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職員発信!★地域の魅力紹介★ > ★地域の魅力紹介★千年藤の大歳神社(だざいじんじゃ)

★地域の魅力紹介★千年藤の大歳神社(だざいじんじゃ)印刷用ページ

時期:平成23年5月
エリア:兵庫県宍粟市


 奥播州に「藤の名所あり!」の情報を得て、さっそく家人とともに行ってきました。

愛車で中国縦貫道を西に向かい、山崎インターで一般道へ。国道29号線を北上し、少し走ると右手に「道の駅」があり、地元のガイドブックの指示に従い駐車します。
ちょうど満開の時期だったのか、各地方ナンバーの観光客の車でほぼ満車。そこから西側の住宅街に向け歩きます。そうこうする内に、香水ならさぞかし高そうな甘い香りが漂ってきました。香りに誘われ少し歩くと目的の「大歳(だざい)神社」に到着です。
千年藤の由来が書いてあります
           千年藤の由来が書いてあります
この神社に咲き誇る藤は、通称「千年藤」と呼ばれています。境内の記念碑には「天徳四年(960年)に当村与右衛門が植えし」とあるので、優に千年を超えていることになります。(以下、配られていたパンフレットにより説明します)

藤は花房が1m以上にも伸びるノダフジという種類で、大きさは、周り・高さとも約3m、幹は3〜4本ほどが束になっており、悠久の歴史の長さを感じさせるたたずまいです。枝が幹上から四方に伸び、その広がりはスイミングプールほどの大きさで、境内のほとんど全部を藤の花に覆われ、香りと花の勢いに圧倒されます。平成13年には、環境省より「かおり風景100選」の認定を受けました。

樹の手入れも行き届いています。地元有志で結成された「千年藤保存会」が年間を通じて管理に努められているそうで、今でも樹の勢いは衰えていません。岩手県「藤島の藤」や埼玉県「牛島の藤」など、全国にある国指定のいずれの藤と比べてもほとんど見劣りしないと言われ、毎年この時期に「藤まつり」が行われており、大勢の人が押し寄せるそうです。
大きな花房から香りが漂ってきます
            大きな花房から香りが漂います
ちょうど地元の新聞やテレビの情報番組で取り上げられたばかりなので、境内は人であふれかえっていました。私たちが訪れた当日も、地元産の鹿肉を使った料理や野菜、和菓子などなどあちこちで売っていました。私も地元の方々の作られた甘酒を一口、おなかもほっこりとしました。地元の方々の千年藤と郷土を愛する気持ちを感じた一日でした。
 近辺には、温泉や花菖蒲の名所、芝桜が美しいカマボコ工場などもあり、一日中遊べます。
桜のシーズンの後は、播州山崎へ、日頃の疲れの癒しと高貴な香りを楽しみにきませんか? (投稿職員 明石原人さん)

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