクセス改善プログラム
奈良県吉野山は国内屈指の桜の名所であり、観桜期(4月)の来訪者数は約40万人と言われ、そのうち約8割が観光バス、自家用自動車により来訪しており、交通渋滞が発生するなど近隣市町村の住民生活にも影響を及ぼしている状況である。交通対策については、地元観光協会が自らパーク&ライドを実施し麓からバス輸送しているが、来訪者は許容量をはるかにオーバーし対応しきれていない状況から、今後、パーク&ライドの充実や渋滞の緩和方策について検討するとともに、観光施策としてゴミ問題等対応方策を検討し、実現に向け取組む。
阪神都市圏における
バス交通利用促進プログラム
鉄道空白地域である宝塚市南部から伊丹市西部にかけての県道尼崎市宝塚線沿線地域では、バス事業者8社が運行しているにもかかわらず、マイカー利用者が多いことから朝夕の渋滞が激しい。このため、バス路線図やバスの乗り方など必要な情報を掲載したマップを作成・配布し、効果を検証するとともに、バス停の共用やダイヤ調整による乗り継ぎ等利用者の視点に立ったバス交通について検討し、バスの利便性向上を目指す。
地域住民の参画によるJR姫新線等公共交通活性化プログラム JR姫新線は、西播磨地域の生活を支えるとともに、JR山陽本線のフィーダー交通の役割を果たす路線であるが、単線非電化で、運行本数が少なく、駅へのアクセスが不便なことから利用者も年々減少傾向にあるため、輸送サービス、駅活性化、利用促進を図るための具体策を盛り込んだ「鉄道利便性向上アクションプログラム」を17年度より実施することになった。上記プログラムの取り組みとして、バスと鉄道を連携させた生活利便性の向上策や観光地とのアクセス強化策を検討し、公共交通利用の促進と地域振興を図る。
南紀白浜空港利用促進のための
公共交通活性化プログラム
南紀地方への航空によるアクセスの拠点である南紀白浜空港の利用促進と二次交通アクセス整備改善を図るため、白浜空港利用者ニーズ調査等を行いながら公共交通アクセスの利便性向上策を検討する。
和歌山21世紀型
公共交通まちづくりプログラム
公共交通の衰退傾向が顕著な和歌山都市圏において、一旦は廃止が決定された南海貴志川線が市民運動の盛り上がり、行政の努力により新会社による路線維持となったことを契機にして市民と行政・交通事業者が一体となった公共交通活性化策を実施する。
交通ICカードの地域通貨等への
応用による地域活性化プログラム
神戸市において平成17年度から発行しているマルチカードの特性を生かし加入者の利用に際して発生するポイント還元の一部を「地域通貨」活動資金の一部に充てるシステムについての関係者合意形成、運用上の問題点の整理、検討を行う。
阪急西宮北口駅周辺地域における
公共交通活性化プログラム
鉄道結節点である阪急西宮北口駅において、駅周辺を回遊するうえでの歩行者の動線上の課題について、動線整備、公共交通と商業施設の連携、公共交通の利用促進等について検討する。

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