九州物語

トップページ > 神話・民話

かっぱ伝説
神話・民話
かっぱ伝説
九州全県
関連する物語
観光情報
  • 河童渡来の碑
物語の概要

河童巡り

  1. 河童渡来伝説
  2. あらすじ:昔河童は中央アジアに住んでいたが、ある時二手に分かれ、一方は中央ヨーロッパへ行き、もう一方は中国大陸を経て八代に上陸して球磨川へ移り住んだと言われ、八代市は日本で最初に河童が伝来したと伝えられている。
  3. 八代市にある球磨川の前川橋のほとりには「河童渡来の碑」がたっている。県内には数多くの河童にまつわる民話が残されている。
関連観光情報 〜物語には直接出てきませんが、地域やテーマの関連する観光情報です。〜
  • 久留米市田主丸町に河童像多数
  • 水天宮(久留米市)
  • 天疫神社(門司区)
  • 筑後川カッパ館
  • 福岡、佐賀、長崎の各地にカッパのミイラや手が伝えられている

▲目次へ戻る

平家落人伝説
神話・民話
平家落人伝説
九州全県
関連する物語
観光情報
  • 福岡県:お蝶ケ淵之跡の碑(田川郡添田町)、津比久神社(北九州市)
  • 佐賀県:山内町
  • 長崎県:対馬
  • 熊本県:平家の里・平家伝説館、久連子古代の里資料館
  • 大分県:九重、大祖山
  • 宮崎県:椎葉村 十根川地区
  • 鹿児島県:池田湖(山川町尾下)   ほか多数
物語の概要

鶴冨屋敷 

  1. 伝説によると、壇ノ浦の戦いで敗れた平家一族が、四国を経て由布院に逃れ、山賊の案内で五家荘・白鳥山(樅木)に入ったという。源氏の追討を逃れた左中将平清経は姓を緒方と改名。その子孫、盛行がこの地に住み着いたといわれており、五本の矢を射て5つの集落(仁田尾、樅木、椎原、葉木、久連子)に住居を決めたことから、「五家荘」と呼ばれるようになったと伝えられている。
  2. 鬼山御前:五家荘には、平家物語で扇の的を射抜いた那須与一の息子と、的を持っていた鬼山御前が追討の末に出会い恋に落ちたという言い伝えがある。保口地区には鬼山御前の墓と石碑が残っている。
関連観光情報 〜物語には直接出てきませんが、地域やテーマの関連する観光情報です。〜
  • 平家琵琶と秘境の舞フェスタ(熊本県)

▲目次へ戻る

七夕物語
神話・民話
七夕物語
福岡
関連する物語
  • 神話・民話
    天の川伝説
観光情報
  • 七夕神社
物語の概要

七夕神社

  1. 1年に1度の七夕の日だけ恋仲にある織姫と彦星が出会う七夕物語。
  2. 織女神(織姫)を祀る「七夕神社」と、天の川に見立てた「宝満川」の対岸に位置する老松宮に犬飼神(彦星)を祀り、地域に七夕の文化を根付かせている。このため小郡市が日本における七夕文化発祥の地と考えられており、8世紀の肥前国風土記の中にもその記述が残されている。毎年七夕が過ぎると、日本全国から多くの短冊が七夕神社に奉納される。
  3. 日本における七夕文化発祥の地。
関連観光情報 〜物語には直接出てきませんが、地域やテーマの関連する観光情報です。〜
  • 宝満川
  • 老松宮
  • 大島の風車展望所

▲目次へ戻る

武丸の正助さん
神話・民話
武丸の正助さん
福岡
関連する物語

観光情報
  • 正助廟があるところ=正助ふるさと村
物語の概要

正助ふるさと村

  1. 正助さんは江戸時代の初め、武丸の土師上(はじかみ)に生まれた。勤勉実直の人で、24歳のとき父正三郎が寝たきりとなるが、家計を助け看病を続けた。また父親の行きたいというところへは、どこでも背負って歩いたという。その孝行ぶりはやがて黒田藩主の耳にも達し、農民の模範としてたびたび表彰を受けている。87歳で亡くなったが徳川幕府は『孝義録』に紹介し、正助さんの遺徳を後世に伝えた。
関連観光情報 〜物語には直接出てきませんが、地域やテーマの関連する観光情報です。〜
  • 季節ごとにイベントが催され、数々の花も楽しめる。
  • 宗像大社

▲目次へ戻る

福泉禅寺の和泉式部生誕伝説
神話・民話
福泉禅寺の和泉式部生誕伝説
佐賀
関連する物語
  • 和泉式部日記
  • 詩歌
    百人一首
観光情報
  • 福泉禅寺
  • 「和泉式部公園」嬉野町
物語の概要

