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◆船舶の事故ゼロを目的とする夏季安全総点検を実施しました。《フェリー・旅客船を運航する49事業者・64隻に立入点検をしました》印刷用ページ

◎九州運輸局本局・各支局・海事事務所が、7月1日から7月10日の期間で夏季安全総点検を実施しました。夏季の多客期を前にフェリー・旅客船の事故防止を目的とし、49事業者・64隻に運航労務監理官・船舶検査官・船舶測度官で立ち入りました。152の許可事業者に対しては自己点検票による安全確認を依頼し輸送の安全確保の徹底を図りました。

◇内容
 今回の夏季安全総点検では、下記の事項を重点点検項目として定め点検を推進しました。
@ 安全管理の実施状況について
  ・運航基準(特に発航中止基準)の遵守及び気象・海象の情報収集を確実に行っているか。
  ・酒気帯び操船防止のためのアルコールチェック体制が構築されているか。
A 救命・消火設備の備え付け状況について
  ・救命設備・消火設備の点検を行っているか。
  ・救命胴衣は旅客が容易に取り出せるように備置しているか。
B 船舶機関等の保守点検
  ・火災防止対策を行い、設備に不具合が認められた場合社内に共有できているか。
C 非常発生時の乗客等の安全確保のための通報・連絡・指示体制の構築状況
  ・通信設備の点検がなされているか、非常時が発生した場合の訓練が実施されているか。

◇九州運輸局からのメッセージ
 九州運輸局では、運航の安心・安全を第一に考えております。そのため多客期の前の夏季安全総点検だけでなく、日頃から船舶への立入検査の実施など輸送の安全確保に取り組んでおります。これからも、安心・安全な海上交通の確保への取組を実施してまいります。(海上安全環境部 運航労務監理官)


福岡(門司)での総点検の様子
立ち入り点検開始の挨拶 救助艇の点検

福岡(若松)での総点検の様子
救命浮器の積付け確認 救命胴衣点検

佐賀での総点検の様子
船員への聞き取り エンジンルーム点検
船体設備の確認 救命浮環の点検

熊本での総点検の様子
救命胴衣の点検 救命浮器の積付け確認
船長へのヒアリング

大分での総点検の様子
救命胴衣着用訓練の視察 夏季安全総点検実施の挨拶

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