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◆工業高校生への「船と造船所の見学会」を開催! 《造船業、舶用工業の次代を担う人材育成のために》印刷用ページ

◎ 九州運輸局下関海事事務所は、地元企業と九州海事広報協会の協力を得て、12月5日(木曜日)、下関と韓国釜山を結ぶ関釜フェリー(株)「はまゆう」と、RORO船やフェリー等の大型鋼船を建造する三菱重工業(株)下関造船所の見学会を開催し、山口県立下関工科高等学校 機械工学科1年生68名が参加しました。
 
◇内容
@はまゆう船内見学
・船内レストランで会社概要、事業内容、船の設備や保守管理について学習
・船橋(操舵室)、客室、車両甲板、機関室(機関制御室、エンジン、発電機、プロペラシャフト等)を見学、乗組員から説明、質疑応答
・船の巨大な設備を、生徒はとても興味深く見ていました。
 
A三菱重工業下関造船所見学
・会議室で会社概要、建造船の種類・特徴、船の設計工程を学習
・工場内で@加工工程、Aブロック組み立て工程、B艤装工程(建造中船舶の船内)を見学
・史料館で造船の歴史を学習
・建造中の自動車運搬船の中に入って見学をするという貴重な体験ができ、生徒達は感動した様子でした。
 
◇九州運輸局からのメッセージ
・造船への興味と理解を深めてもらうために日本を代表する造船所と、実際に活躍している大型フェリーの船内を見学してもらいました。
・同校には全国で5つしかない船舶工学を学ぶコースがあり、2年進級時が造船コースへの選択時期となるため、毎年この時期に見学会を開催しています。今回の見学会をきっかけとして、ひとりでも多くの生徒が夢を持って造船の道に進んでもらえることを期待しています。
・九州運輸局では、日本の経済・暮らしに欠かせない海事産業が、将来にわたって発展していけるように、次世代を担う子供達を対象とした人材育成事業に引き続き取り組んでいきます。
 
(下関海事事務所)

◇フォトライブラリー

関釜フェリー「はまゆう」

船橋(操舵室) 機関室
NHKの取材 機関室

三菱重工業 下関造船所

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