福泉禅寺

  1. 平安時代のある朝、赤子の鳴き声で目を覚ました福泉禅寺の僧たちが周囲を探したところ、お堂の裏で白鹿が赤ちゃんに乳をあげていた。そこに塩田(現在の嬉野市)から大黒丸という夫婦がやってきて、「私たち夫婦は子供がいないので、常々このお寺の薬師如来さまに『どうぞ子供をお授けください』と祈願しておりました。するとゆうべ、『おまえたちの信心に応え、福泉寺に女の子を預けたので明日にでも寺に行き、つれて帰るがよい』と薬師如来の夢のお告げがありましたので早速こちらへ参った次第です」と言った。大黒丸夫婦にもらわれていった女子はとてもかしこく美しく成長し、縁あって宮廷に仕えることになった。それが後の和歌の名手和泉式部である。
  2. 福泉禅寺には和泉式部が故郷を忍んで詠んだという「故郷に帰る衣の色くちて 錦の浦や杵島なるらむ」という和歌の掛け軸が伝わっている。ただし、和歌の下に描かれていたという和泉式部の肖像は剥落してしまっている。
関連観光情報 〜物語には直接出てきませんが、地域やテーマの関連する観光情報です。〜
  • 水堂さん(安福寺)
  • 稲佐神社

▲目次へ戻る

松浦佐用姫伝説
神話・民話
松浦佐用姫伝説
佐賀
関連する物語
  • 小説
    佐用姫伝説殺人事件(内田康夫著)
  • テレビドラマ
    唐津佐用姫伝説殺人事件
  • うんちくの旅
    第二巻
    23.九州の民話・伝説を旅する その[3]
    第三巻
    20.九州の女性、愛(哀)の物語り〈北部九州編〉
観光情報
  • 鏡山・佐用姫像
  • 加部島(田島神社)
  • 道の駅厳木(佐用姫の像)
  • 佐用姫岩(松浦川河口)
物語の概要

厳木・佐用姫像

  1. 宣化天皇の時代、新羅を討つように命ぜられた大伴狭手彦は、兵を率いて松浦の里の篠原村(現在の唐津市厳木町笹原峠)に滞在した。村の長者の娘に弟目姫子(佐用姫)という素朴な美しい乙女がいた。狭手彦は、佐用姫に心引かれ、佐用姫も心から愛を捧げ、楽しい日々が続いた。しかし、とうとう狭手彦に船出の日が来た。夫を慕う姫の一念は、夫の船影を追い求め鏡山に上り、衣の領布(ひれ)を振り名残を惜しんだ。さらに松浦川を渡り、呼子の浦まで追いすがり、果てにか加部島へと渡り、小高い丘に登ったが既に船影はなかった。悲しみにうちひしがれた佐用姫は、精根枯れて打ち伏し、そのまま石になってしまったと伝えられる。加部島の田島神社には、佐用姫の石化と伝えられる望夫石を祀る佐用姫神社がある。鏡山は、佐用姫の悲恋伝説により、領布振(ひれふり)山とも呼ばれるようになった。
関連観光情報 〜物語には直接出てきませんが、地域やテーマの関連する観光情報です。〜
  • 七ツ釜
  • 唐津ボランティアガイド

▲目次へ戻る

豊玉姫神社
神話・民話
豊玉姫神社
佐賀
関連する物語
観光情報
  • 嬉野市 豊玉姫神社
  • 鹿児島 知覧町、指宿市にも豊玉姫神社がある。
物語の概要

豊玉姫神社のなまず様 

  1. 豊玉姫神社は嬉野温泉の中心部に位置している。この神社には「美肌の神」としてなまず様が祀られている。これは、昔嬉野に傷ついた大なまずがおり、それを豊玉姫様が助けたことからこのなまずが豊玉姫のお使いとなり、人々の肌の病を治したとの言い伝えによる。嬉野温泉のお湯はやわらかく滑らかな美肌に抜群の効果があることから「美肌の湯」といわれており、温泉に入り、なまず様にお参りできるように「なまず社」が建てられている。
関連観光情報 〜物語には直接出てきませんが、地域やテーマの関連する観光情報です。〜
  • 嬉野温泉観光協会では、石鹸、化粧水など美肌グッズを販売している。
  • 志田焼の里博物館
  • 肥前夢街道

▲目次へ戻る

黒髪山の大蛇退治
神話・民話
黒髪山の大蛇退治
佐賀
関連する物語

観光情報
  • 黒髪山(有田町、武雄市)
  • 有田館(有田町)=この物語をもとに世界初磁器製カラクリ人形が開発され、96年の世界炎の博覧会にお目見えし、現在は有田町幸平で稼動中。
  • 有田ダム(有田町白川)
  • 黒髪神社
物語の概要

