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◆長崎市の児童に海事産業見学会を開催しました。《教科書には載っているものの普段目にすることのできない造船所の見学》印刷用ページ

6 月 21 日(金曜日) 長崎支局は、株式会社大島造船所香焼工場のご協力により、長崎市立南陽小学校3年生62名、教諭3名を対象とした「海事産業見学会」を実施しました。

◇概要
長崎市内には多くの造船所があり「造船の街」として長崎独自の教科書に載っている造船業について、小学3年生が学習をしています。学習は行われているものの授業を受ける児童、そして授業を行う先生方も造船業について見学ができないという現状もあります。そうした中、南陽小学校の先生方から、なんとか見学会が実施出来ないか要望が行われ、長崎支局としても造船業を身近に感じてもらう良い機会と捉えましたので、今回開催する運びとなりました。
見学会では、まず運輸支局担当者より造船所や運輸支局の仕事内容を説明しました。次に造船所の担当者より、造船業以外の事業(お酒・農業・橋)についての説明や「船は何日くらいでできますか」など大島造船所に関する児童たちの事前質問への回答を行っていただきました。その後、動画による会社紹介ビデオの上映を行っていただき、あいにくの雨模様であったためバスにて工場内の見学を実施しました。児童たちの気持ちが届いたのか雨も小ぶりとなってきたためバスを降り、大島造船所で新造された船の前で記念撮影を行い、児童たちも満足ができる見学会を開催することができました。

◇長崎運輸支局からのメッセージ
児童の皆様から「1年に36隻もつくっているなんてすごいと思いました」や「船の設計に1年もかかることがわかりました」などの感想をいただき学習の一助になったのかなと思うと共に「大人になったら造船所で働きたい」といった感想もいただきましたので、次世代人材育成にも一役買うことができたのかなと思っています。
長崎支局では児童だけでなく、授業を行う先生方も対象に造船業を含めた海への興味・関心を高める取り組みとして海事産業見学会の開催を行っています。長崎県でも同様の取組が開催されておりますが、当局でも引き続き、海事思想の普及や海事産業の次世代人材育成に結実できるよう取り組んで参ります。
(長崎運輸支局)
当支局の宗像さんより運輸支局についての説明を熱心に聞く児童のみなさん
大島造船所の会社紹介ビデオを熱心に見ている児童のみなさん
バス車内にて工場を見学している様子
新造された船の前で記念撮影

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