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九州運輸局メールマガジン 令和3年11月25日 第450号印刷用ページ

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九州運輸局メールマガジン 令和3年11月25日 第450号
〜運輸と観光で九州の元気を創ります〜
https://wwwtb.mlit.go.jp/kyushu/
九州運輸局メールマガジンをご愛読くださりありがとうございます。
九州運輸局メールマガジンは、毎月第4の木曜日(祝・祭日の場合は翌日)にお届けいたします。
次回の定期発行日は令和3年12月23日(木曜日)です。
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■ 目次
1 現場リポート
◆宮崎カーフェリーが25年振りの新造船進水式
 〜宮崎県民から愛されるフェリーを目指して〜
◆海の世界の「今」を見て、知って、体験しよう
中学生、小学生を対象に「海事産業施設見学会」を開催!
◆令和3年度 大規模津波防災総合訓練に参加
〜南海トラフ地震を想定した訓練に107機関が参加して実施〜
◆過積載違反の街頭取締りを実施しました
〜検査車両16台中2台の過積載違反を発見〜
◆長崎地区「旅客船乗組員安全研修会」「運航安全管理研修会」を開催!!
〜海上運送業、内航海運業の安全・安心を促進〜

2 お知らせ
新型コロナウイルス感染症による九州の公共交通事業者への影響

3 観光部施策・データ
◆九州への外国人入国者数の推移について

4 九州運輸局ホームページ・公式Twitter情報
◆報道発表
◆お知らせ
◆更新情報
◆公式Twitter(@kyushu_unyu)

━━━ 1 現場リポート ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆宮崎カーフェリーが25年振りの新造船進水式
 〜宮崎県民から愛されるフェリーを目指して〜

◎ 10月20日(水曜日)内海造船株式会社因島工場で、宮崎カーフェリー株式会社が建造している新造船の命名・進水式が行われ、九州運輸局長が来賓として出席しました。

◇内容
関係者が見守る中、宮崎カーフェリー郡司社長により「フェリーたかちほ」と命名された船は、漫画家でみやざき大使の東村アキコさんが支綱切断すると、瀬戸内海へ向けて静かに船台を進み、無事、進水しました。

◇九州運輸局からのメッセージ
宮崎カーフェリーは、宮崎港と神戸港の間でフェリーを運航、宮崎県の社会活動、経済活動に欠かせない社会基盤として位置づけられ、年間約17万人の旅客と約12万台の車両を輸送しています。今回進水した新造船は、宮崎県内の行政・金融機関、経済界等がバックアップする「オール宮崎体制」のもとで、宮崎カーフェリーとして25年振りに建造されるもので、船内のバリアフリー化や客室の50%以上を個室化するなど、利用者の利便性や快適性の向上が図られています。物流機能についても、近年の旺盛なモーダルシフト需要に対応するため、トラックの航送能力が25%増強されています。また、船内の換気や消毒体制の強化、ソーシャルディスタンスの確保が十分に図られる構造とするなど、新型コロナ感染防止対策にも万全を期しており、「安全・安心」な船内環境の実現に努められています。
新船は、令和4年4月15日から就航予定ですが、令和4年秋には、もう1隻の新造船も就航する予定です。両船の就航により、航路の快適性や利便性が充実し、宮崎県と関西を結ぶ大動脈として、県民の皆さまに愛されるフェリーになるものと期待しています。

◇下記フォトライブラリーをご覧ください。
http://wwwtb.mlit.go.jp/kyushu/mail_magazine/pdf/photo/photo_450_1.pdf
◇ 新造船の詳細情報はこちらからどうぞ。(宮崎カーフェリー公式サイト)
https://www.miyazakicarferry.com/ferry_takachiho/


◆海の世界の「今」を見て、知って、体験しよう
中学生、小学生を対象に「海事産業施設見学会」を開催!

◎ 佐世保海事事務所は、10月20日(水曜日)に佐世保市立光海中学校(全学年対象:参加51名)、同26日(火曜日)に同市立花高小学校(5年生102名)を対象に、海事産業施設見学会を開催しました。
◇内容
・旅客船への乗船体験や出前講座のほか、普段は立ち入ることができない倉庫や造船所を訪れることができ、初めての体験に驚きの声が上がっていました。両校とも担当者に対する質問も活発にあり、有意義な見学会となりました。
・今回の見学会の行程は、次のとおりです。
10月20日 光海中学校 「旅客船への乗船体験」→「出前講座」→「営業倉庫見学」→「造船所見学」
10月26日 花高小学校 「旅客船への乗船体験」→「出前講座」→「造船所見学」

◇九州運輸局からのメッセージ
・開催にあたっては、各学校・施設関係者や講師の方々、(公社)九州海事広報協会様のご協力をいただきました。厚く御礼申し上げます。
・今回参加した皆さんが、船や港と、それに関わる仕事をより身近に感じてもらい、将来就きたい職業の一つとして考えてもらえたら嬉しく思います。(長崎運輸支局佐世保海事事務所)