黒髪山 

  1. あらすじ:肥前国有田郷の白川の池に大蛇が住み、ふもとの人達を脅かし田畑を荒らして暴れていた。里人達の訴えで領主後藤高宗(たかむね)は退治にでかけたが、大蛇は現れなかった。そのころ近くに来ていた鎮西八郎為朝(ちんぜいはちろうためとも)が、朝廷の命で大蛇退治に加わることになった。女性をいけにえにとして差し出すことになったが、万寿(まんじゅ)姫という娘が申し出たので、領主高宗は御家再興を約束した。白川の池のほとりに万寿姫が美しく着飾って座ると、まもなく水面に大波が立ち大蛇が現れた。姫に襲いかかる大蛇に為朝が八人張りの強弓から放った大鏑矢(かぶらや)が右目を射抜き、高宗が三人張りの弓で放った矢が眉間を貫いた。大蛇は、軍勢に追われてのたうちまわりながら西有田町の竜門の岩屋に向かって必死になって逃げたが、力つきて竜門峡の谷底へと落ちていった。そこに丁度通りかかった行慈坊(ぎょうじぼう)という盲僧が異様な気配を感じ、短刀で大蛇にとどめを刺した。その後、万寿姫の願いどおり家は再興され、姫は良縁を得たと言われる。この伝説には、盲僧と蛇との古い信仰的な関係も秘められているようである。黒髪山頂には大蛇が七まき半も巻き付いたと言われる天童岩がそびえ立ち、黒髪山周辺に残る地名などから大蛇退治の様子が伺える。大蛇が棲家としていたという竜門の岩屋(洞窟)、陣幕を張って矢を放ったという幕ノ頭山、大蛇に当たった矢が跳ね返って刺さったという矢杖(西有田町)、酒樽を持ち寄って祝杯をあげた大樽、中樽、小樽(有田町)、大蛇がいなくなって住みやすくなって住吉村(山内町)、大蛇の鱗が重くて馬が悲鳴を上げた駒鳴峠(伊万里市)など。(黒髪山登山口の案内より)
関連観光情報 〜物語には直接出てきませんが、地域やテーマの関連する観光情報です。〜
  • 有田町観光ガイド

▲目次へ戻る

飴屋の幽霊
神話・民話
飴屋の幽霊
長崎
関連する物語

観光情報
  • 光源寺
  • 産女幽霊碑(光源寺境内)
  • 幽霊井戸:麹屋町6番地(現在はふさがれているが、石碑が残っている)
  • 「赤子塚民話」の碑
物語の概要

幽霊の写真 

  1. 女性の幽霊が生まれた自分の赤ん坊のために毎夜毎夜飴を買いにくる話。
  2. この話の舞台は長崎の光源寺といわれており、毎年8月16日に幽霊像が開帳される。
関連観光情報 〜物語には直接出てきませんが、地域やテーマの関連する観光情報です。〜
  • 長崎市ボランティア観光ガイド
  • グラバー園
  • 大浦天主堂

▲目次へ戻る

さばくさらかし岩
神話・民話
さばくさらかし岩
長崎
関連する物語
  • 神話・民話
    まんが日本昔話
    さばくさらかし岩
観光情報
  • 時津民俗資料館(西彼杵郡時津町野田郷62番地)
物語の概要

西彼 さばくさらかし岩(時津町)

  1. 時津の村の魚売りが、1人の客から南蛮渡来の時計を見せられ、自分も南蛮船が持って来た珍しい品を見たいと考えた。そこで、かごにぎっしり鯖を買い、それを長崎で売って、お金にしようと思い、時津の村を出発した。人の頭が、岩の上に乗った形のこの岩の下までやって来て、あの岩は今にも落ちて来そうだ、落ちるのを待って通り過ぎようと考え、しんぼう強く待っているうちに、鯖が腐ってしまった…。             
関連観光情報 〜物語には直接出てきませんが、地域やテーマの関連する観光情報です。〜
  • 時津街道
  • 崎野自然公園

▲目次へ戻る

根子岳の話
神話・民話
根子岳の話
熊本
関連する物語
  • 神話・民話
    阿蘇国つくり神話
観光情報
  • 根子岳トレッキング
物語の概要

根子岳

  1. 阿蘇の国つくり神話のひとつ
  2. あらすじ:阿蘇の神様、健磐龍命は阿蘇の五つの山の兄弟たち「中岳」「高岳」「烏帽子岳」「杵島岳」「根子岳」をたいそうかわいがっていた。背が低いことを悩んでいた末っ子の「根子岳」がとった作戦は・・・・根子岳の頭がギザギザになった民話。
関連観光情報 〜物語には直接出てきませんが、地域やテーマの関連する観光情報です。〜
  • 大観峰
  • 高森湧水トンネル公園
  • 中岳火口
  • 草千里ヶ浜
  • 阿蘇山周辺トレッキングコース
  • 九州自然歩道

▲目次へ戻る

阿蘇蹴裂伝説
神話・民話
阿蘇蹴裂伝説
熊本
関連する物語
  • 神話・民話
    阿蘇国つくり伝説
観光情報
  • 阿蘇山中岳
物語の概要

正助ふるさと村

  1. 阿蘇の国つくり物語
  2. あらすじ:昔阿蘇の火口原は水をたたえた湖沼だった。阿蘇の神様、健磐龍命はこの湖を平野にしようと考え、外輪山の一番低い所を蹴ってみたが峠が二重になっていたので壊れなかった。そこで火口瀬の立野を蹴破って水を流したが、途中から水の流れが止まってしまった。川上を調べてみると巨大なナマズが川の流れを堰き止めている。命はこのナマズを退治して、見事に阿蘇の火口原の湖を平地にすることに成功した。
  3. この伝説にちなんだ地名が数多く残されている。最初に蹴って壊れなかった峠は「二重の峠」。ナマズ退治をしてナマズが流れついたのが「鯰村(現嘉島町鯰)」。たくさんの小石が流れついたので「合志」など。
関連観光情報 〜物語には直接出てきませんが、地域やテーマの関連する観光情報です。〜
  • 大観峰
  • 高森湧水トンネル公園
  • 中岳火口
  • 草千里ヶ浜
  • 阿蘇山周辺トレッキングコース
  • 九州自然歩道

