地域の魅力紹介★兵庫運河
時期 平成22年9月
エリア 神戸市兵庫区切戸町
エリア 神戸市兵庫区切戸町
9月11日「兵庫運河祭」が兵庫区切戸町の新川運河キャナルプロムナード一帯で開かれました。このイベントは、地元の行政(神戸市・兵庫区役所)、周辺にあるホームズスタジアム神戸からヴィッセル神戸や中央卸売市場から神港魚類などの地元企業、地元住民が協力して開催されていました。今年で、2001年から毎年開かれて10回目の開催でした。地域の人たちの手作りの祭りで、運河周辺再整備で「新川運河キャナルプロムナード」を見てもらおう、知ってもらおう、使ってもらおうというものです。

事務局職員の手作り「プログラム」

運河祭入り口
この祭りは、14時〜20時30分という時間の中で、日中は、メインステージで地元の子どもたち歌舞伎、三味線、よさこいソーランあり、ミニステージで地元「神戸楠公連」の阿波踊り、大道芸あり、そこにチンドン屋が練り歩いて、にぎやかでした。

平野っ子歌舞伎

神戸楠公連「阿波踊り」
もちろん、会場には、地元婦人会や企業が食べ物ブースを出店していて、お祭りムードを堪能させてくれます。婦人会の「清盛なべ」は、直径1メートルを超す特大の鍋で作っていて、1杯100円で、お椀からカニの足がはみ出していました。ヴィッセルのカレー、市場の焼きそば、神戸牛バーガー、あめ細工、駄菓子、なつかしの「ポン菓子」なども人気でした。大人向けには、「和田美酒(※)」が1杯250円で出ていました。
また、子ども向けのゲームから顕微鏡による運河の水質観察、真珠貝の展示、兵庫運河の紹介ブースまで、何でもかんでもの多彩なブースが10店ほどあり、地域の祭りを盛り上げていました。
また、子ども向けのゲームから顕微鏡による運河の水質観察、真珠貝の展示、兵庫運河の紹介ブースまで、何でもかんでもの多彩なブースが10店ほどあり、地域の祭りを盛り上げていました。

ポン菓子

休日を満喫中
メインステージ夜の部は、昭和歌謡ショー(今年の運河祭のサブタイトルが「流レル色ハ昭和COLOR」)があり、フィナーレは、運河両岸にキャンドルを灯し、みんなで「線香花火」を楽しむという、「ちょっぴり大人な兵庫運河」を演出していました。

昭和COLOR

ちょっぴり大人な兵庫運河
兵庫運河、新川運河は、明治期に兵庫の津(神戸港)へ入港する船の風除けなどのため(兵庫の津の南には「和田岬」があり、西方面への出入港は和田岬を迂回します。東の風や南の風が強いと相当危険になります。そこで、岬を回らないため)に造られ、その土砂で、運河の西出入口に苅藻島が造成されました。まず、新川運河が兵庫の津の避難港として開削され、その後、兵庫運河が掘られています。総延長6,470mは我が国最大級です。
新川運河は、今回の運河祭の会場となるなど、周辺整備がすすみ、遊歩道となっていますが、兵庫運河と共にまだまだ、現役の運河です。といっても、北前船が出入りはしませんが、まだ周辺の工場との貨物の搬入出のため、「はしけ」が現役で活躍しています。電車車両が積み出されたり、小麦などが運ばれているところを見ることができます。
また、レガッタの練習場所として使われています。真珠の養殖実験などにも利用されています。
新川運河は、今回の運河祭の会場となるなど、周辺整備がすすみ、遊歩道となっていますが、兵庫運河と共にまだまだ、現役の運河です。といっても、北前船が出入りはしませんが、まだ周辺の工場との貨物の搬入出のため、「はしけ」が現役で活躍しています。電車車両が積み出されたり、小麦などが運ばれているところを見ることができます。
また、レガッタの練習場所として使われています。真珠の養殖実験などにも利用されています。

雁木(がんぎ)

はしけ
2012年のNHK大河ドラマに「平清盛」が決まり、清盛といえば「兵庫」ということで、運河の周辺にも清盛塚などの史跡や和田神社などの神社仏閣があり、ゆかりの地元は、これから「おお盛り上がり」間違いなしです。(投稿職員 「とうこう隊」さん)
※ 地元の水で仕込んだ19度超の純米無濾過原酒。気になる方は、お問い合わせ先まで
※ 地元の水で仕込んだ19度超の純米無濾過原酒。気になる方は、お問い合わせ先まで

清盛くん

兵庫城趾、最初の兵庫県庁跡