◇下記フォトライブラリーをご覧ください。
http://wwwtb.mlit.go.jp/kyushu/mail_magazine/pdf/photo/photo_450_2.pdf


◆令和3年度 大規模津波防災総合訓練に参加
〜南海トラフ地震を想定した訓練に107機関が参加して実施〜

◎ 九州運輸局では、10月30日(土曜日)に大分県津久見市において、九州地方整備局、大分県、津久見市の主催により実施された大規模津波防災総合訓練に参加しました。本訓練は、津波被害が予想される各県で開催される全国的な訓練であり、今回で15回目、大分県では初めて開催され、107機関の関係者や市民約700人が参加しました。

◇実施内容
本訓練では、地域特有の地震・津波被害を想定した次のような訓練が実施されました。
・防災ヘリによるリアス海岸に点在する集落の孤立状況を把握する訓練
・防災ヘリによる救助者を吊り上げて収容する孤立者救助訓練
・孤立集落へのドローンによる物資輸送訓練
・障害物を取り除いて航路や緊急通路を確保する航路啓開や道路啓開訓練  等
九州運輸局では、津久見市内のタクシー事業者2者と船舶運航事業者2者に参加いただき、次の訓練を実施しました。
@陸上の公共施設(旅客ターミナル)から避難場所までタクシーを利用した高齢者及び身体障害者の避難輸送訓練
A船舶津波避難マニュアルに基づいた定期航路事業者船舶の自主的な避難行動訓練

◇九州運輸局からメッセージ
南海トラフ地震は近い将来に発生する可能性が高く、関東から四国・九州にかけて極めて広い範囲で著しい地震・津波被害が発生することが予想されており、大きな被害が見込まれる地域では、南海トラフ地震に備える必要があります。今回の訓練では、多くの防災機関や住民が参加し、広域的かつ実践的な訓練を通じて防災意識を高めることができました。九州運輸局ではこのような各種訓練に参加して、実践的な災害対応力の向上に取り組んでまいります。(総務部 安全防災・危機管理課)

◇訓練の模様は九州地方整備局によりYouTube配信されています。
 https://www.youtube.com/watch?v=mJ-hBuTHxUQ


◇下記フォトライブラリーをご覧ください。
http://wwwtb.mlit.go.jp/kyushu/mail_magazine/pdf/photo/photo_450_3.pdf


◆過積載違反の街頭取締りを実施しました
〜検査車両16台中2台の過積載違反を発見〜

◎ 福岡運輸支局では、年末の繁忙期を控えた11月を過積載絶滅運動強化月間と定め、啓発活動等様々な取組を行っています。その一環として、11月2日(火曜日)に過積載違反の街頭取締りを、関門トンネル(門司料金所側)で実施しました。今回の取締りは、福岡運輸支局の他、門司警察署、NEXCO西日本など関係機関と合同で行いました。

◇概要
・九州の玄関口である関門トンネルでの取締りは、車両の通行も多く、一般車の通行を妨害することがないように、NEXCO西日本の車限隊が迅速に車両の引き込みを行ってくださいました。計量所においては、対象車両を重量計で計測し、その計測重量から車検証記載の車両重量と最大積載量、乗車定員の重量を除して、過積載運行か否かを判定します。参加人員はそれぞれの役割を速やかにこなし、違反のあった場合は適切に指導をし、違反がない場合は速やかに車両を解放しました。過積載の取締り中も安全に配慮し、多くの車両の確認を行うことができました。                           

※過積載運行とは
・貨物自動車等により、定められた積載重量を超えた積載物を積み、運行すること。過積載運行は、定量積載時に比べ制動距離(ブレーキを踏んで停止するまでの距離)が長くなり、衝突事故時の衝撃力も大きくなるため、重大事故につながる危険が高くなります。また、低速ギアでの高回転走行によって、大気汚染や騒音公害、道路の舗装と橋梁の損傷を引き起こすことから、事故防止と輸送秩序の確保において、大きな障害となっています。
      
◇九州運輸局からのメッセージ
・およそ2時間の取締りで、検査車両16台中、2台の過積載違反車両を発見しました。過積載違反が確認された場合は、運転手個人に対して道路交通法に基づく罰則が適用されるほか、事業用自動車であれば、運送会社に対して貨物自動車運送事業法に基づく行政処分が科せられます。運送会社の中には、少しでも利益を上げたいという軽い気持ちや、車両や人員の不足などにより過積載運行を行ってしまうことがあります。しかし、過積載運行は、重大事故を引き起こす危険性があり、社会全体で絶対許さないという強い意識が必要です。
九州運輸局では、今後も関係機関と連携し、過積載運行の絶滅に向けて取り組んで参ります。(福岡運輸支局 本庁舎)