▲目次へ戻る

放牛地蔵
神話・民話
放牛地蔵
熊本
関連する物語

観光情報
  • 「放牛地蔵」熊本市他
  • 全ての地蔵に番号が付けられ、熊本市を中心に玉名・菊池・阿蘇・上益城などで現在107番まで発見されている。
物語の概要

放牛地蔵

  1. 熊本県内に点在する放牛地蔵の話
  2. あらすじ:今から200年程前、熊本城下に鍛冶屋の親子が住んでいた。父親は働き者だが酒好きで、お金が入ると酒代に使ってしまうので息子は野菜売りなどをして何とか暮らしていた。ある日酒を買って来いと言われたが、買うお金が無いため戸口で思案していた息子に、父は燃えさしの薪を投げつけた。その薪は運悪く表を通りかかった武士に当たってしまう。怒った武士に父が殺されてしまい、自責の念にかられた息子は出家して「放牛」と名乗り、托鉢しながらコツコツと、10年で100体以上の地蔵を作った。
関連観光情報 〜物語には直接出てきませんが、地域やテーマの関連する観光情報です。〜
  • 熊本城
  • 水前寺成趣園
  • 熊本市動植物園

▲目次へ戻る

山田の伝助物語
神話・民話
山田の伝助物語
熊本
関連する物語

観光情報
  • 山江村歴史民俗資料館での隠れ念仏(一向宗)展
  • 山田の伝助にまつわる墓など
物語の概要

山江温泉ほたる

  1. 江戸時代、相良藩はキリシタンと共に一向宗(浄土真宗)を禁じていた。しかし、この禁制を犯して、秘かに潜伏して講を結び、隠れ隠れ信仰する人たちがおり、この人たちを「隠れ門徒」と言っていた。山田村の伝助は「亡父代より一向宗を信仰し、家内に仏像を安置し、説法と号して説を聞かせ、人を誘って講を企てていた。ある時、遊び人の富左衛門に密告され、伝助は相良藩から処刑されてしまう。しかし、熱心な信者は山田村の伝助の講を守り、今もなお語り継いでいるという。
関連観光情報 〜物語には直接出てきませんが、地域やテーマの関連する観光情報です。〜
  • 山江村物産館ゆっくり
  • 山江温泉
  • 万江川

▲目次へ戻る

火の国発祥の地
神話・民話
火の国発祥の地
熊本
関連する物語

観光情報
  • 立神峡
物語の概要

立神峡 

  1. 火の国発祥の地
  2. 火の国の起源、その1 その昔、火の君の祖、健緒組(タケオグミ)が崇神(スジン)天皇の命により、益城郡朝来名(アサクナ)の土グモを討伐し、兼ねて国内を巡視し、八代郡白髪山(シロカミヤマ)にいたったとき、日が暮れたのでここに泊まることになった。その夜、大空に火が上がり、自然に燃えた、その火が山に降りて燃えはじめた不思議な体験をした。健緒組が、このことを崇神天皇に報告したところ、「火の降りし国ならば、火の国というべし」と崇神天皇が言われ、「火の国」という名がついた。
    その2 景行天皇が、熊襲を討伐し、筑紫へ巡幸されたが、船で帰ろうと芦北を出発したが、日が暮れて暗くなり方向が分からなく困っていると、突然、火の光が上がって、はるかに行き先が見えた。「直ちに火のところを目指せ」と景行天皇が命じ、そのまま行ったところ岸に着くことができた。「何という邑ぞ」と景行天皇が問うと、「ここは、火の国八代の郡なり。ただ火が出たところは分かりません。」と天皇と国びととの問答があり、天皇は、「今この燃える火は、これ人の火にあらじ。火の国となづくる。」
関連観光情報 〜物語には直接出てきませんが、地域やテーマの関連する観光情報です。〜
  • 野津古墳群(氷川町教育委員会生涯学習課 0965-52-5860)
  • 氷川町火の君まつり(氷川町宮原振興局商工観光課 0965-62-2315)
  • もち米焼酎「火の君浪漫」
    (氷川町大野875-3 氷川町まちづくり振興会 0965-53-5388)

▲目次へ戻る

夢乃湯物語
神話・民話
夢乃湯物語
熊本
関連する物語

観光情報
  • 地中より発見された木の根お坊様がただの木ではない”龍神木”と呼んだ木がある。
    熊本県阿蘇郡南小国町満願寺小田 民宿「夢乃湯」裏
物語の概要

小田温泉全景

  1. 初代夢乃湯経営者が昭和47年頃から、田んぼからお湯が出る夢を何度も見た。当時、村の人たちは信用する人がいなく、湯を掘るための協力をする人がいなかった。ところが、ある日、夢の中で「田に大きな木の根が埋まっている。その木を掘り上げて祭ったら湯が出る」という夢を見た。そこで、その場所(田)をユンボを使って掘ったところ、夢と同じような木の根が見つかり、それから間もなくして湯が出はじめた。掘りおこした木の根は水分を含んでいたため、道路で乾かしていたところ、そこを通りかかった飯塚(福岡)からのお坊さんが「これはただの木の根ではない。龍神木である。大切に祭って下さい。」と言って通り過ぎて行ったそうだ。
  2. この龍神木を祭ってから百姓の村が現在のような湯の里になったそうである。
関連観光情報 〜物語には直接出てきませんが、地域やテーマの関連する観光情報です。〜
  • “龍神木”の御利益か湯の里は徐々に発展し、今では小田温泉と白川温泉がいっしょになり、環境と健康の里(LOHASの里)言わゆる夢の里へと発展しつつある。夢によって発見された湯はアトピーに効果がある。

