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地域の魅力紹介★須磨寺界隈印刷用ページ

時期 平成22年1月
エリア 神戸市須磨区須磨寺町
須磨寺
須磨寺案内図(中央が「源平の庭」)
(境内の「須磨寺案内図」より)
 ミナト街神戸の中心部より、山陽電車で西へ約20分。源平の古戦場や須磨ビーチ、須磨浦山上遊園など歴史と風光明媚な須磨の地に「須磨寺」があります。
 須磨寺は、平安時代初めの仁和2年(886年)、門鏡上人が和田岬の海中より出現した聖観音菩薩を須磨の地に移し、上野山福祥寺(須磨寺は通称)としたのが始まりで、一ノ谷の合戦後平家一門の菩提所となりました。敦盛の首塚など、境内にはいろいろな史跡があります。
 詳しくは、観光ガイドブックを参照いただくとして、今日は、境内にある、お寺にしては「珍しい」、そして「たのしい置物」、参道の「おたのしみ」を紹介します。
◇ 境内をすすむと 第一「たのしい置物」発見! ◇

 山陽電車須磨寺駅から須磨寺商店街を通りぬけると約5分で両側に仁王像がある仁王門に到着します。仁王門をくぐると、本堂に続く参道になります。少し行くと左側に「源平の庭」があらわれてきます。そこには、平敦盛と熊谷直実が一騎打ちをしている像があり、その庭の中に最初の「たのしい置物」である「わらべじぞう」が何ともかわいらしい姿で参拝者を迎えてくれます。
わらべじぞう
なんともかわいらしい「わらべじぞう」さん
右端は、Vサインする5番目のお地蔵さん
◇ 一緒に悩みを解決してくださる「お地蔵様」 ◇

 この「わらべじぞう」は、なんと一緒に悩みを解決してくださるありがた〜いお地蔵様なんです。
 
 写真左から、1.ナニナニ?なんやてぇー?」と悩める声に耳を傾けてくださり、2.「フーム、サテ、どないしたらええのやろ?」と一緒になって考えてくださり、3.「そうそう、やっぱり一生懸命拝んでみるこっちゃ」と一緒に拝んでくださり、4.「ほら、ええお知恵をさずかった。この教えを宝物にして大切に守っていこう」、5.「サー、見事、解決!」バンザイ、バンザイ。Vサインと一緒に喜んでくださり、6.「ヤレヤレ、一つかたづいた」と肩の荷を下ろしてノビをするというそれぞれの格好をしたお地蔵様です。
 次に「ぶじかえる」(蛙の形をした置物)が見えてきます。そばには「びっくりしたい人は目玉を回してください。借金に困っている人は首を回してください。悩みが解消するかもしれません」とあります。
(実際に目玉や首をクルクルと回せます)
ぶじかえる
ぶじかえる
 このほかにも次のような「置物」などがあります。
<源平の庭周辺>
▽「七福神マニコロ」
▽「小石人形舎」
<本堂の前や奥にかけて>
▽「青葉の笛の音楽碑」
▽「結縁数珠(大きな数珠)」
▽「五猿(見ザル、言わザル、聞かザル、怒らザル、見てごザル)」
▽「からくり時計」
▽「ミーシャぐま」
▽「福禄寿尊」
 これらの置物などの中にはさわれば動くものや御利益のあるものがあり、見てお参りして回るだけでも、楽しいお寺だと思います。

 私のお薦めは、なんと言っても「わらべじぞう」です。順番にお参りしていくうちに、世の中のすべての悩みが解決してしまうような不思議な気持ちになります。みなさんも悩みごとがあれば、相談をされてみてはいかがでしょうか。
(写真のない置物などについては、実際に見に来てください。)

◇ 参道やお寺の周辺にも「おたのしみ」があります。 ◇
「お大師さん」
にぎわう「お大師さん」
(須磨寺商店街にて)
 須磨寺の参道にあたる「須磨寺商店街」は、須磨寺と綱敷天満宮を結ぶ道にあり、弘法大師・菅原道真がともに「学問・智慧」と縁の深い人物であることから、「智慧の道」と呼ばれ、あちらこちらに幟がたてられています。
 この「須磨寺商店街」は、すし、お好み焼き、喫茶店、食堂などの飲食店や、酒屋、電機屋、お菓子屋、八百屋、花屋、小物屋、本屋、文具屋、雑貨屋、衣料品店などの商店が並んでいる、どこにでもある商店街です。
 この商店街が、毎月20日、21日にある須磨寺の行事「お大師さん」の時は、道の両側に、乾物、衣料をはじめ、おなじみの「たこ焼き」「ベビーカステラ」などの「出店」が出て、お参りにこられる人で幅2mくらいの道がいっぱいになります。とくに、12月の「納大師」の人だかりはすごく、あちらこちらで出店の方とお客様のにぎやかなやりとりがおこなわれています。
 このほかにも須磨寺の隣に「須磨寺公園」があり、春は桜が満開!お花見ができ、夏は盆踊り、商店街では夜店がでます(近くの女子大の学生さんがゆかた姿でお手伝いをされています)。高校野球の季節には、近くのホテルに甲子園出場校が宿泊しています(将来のメジャーリーガーに会えるかも・・・)。

◇ 「そうだ!須磨寺に行こう!」 ◇
わらべじぞう「ヤレヤレ」
 こんな須磨寺界隈ですが、神戸といわず、関西にお立ち寄りの際は、少し時間を割いていただいて、「そうだ!須磨寺に行こう」と気軽に訪れていただければ幸いです。(投稿職員 須磨休さん)

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