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◆(公財)鹿児島観光コンベンション協会が「観光地域づくり法人(登録DMO)」に登録されました印刷用ページ

◇概要
 (公財)鹿児島観光コンベンション協会(以下「鹿児島CV」という。)が「観光地域づくり法人(登録DMO)」に登録(R6.3.29付)となり、進藤観光部長から下鶴理事長(鹿児島市長)に登録証を交付しました。登録証交付式の際に、下鶴理事長は「しっかりとデータ分析をし、多くのお客様に鹿児島の魅力をどう楽しんでもらい、どう消費をしていただくか、をしっかりと強化していきたい。鹿児島市としては観光消費額の拡大に向けて戦略的な取り組みを実施している。今回の登録を期に、さらにしっかりとデータ分析とCRM機能(鹿児島ファンアプリ「わくわく」)などを活かしながら「稼ぐ観光」の実現に向けて、さらに取り組んでまいりたい」と話していました。国が認定する観光カリスマであり、鹿児島市の観光戦略アドバイザーである山田桂一郎さんからは「九州運輸局は、九州管内の全DMOの統計の取り方等を把握できる立場。他のDMOへ好事例を横展開する役割を担って頂きたい。」というアドバイスもいただきました。
 下鶴理事長の発言にあるとおり、観光CRMアプリを活用した地域マーケティングの強化に取り組むため、鹿児島市では予算要求をしており、マーケティングデータの活用に力を入れるようです。そこで分析して得たデータを活用して、観光消費額を増加させるなど、稼ぐ観光を実現していただきたいと思います。
 観光地域づくり法人(DMO)とは、「Destination Management/Marketing Organization」の略であり、地域DMO、地域連携DMO、広域連携DMOの3つに分けられます。鹿児島CVは、地域DMOに当たり、基礎自治体である単独市町村の区域を一体として観光地域づくりを行う組織になります。主に、対象区域のマーケティング、戦略策定、観光資源の磨き上げ、受入環境の整備等を実施します。
 九州内には令和6年3月29日現在で、広域連携DMOが1法人、地域連携DMOが12法人、地域DMOが28法人、合計41法人が登録されています。鹿児島県では既に4つのDMO((株)薩摩川内市観光物産協会、(一社)あまみ大島観光物産連盟、(株)おおすみ観光未来会議、(一社)いぶすき観光デザイン)が登録されており、鹿児島CVは5つ目のDMOとなります。

◇登録証交付式のフォトライブラリー
下鶴理事長と進藤観光部長 鹿児島市のポスターと一緒に

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