▲目次へ戻る

うすき竹宵
神話・民話
うすき竹宵
大分
関連する物語
  • 真名長者伝説
観光情報
  • うすき竹宵
  • 11月第一土・日に開催される「うすき竹宵」まつりでは約2万本の竹ぼんぼりと竹のオブジェが市内中心部に並べられ、市内は幽玄な世界につつまれる。
物語の概要

黒髪山 

  1. 炭焼き小五郎(真名長者)の娘で般若姫という美しい娘がいた。噂を聞いた朝廷が妃として差し出すよう命じるが長者が拒否し、代わりに姫の絵を描いた「玉絵箱」を差し出す。しかしその絵をみた後の用命天皇が恋心を抱き、変装し長者のもとへやってきて般若姫と結ばれる。幸せに暮らしていたが、用命天皇は朝廷より呼び戻され身重の姫を残し上京する。その後、姫は児を生み上京しようとするが途中で嵐に遭い帰らぬ人となってしまう。悲しみ募る長者に朝廷は年に一度玉絵箱を里帰りさせる。里人たちは年に一度竹に明かりを灯し、姫の里帰りを迎えている。
関連観光情報 〜物語には直接出てきませんが、地域やテーマの関連する観光情報です。〜
  • 国宝臼杵石仏
  • 石仏ボランティアガイド(無料)

▲目次へ戻る

吉四六ばなし
神話・民話
吉四六ばなし
大分
関連する物語
  • 映画
    吉四六よ天を駆けろ
  • うんちくの旅
    第二巻
    22.九州の民話・伝説を旅する その[2]
観光情報
  • 吉四六ランド
  • 吉四六の家
物語の概要

山江温泉ほたる

  1. 江戸時代、旧野津町に住んでいた廣田吉右衛門の話。数々のとんち話で有名。
  2. 古くからそのとんち物語が語りつがれ今なお人気のすたれることを知らない「吉四六さん」は、その当時から年貢のとりたてに苦しむ庶民の味方になったり、つらく厳しい時代であっても、庶民の相談役となり持ち前のとんち・奇才で人々の難儀を救ったと言われている。
関連観光情報 〜物語には直接出てきませんが、地域やテーマの関連する観光情報です。〜
  • 吉四六まつり
  • 土・日にNPO法人ほのぼの吉四六さん村による吉四六話が聞ける

▲目次へ戻る

ガニ湯
神話・民話
ガニ湯
大分
関連する物語

観光情報
  • ガニ湯
物語の概要

長湯温泉カニ湯 

  1. 昔、長湯の「湯の原」の村中を流れる川に大きなカニが住んでいた。あるとき、川のほとりのわき湯で湯あみをしている村の美しい娘を見て、カニは何とかしてその娘を自分の嫁にしたいと思うようになった。しかし、もともとカニの身分、姿では美しい娘を嫁にすることはできない。それで何とかして人間になりたいと毎日悩み悲しんでいた。そのことを知った川のほとりにあった寺のお坊さんが、「わしのつく、ありがたい鐘の音を百日聞けばお前は人間に生まれ変わるだろう。」といい聞かせた。カニは飛び上がって喜びお坊さんのいう通り、娘が湯あみに来たときお坊さんがつく鐘の音を毎日まじめに聞いていた。ところが、そのお坊さんも鐘をつく時その娘を見て、だんだん娘が欲しくなってしまった。そして、ついに九十九までついたとき、お坊さんもたまらなくなり、「この娘はわしがもろうた。」といって娘に近づいた。そのとたん。空がにわかにかき曇って大雨となり、凄まじい稲光と共に雷が落ち、お坊さんもカニももろともに打ち殺されてしまった。まもなくして、そこの川の中にカニの形をした大岩ができ、中が湯船となり、きれいなお湯が泡を立てながら沸き出した。今でも昔のまま湯の原の川中に見る事ができ、近くの人々は「ガニ湯」と呼んでいる。
関連観光情報 〜物語には直接出てきませんが、地域やテーマの関連する観光情報です。〜
  • 長湯温泉

