2018年12月13日 更新
船員の確保・雇用対策
四面を海に囲まれた我が国において、海運は国民生活・経済を支える上で大きな役割を果たしています。
この海運の安定輸送において、極めて重要な役割を担っているのが船員です。我が国の経済、国民生活に大きな役割を果たす海運を維持・発展させていくためには、船員が安定的かつ継続的に供給されることが不可欠となります。
船の仕事は、陸上の仕事に比べて制約もありますが、長い休暇や高い給料、国民の生活を支えているという大きなやりがいなど、数々の魅力もあります。
こうしたことから、海運関係者と運輸局が協力し、「船員」という職業を紹介し、 子どもたちが選ぶ将来の職業の一つにしていただくための活動を続けています。
船長経験者等による出前講座
小中学校の生徒を対象に「海運」、「船員の仕事」の紹介を行い、「内航海運の役割」、「船員の仕事内容とその魅力」、「船員教育機関(商船高専、海上技術学校等)への進路」等を具体的に学習して、理解を深めていただくことを目的として、実際に海外の航路で活躍された元船長等による総合学習「海運の重要性と船員の仕事について」の講演会等を実施しています。
【出前学習の申し込みについて】
○講師料、旅費は不要です。
○学習時間は、40〜100分(ご希望に合わせます)。
○ご希望の場所へ、出向きます。
○申し込みは、下記へ直接、ご連絡ください。
水産系高等学校生徒を対象とした就業体験(インターンシップ)
水産系高等学校の生徒を対象に将来の職業選択肢の一つとなるように職業講座等を実施していますが、
練習船での経験しか無い生徒にとっては、実際の内航船の雰囲気については全く未知の世界であり、
折角船員として採用に至っても短期間で離職するといったケースがあります。
こうしたことから、在学中に内航船の乗船体験を通じ、事前に内航船舶の実情を理解したうえで就職することにより、
船員として定着することを目的に、近畿若年内航船員確保推進事業として就業体験(インターンシップ)を実施しています。
・就業体験手引書(事業者用)
・就業体験手引書(生徒用)
(TEL.06-6949-6435)