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★地域の魅力紹介★太山寺印刷用ページ

時期 平成22年11月
エリア 太山寺(神戸市西区)
 秋の一日、音を楽しむハイキングコースと紅葉の古刹を紹介します。「音」をお伝えしますので、できる限りイメージを膨らませて、読み進みください。
 神戸市営地下鉄の学園都市、伊川谷の各駅の東側の住宅街では、「ゴ〜ン ゴ〜ン ゴ〜〜ン」という鐘の音が聞こえます。また、この一帯は、六甲山系の西端にあたり西南方面が明石海峡西方の播磨灘へのなだらかな丘陵地となっている立地から、朝夕の明石海峡の航行船のラッシュ時は、汽笛が「ボォーーッ ボォーーッ」と聞こえるところでもあります。
 これらの駅から、東の前開方面に向かって歩きますと、どちらの駅からも30分程度で、お勧めの古刹「太山寺(たいさんじ)」に着きます。ここが、「ゴ〜〜ン」の出所です。
太山寺「本堂」
本堂
画像
阿弥陀堂
 ここは、紅葉の名所としても有名ですが、静かに過ぎ行く季節を、落ち葉の落ちる「カサッ」の音で感じることができるのどかな場所です。この日は、ハイキングでこられたと思われる方々が、あちらこちらで2人、3人とお弁当タイムを楽しんでおられました。と、「ごーん」の音が、ちょうど側の鐘楼から子供たちが、打ち鳴らす鐘でした。しばらくすると、こんどは、「ぽー ぽっぽ ぽー」とオカリナの音が。よく聴くと童謡の「秋」やオカリナといえば「月の砂漠」など情感たっぷりに聴かせていただきました。♪♪〜♪
太山寺(鐘楼)
鐘楼(子供の後、私も鐘を撞いてきました)
太山寺「三重の塔」
三重の塔(「カサッ」の音が・・・)
 太山寺といえは、2つの紹介しなければことがあります。ひとつは、神戸市内で唯一の国宝建造物「本堂」があります。鎌倉時代の建築で、正面が約20m、奥行き約18mと大きな建物です。重要文化財の仁王門をくぐり、情緒ある石畳の参道を経て、階段下から中門越しに本堂を拝めば、圧倒される雰囲気があります。
太山寺(阿弥陀堂から三重の塔を望む)
過ぎゆく秋を記憶に残すもよし、絵に残すもよし
 拝観料300円で入場すると、正面に本堂、右に三重塔、左に阿弥陀堂が配置されています。パンフレットによりますと、藤原鎌足の子、定恵和尚が開山し、宇合が建立したと言われており、本尊は薬師如来です。

 2つめは、兵庫県の天然記念物にも指定されている「自然林」です。「太山寺の原生林」と呼ばれ、縄文時代からのものとも言われているとか。県下最大の照葉樹林(シイ、カシ類)と硬葉樹林(ウバメガシ)があります。
太山寺の「原生林」
太山寺の「原生林」
太山寺の「原生林」
太山寺の「原生林」(太山寺川上流方向)
太山寺参道の石畳
参道の「石畳」
 帰りには、門前に天然ラジウム温泉「なでしこの湯」(入湯料金、平日550円、土日650円)があり、ひと汗流して帰路についてはいかがでしょう。これを、楽しみに汗をかくのは、私だけではないと思います。

この日、出会った方々は、中〜熟年夫婦づれがめだちました。メタボリック対策のいい汗(?)はいかがでしょう。(投稿者 メタボオンラインさん)


本堂の脇でお弁当タイム
本堂の脇でお弁当タイム

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