▲目次へ戻る

伐株山物語
神話・民話
伐株山物語
大分
関連する物語

観光情報
  • 伐株山(倒されたくすの木の伐株の跡といわれている。)
物語の概要

立神峡 

  1. むかしむかし、玖珠の盆地の真ん中に大きなくすのきがそびえて立っていた。木のてっぺんは雲の上までのび、朝日の陰は有明海まで、夕陽の影は四国まで伸びていた。木の側の地面はまったく陽が当たらず、作物は育たず、村人はたいそう困っていた。
  2. 村の人々は、どうしたら良いものかくる日もくる日も考えていた。そんな時,力もち腕自慢の木こりがいることを聞き、その木こりにたのみ、木を切ってもらうことにした。
  3. 木こりは大きなのこぎりで、木を切り始めた。その日の作業が終わり、次の日にきてみると、切り口は元通りになっていた。次の日もまた次の日も切っても切っても元通りになっていた。さすがの木こりも困り果ててしまった。
  4. そんな時、木の上からヘクソカズラの精がおりてきて、木こりに「切りくずは毎日燃やしなさい」と教えた。木こりは切りくずを毎日燃やし、切り口はもう元には戻らなかった。そうしてその後約3年かかってくすのきの大木を倒すことができた。
  5. 倒れた木の葉型がついたので「博多」、トリの巣がおちたので「鳥栖」、木が倒れて「ここまで来るめい」と言ったので「久留米」と言い伝えられている。玖珠という地名もこのくすの木に由来していると言われている。
関連観光情報 〜物語には直接出てきませんが、地域やテーマの関連する観光情報です。〜
  • 伐株山憩いの森 キャンプ場

▲目次へ戻る

震動の滝 竜神伝説
神話・民話
震動の滝 竜神伝説
大分
関連する物語
  • 朝日長者物語
観光情報
  • 震動の滝(日本の滝百選に選ばれる)
  • 白鳥神社
物語の概要

震動の滝 

  1. 昔、震動の滝に年老いた竜神が住んでいた。竜神は不老不死の薬として人間を食べていた。竜神はある里人を招きよせ「お前の娘を差し出せ。さもないとお前を食べるぞ。」と迫った。里人は恐ろしさのあまり娘をささげる約束をしてしまった。しかし約束を守らないでいると、竜神は怒って、神通力で部落の底をぬいて、水を干上がらせてしまった。井戸水もなくなり部落は大干ばつに見舞われた。さらに竜神は最後の力をふりしぼって断崖をよじ登り、部落に火を吹きはじめた。この時娘の恋人は一計を案じ、部落総出で懸命にわびて、不老不死の薬として「餅」をささげ竜神の怒りを静めることができた。その後、天災や大水の度に部落では餅を滝壺にささげて、竜神の機嫌をうかがう習わしとなった。しかし年老いた竜神は部落に水を元に戻す力がもうなかった。その後、部落の難儀を見かねた日田代官塩谷大四郎により、天保三年には千町無田より水路を引き昔のように稲を作ることができた。その水路記念碑は北方部落の白鳥神社境内にある。また、竜神が岩や木をかきむしってはい登った跡が白鳥神社のそばに残り、「竜神崩え(りゅうじんくえ)」または「白崩え(しらくえ)」と呼ばれ、今も地域の人々に恐れられている。
関連観光情報 〜物語には直接出てきませんが、地域やテーマの関連する観光情報です。〜
  • 震動の滝開き(毎年7月の第一日曜日)
    滝開きでは「竜神餅」と命名して無料で観光客に配られる。

▲目次へ戻る

ありがとう!山のガイド犬「平治」
神話・民話
ありがとう!山のガイド犬「平治」
大分
関連する物語
  • 映画
    「奇跡の山さよなら名犬平治」1992年東宝
  • アニメ
    山に輝くガイド犬平治号
観光情報
  • 九重連山
  • 長者原登山口
  • 「平治号」の像
  • 「平治号」の墓
物語の概要

根子岳

  1. 九重連山の長者原登山口をうろついていた抜け毛の捨て犬は荏隈さんにかわいがられ、りっぱな山のガイド犬になった。雨の日も雪の日も登山客を案内し、多くの人を進んで助けた「平治」。山を愛し、山に生きた世界でもめずらしいガイド犬の物語。
  2. 平治の子供「チビ」が第二平治号
関連観光情報 〜物語には直接出てきませんが、地域やテーマの関連する観光情報です。〜
  • 長者原ヘルスセンター
  • 寒の地獄旅館
  • 法華院温泉
  • 坊ガツルキャンプ場
  • 平治岳
  • タデ原湿原
  • すがもり小屋

▲目次へ戻る

天孫降臨神話
神話・民話
天孫降臨神話
宮崎
関連する物語
  • イザナギとイザナミの国生み神話
  • イザナギのみそぎ神話
  • 天の岩戸神話
  • ニニギノミコトとコノハナサクヤヒメ神話
  • 海幸・山幸神話
  • 神武天皇の誕生とお船出神話
  • ミケヌノミコトの鬼八退治
  • うんちくの旅
    第一巻
    2.二つの天孫降臨の地を学ぶ
    3.高千穂を中心に天孫降臨に触れる
    4.霧島中心の天孫降臨の旅
    第二巻
    3.霊地・聖地に祈る その[1]
    第三巻
    3.日向王朝三代の足跡をたどる旅
    35.神楽の起源を九州の奥地に訪ねる
観光情報
  • 高天原遙拝所(高千穂町)
  • 霧島東神社(高原町)
  • 天の逆鉾(高原町)
物語の概要