◇下記フォトライブラリーをご覧ください。
http://wwwtb.mlit.go.jp/kyushu/mail_magazine/pdf/photo/photo_450_4.pdf


◆長崎地区「旅客船乗組員安全研修会」「運航安全管理研修会」を開催!!
〜海上運送業、内航海運業の安全・安心を促進〜

◎ 11月9日、長崎運輸支局は長崎市内において旅客船の乗組員を対象とした「旅客船乗組員安全研修会」と、旅客船業及び内航海運業を営む会社の運航管理職員を対象とした「運航安全管理研修会」を開催しました。

◇ 内容
・「旅客船乗組員安全研修会」は、船員法に基づく教育訓練として長崎旅客船協会が主催し、例年、支局職員が、事故等の非常時における対応方法やそれを成すための訓練、事故を未然に防ぐためのヒヤリ・ハットの取り組み等について講演しています。また、今年度は、飲酒対策についても改めて徹底を行い、当日は78名の参加がありました。
・また、長崎運輸支局主催の「運航安全管理研修会」は、関係機関にも講師を依頼して実施しており、今年度は長崎海上保安部と運輸安全委員会事務局長崎事務所に海難の現況や事故事例の検証と防止に関する講演をいただき、30者50名の会社役員等の参加がありました。

◇ 長崎運輸支局からのメッセージ
・開催時期には新型コロナウイルスの感染状況も落ち着いていましたが、会場では密にならない配席や、マスク着用の徹底、受付時の検温、アルコール消毒液の設置など、可能な限りの感染防止対策を講じて開催しました。
・旅客船は、旅客という人の命を預かっており、万が一、非常事態が発生した場合は乗組員が旅客の安全を確保しなければなりません。そのような非常時の際に旅客の誘導や二次被害を防ぐための対応を、素早く、正確に、安全に実施するためには、乗組員一人一人が自身の役割だけでなく全体の動きを把握するとともに、日頃の効果的な訓練の実施や社内教育が必要です。
・この研修会が、日頃から取り組まれている訓練等において身に付けた知識の再確認の機会になるとともに、今後の安全運航の一助となれば幸いです。(長崎運輸支局本庁舎)

◇下記フォトライブラリーをご覧ください。
http://wwwtb.mlit.go.jp/kyushu/mail_magazine/pdf/photo/photo_450_5.pdf

━━━ 2 お知らせ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆新型コロナウイルス感染症による九州の公共交通事業者への影響

◎ 令和3年12月上旬に九州運輸局ホームページの◆報道発表のページに掲載予定です。

━━━ 3 観光部施策・データ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆九州への外国人入国者数の推移について(2021年10月(速報値)及び2021年8月(確定値))

◎ 法務省出入国管理統計の発表を受けとりまとめた、2021年10月における九州への外国人入国者数の速報値(通常入国者数のみ)は458人(前年同月比+105.4%、前々年同月比−99.7%)で、1月から10月(速報値)までの累計は5,048人(前年同期比−98.7%)となりました。(観光部 国際観光課)

◇ 詳細はこちらをご覧下さい。
https://wwwtb.mlit.go.jp/kyushu/press/00001_00514.html



━━━ 4 九州運輸局ホームページ・公式Twitter情報 ━━━━━━━━━━
--- ◆報道発表 ----------------------------------------------------------
https://wwwtb.mlit.go.jp/kyushu/#HOUDOU

--- ◆お知らせ ----------------------------------------------------------
https://wwwtb.mlit.go.jp/kyushu/#OSIRASE

--- ◆更新情報 ----------------------------------------------------------
https://wwwtb.mlit.go.jp/kyushu/#KOUSIN

--- ◆公式Twitter(@kyushu_unyu) --------------------------------------
各種セミナー・イベントの開催情報、バスや鉄道など公共交通関係の情報、災害関係情報等を中心に発信しています。
https://twitter.com/kyushu_unyu

/////// 編集部だより ///////////////////////////////////////////////////
秋も深まり、紅葉の名所では久しぶりの賑わいとなっています。また、新型コロナウイルスの新規陽性者数の減少傾向も続き、各地でイベントも少しずつ開催されています。観光地や制限が解除された飲食店にも多くの人が集まっています。9月まで緊急事態宣言が発出されていたとは思えない程、多くの人が集まり、日常が戻ってきたようです。しかし、ニュースで、全国の新規陽性者数が「0」になる日は、まだ無く、ウイルスはなりを潜めているだけなのかもしれません。これからの季節、寒さから換気が不十分となりがちです。「マスクの着用」、「手指の消毒」に加え、「換気」もしっかり行い、万全の感染対策を継続し、本当の日常を取り戻す日が来ることを願うばかりです。

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■九州運輸局メールマガジン編集部(九州運輸局総務部内)
Mail: qst-mm-kyushu@mlit.go.jp
Tel : 092-472-2312 Fax : 092-471-7192
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