正助ふるさと村

  1. 日向神話の国つくり物語。
  2. 神々が生まれた後も、長く地上の世界である”葦原の中つ国(あしはらのなかつくに)”を治める神がいなかった。そこでアマテラスに命じられた孫のニニギノミコトが地上の世界を治めることとなり、地上へと降りてこられたと言われる。天孫降臨神話は、高千穂の二上峰に降り立ったとする高千穂町の話と、「日向のくし日の高千穂の峰」に降り立ったとする高原町の話が伝わっているが、いずれも神話に因んだ地名であることは興味深い。
関連観光情報 〜物語には直接出てきませんが、地域やテーマの関連する観光情報です。〜
  • 二上神社・くしふる神社・みろく田(高千穂町)
  • 三ヶ所神社(五ヶ瀬町)
  • 高千穂町観光ガイド

▲目次へ戻る

天の岩戸神話
神話・民話
天の岩戸神話
宮崎
関連する物語
  • イザナギとイザナミの国生み神話
  • イザナギのみそぎ神話
  • 天孫降臨神話
  • ニニギノミコトとコノハナサクヤヒメ神話
  • 海幸・山幸神話
  • 神武天皇の誕生とお船出神話
  • ミケヌノミコトの鬼八退治
  • うんちくの旅
    第一巻
    2.二つの天孫降臨の地を学ぶ
    第二巻
    3.霊地・聖地に祈る その[1]
観光情報
  • 天の岩戸神社(高千穂町)
  • 天の安河原(高千穂町)
物語の概要

豊玉姫神社のなまず様 

  1. 日向神話の国つくり物語。
  2. 高天原を治めていたアマテラスの元にやって来たスサノオは手が付けられない暴れ者だった。田んぼの畦道を壊したり、御殿を汚したりとひどい暴れようで、姉神のアマテラスは最初は目をつむり、弟神をかばっていたが、ある日スサノオの悪戯で織女が死んでしまう事件が起きると、怒って天の岩屋に入り岩戸を閉じてしまう。日の神アマテラスがお隠れになったので、世界は真っ暗闇になってしまい、困った神々は天の安河原に集まり打開策を検討。アメノウズメが踊る回りで神々が楽しく騒ぎ立て、アマテラスが何の騒ぎかとお顔出したところを岩屋から引っ張り出すこととした。作戦は見事に成功し、タジカラオがアマテラスを岩やから引っ張り出すと、この世に再び日の光が戻った。この一件でスサノオは高天原を追われ地上界へと追放される。
関連観光情報 〜物語には直接出てきませんが、地域やテーマの関連する観光情報です。〜
  • 高千穂町観光ガイド

▲目次へ戻る

海幸・山幸神話
神話・民話
海幸・山幸神話
宮崎
関連する物語
  • イザナギとイザナミの国生み神話
  • イザナギのみそぎ神話
  • 天の岩戸神話
  • 天孫降臨神話
  • ニニギノミコトとコノハナサクヤヒメ神話
  • 神武天皇の誕生とお船出神話
  • ミケヌノミコトの鬼八退治
  • うんちくの旅
    第二巻
    17.ご利益めぐり・宝船満載 その[2](南九州編)
観光情報
  • 青島神社(宮崎市)
  • 鵜戸神宮(日南市)
  • 潮獄神社(北郷町)
物語の概要

黒髪山 

  1. 日向神話の国つくり物語。
  2. 山幸彦は、ある日海幸彦の釣り竿を借りて釣りをして大切な釣り針を海中になくしてしまう。困り果てたところに現れた潮の神の勧めに従い、山幸彦は海積宮に赴き、そこでトヨタマヒメと出会う。二人はそのまま結婚することになるが、釣り針を見つけた山幸彦はそれを兄に返すため海積宮を後にする。海の神ワタツミの力をもらった山幸彦は、怒りの収まらない海幸彦が戦いを挑んできてもこれを撃退し、結局海幸彦は弟に仕えることとなった。しばらくして、身重のトヨタマヒメが海積宮から山幸彦を訪ねてくるが、急に産気づいたため鵜の羽で作るはずの産屋は未完成のまま。山幸彦に本当の姿(鮫)を見られたトヨタマヒメは、悲しみながら海積宮に帰って行くが、後に残す稚児が不憫に思い、何と自分の乳房を引きちぎり産屋の傍らに貼り付けた。子どもは鵜の羽が完全に葺き終わらない内に生まれたことからウガヤフキアエズノミコトと呼ばれ、お乳岩から滴るお乳で育てられる。この人物が神武天皇の父と言われている。
関連観光情報 〜物語には直接出てきませんが、地域やテーマの関連する観光情報です。〜
  • 青島・堀切峠・シーガイア(宮崎市)
  • サンメッセ日南・油津(日南市)
  • 宮崎市神話の語り部ガイドボランティア協議会

▲目次へ戻る

那須大八郎と鶴冨姫の恋の物語
神話・民話
那須大八郎と鶴冨姫の恋の物語
宮崎
関連する物語
  • うんちくの旅
    第一巻
    6.平家落人伝説
    第三巻
    21.九州の女性、愛(哀)の物語り〈中九州編〉
観光情報
  • 鶴冨屋敷(椎葉村):鶴冨姫と大八郎の悲恋物語の舞台となった屋敷。
  • 八村スギ(椎葉村):十根川神社の境内にあり、大八郎が植えたと伝えられる。
  • 十根川村(椎葉村):大八郎が平家討伐のために最初に陣を張ったところと言われている。
物語の概要

長湯温泉カニ湯 

  1. 椎葉平家落人伝説。
  2. 壇ノ浦の戦いで敗走した平家の一派が山深い椎葉の郷にたどり着いた。しばらくして平家一族討伐の命を受けた那須大八郎がやって来るが、既に戦意を失った彼らに刃を向けることはなく、鎌倉へはウソの報告を行う。そのままこの地に落ち着いた大八郎は、やがて平家の鶴冨姫と恋に落ち結婚する。しかし、無情にも鎌倉の帰還命令を受け、椎葉を後にせざるを得なくなる大八郎は、生まれてくる子が男の子なら自分の元に寄越すように、女の子なら鶴冨姫が育てるようにと言い残して椎葉を去っていく。後日生まれてきた子は女の子であったので、鶴冨姫が大切に育て、婿を取らせて那須という姓を名乗らせたと言う。今でも椎葉村には那須姓が多い。
関連観光情報 〜物語には直接出てきませんが、地域やテーマの関連する観光情報です。〜
  • 椎葉村観光ガイド

▲目次へ戻る

百済王伝説
神話・民話
百済王伝説
宮崎
関連する物語
  • 松永年生「百済へそして未来へ 宮崎県南郷村の挑戦」
観光情報
  • 神門神社(美郷町南郷区):禎嘉王をお祀りしており、師走祭りの舞台となる。
  • 塚の原古墳(美郷町南郷区):禎嘉王の墓と言われている。
物語の概要

震動の滝 

  1. 美郷町旧南郷村に伝わる伝説。
  2. 朝鮮半島にあった百済が滅ぼされたとき、百済王の禎嘉王は息子の福智王と華智王と伴に日本に逃れ、最終的に宮崎にたどり着き、旧南郷村の神門と木城町の比木に別々に暮らし始めるが、ほどなく追手の軍勢が追いつき、旧東郷町の伊佐賀で激しい戦いが行われた。劣勢の禎嘉王軍を比木から駆けつけた福智王が救うが、矢を受けた華智王、禎嘉王は亡くなってしまう。やがて異国の地で果てた3人の王の死を悼んだ村人達によって丁重に祭られた。今でも「師走祭り」では比木神社から神門神社へ御神体が巡行し、親子の対面を果たしている。
関連観光情報 〜物語には直接出てきませんが、地域やテーマの関連する観光情報です。〜
  • 御池・白水の滝(椎葉村)
  • 霧立越(椎葉村・五ヶ瀬町)
  • 西の正倉院
  • 百済の館
  • 百済の里観光ボランティア協会

▲目次へ戻る

仮面神ボゼ
神話・民話
仮面神ボゼ
鹿児島
関連する物語

観光情報
  • ボゼ祭り(旧暦7月16日)
物語の概要

悪石島盆踊り 

  1. 鹿児島郡十島村悪石島
  2. 仮面神ボゼは旧暦7月15日の盆の行事に登場し、踊りの輪を崩して盆踊りを終わらせ、盆行事の幕引きをする。長い鼻、大きな目、赤い縞模様のいでたちは、ニューギニアの仮想神に似た奇怪な姿をしており、手にはボゼマラを持ち、人々をつつき、追いかけまわす。ボゼマラに塗られた赤土を付けてもらうと悪霊払いになるとか、女性は良縁に恵まれると云われている。
関連観光情報 〜物語には直接出てきませんが、地域やテーマの関連する観光情報です。〜

▲目次へ戻る

諸鈍シバヤ
神話・民話
諸鈍シバヤ
鹿児島
関連する物語

観光情報
  • 瀬戸内町立図書館・郷土館など
物語の概要

立神峡 

  1. 大島郡瀬戸内町
  2. 加計呂麻島の中心地、諸鈍の大屯(おおちょん)神社に伝わる踊り。平家の落人、平資盛が敗残の心を慰め、集落の人々と交流するために披露した踊りが原形との説もある。出演者たちが拍子木や三味線、ホラ貝、太鼓にはやされて威勢よく楽屋に入るところから始められる。旧暦8月15日に開催される。
  3. 現在残っているのはサンバトー、ククワ節、兼好節、ダットドンなど11演目。中国風の服、赤い面、長い棒を持って踊る姿はユニークである。境内にはシバ(シイの木)で作った楽屋がこしらえてあり、この楽屋がシバヤの由来という。
関連観光情報 〜物語には直接出てきませんが、地域やテーマの関連する観光情報です。〜
  • ホノホシ海岸
  • 油井岳・高知山

▲目次へ戻る

弥五郎どん祭り
神話・民話
弥五郎どん祭り
鹿児島
関連する物語

観光情報
  • 岩川八幡神社など
物語の概要

弥五郎どん祭り

  1. 曽於市
  2. 曽於市、岩川八幡神社の大祭。この日、名物「弥五郎どん」の浜下りが行われる。弥五郎どんのモデルは武内宿禰(たけのうちのすくね)だとも隼人の頭領だともいわれる。高さ4.85mの巨人。腰に4mと3mの刀を帯び、木車にすえられて町中を練り歩く。バルセロナの世界巨人大会に招かれ、一躍有名になった。
関連観光情報 〜物語には直接出てきませんが、地域やテーマの関連する観光情報です。〜
  • 道の駅おおすみ「弥五郎伝説の里」など

▲目次へ戻る