小 説
街道をゆく
福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 鹿児島
関連する物語
- テレビ番組
「九州街道ものがたり」 - うんちくの旅
第一巻
29.司馬さんと歩く その[1]
30.司馬さんと歩く その[2]
31.司馬さんと歩く その[3]
第三巻
13.世界遺産を目指す
観光情報
- 岳ノ辻、勝本
- 島原市、口之津町
- 元寇防塁、虹の松原
- 田原坂、熊本城
- 薦(こも)神社、宇佐神宮
- 住吉浜、種子島城址
- 飯田高原、金鱗湖
物語の概要
- 司馬遼太郎による紀行集。
- 25年間、1147回にわたって、『週刊朝日』に連載され、取材した街道は72、原稿用紙1万8千枚に及んだ。
- 日本各地の街道をはじめ、アジア、ヨーロッパ、アメリカも取り上げられている。九州については以下の通り。
- 壱岐・対馬の道
岳ノ辻、勝本、万関瀬戸、海神神社、天神多久頭魂神社佐須奈 - 島原・天草の諸道
島原市、口之津町、天草西海岸、天草町大江、河浦町崎津 - 肥前の諸街道
元寇防塁、虹の松原、呼子港、平戸(平戸瀬戸、オランダ坂、松浦史料博物館)、九十九島、長崎港 - 肥薩のみち
田原坂、熊本城、球磨川、青井阿蘇神社、曽木の滝、桜島 - 中津・宇佐のみち
薦(こも)神社、宇佐神宮、合元寺、福沢諭吉旧居、山国川 - 種子島みち
住吉、種子島城址、門倉崎、熊野浦 - 豊後・日田街道
日出(ひじ)町、湯布院町、長者原、日田市咸宜園(かんぎえん)、小石原村
- 壱岐・対馬の道
関連観光情報 〜物語には直接出てきませんが、地域やテーマの関連する観光情報です。〜
- 九州各地の歴史的建造物、街道風景、旧跡に加え、食文化、風習など様々な事柄が描かれている。
小 説
復讐するは我にあり
福岡 長崎 大分
関連する物語
- 映画
「復讐するは我にあり」(1979年) - テレビドラマ
「復讐するは我にあり」(1984年・2007年)
観光情報
- 実際の犯人が行橋市に住んでいた
- 事件の犯行現場で別府が登場
- 中通島(五島)
物語の概要
- 第74回直木賞を受賞した佐木隆三の小説で、実在した連続殺人犯・西口彰の犯行を題材にした作品である。
- あらすじ:昭和38年。当時の日本の人々はたった一人の男に恐怖していた。敬虔なクリスチャンでありながら「俺は千一屋だ。千に一つしか本当のことは言わない」と豪語する詐欺師にして、女性や老人を含む5人の人間を殺した連続殺人犯。延べ12万人に及ぶ警察の捜査網をかいくぐり、78日間もの間逃亡したが、昭和39年に熊本で逮捕され、43歳で処刑された。
関連観光情報 〜物語には直接出てきませんが、地域やテーマの関連する観光情報です。〜
- 別府八湯
- オンパク
- アルゲリッチ音楽祭
小 説
まぼろしの邪馬台国
九州全県
関連する物語
- 歌謡・民謡
「島原の子守唄」 - うんちくの旅
第一巻
8.九州国立博物館と装飾古墳
9.九州国立博物館と国営吉野ケ里歴史公園及び原の辻遺跡
第二巻
1.邪馬台国はどこ?その[1]
2.邪馬台国はどこ?その[2]
第三巻
1.宮崎康平の「まぼろしの邪馬台国」を追って
2.九州、謎の古代遺跡・神籠石の不思議
観光情報
- 宮崎康平 石碑
(島原城近く)
物語の概要
- 宮崎康平著。1967年講談社から出版。
- あらすじ:邪馬台国はどこにあったのか。有明海沿岸に古代の夢を馳せる。途中、失明の悲運にみまわれながら、妻とともに三十余年の辛苦の末にひとつの結論に到達した研究物語である。当時研究者間での話題でしかなかった邪馬台国論争に、専門家以外が参加して論争する先駆けとなった。
- 第1回吉川英治賞を夫婦で受賞。
- 著者・宮崎康平は長崎県島原市に生まれる。島原鉄道取締役になる一方、「九州文学」の同人になる。33歳の時に失明。また、自作の「島原の子守唄」がレコードになっている。
- その所在地について九州説では絞りきれず、いくつも上げられている。
宮崎が本書で書いた島原半島のほか太宰府天満宮、宇佐神宮、西都原遺跡、平塚川添遺跡、などほぼ九州全域で候補地が提唱されている。
関連観光情報 〜物語には直接出てきませんが、地域やテーマの関連する観光情報です。〜
- 九州の邪馬台国といわれる場所
福岡県 ・・・山門郡瀬高町、博多一帯、久留米、三井郡、北九州、京都郡、
筑後川流域、甘木、田川、八女郡、太宰府
佐賀県 ・・・筑紫平野
熊本県 ・・・菊池郡山門、菊池郡、菊池川流域、阿蘇郡、人吉、山鹿、八代
大分県 ・・・宇佐、中津、別府湾岸、周防灘沖合い
長崎県 ・・・島原半島、東彼杵郡
宮崎県 ・・・西都原、西都市、日向地方、霧島山周辺
鹿児島県・・・薩摩、大隈、鹿児島
小 説
肥前の菓子〜シュガーロード長崎街道を行く〜
福岡、佐賀、長崎
物語の概要
- 村岡総本舗社長・村岡安廣著。
- 肥前の菓子の歴史を、肥前の風土、南蛮菓子、米の菓子、小麦の菓子、小城羊羹にわけて紹介。
- 著者は研究のためポルトガル、スペイン、韓国、中国、タイなど多くの国を訪れている。
- 江戸時代、中国やオランダの菓子が長崎に伝わり、佐賀、小倉まで長崎街道に沿って広がった。この道がシュガーロードと呼ばれる。
関連観光情報 〜物語には直接出てきませんが、地域やテーマの関連する観光情報です。〜
- シュガーロード検定
- 志田焼の里博物館
- 沿道のお菓子
カステラ(長崎)、おこし(諫早)、丸ボーロ(佐賀)、けいらん(佐賀)、小城羊羹(佐賀)、鶏卵素麺(福岡)、ひよこ(福岡)、千鳥饅頭(福岡)、鶴の子(福岡)など
小 説
火宅の人
福岡 長崎 宮崎
関連する物語
- 九州風土記
- 映画
「火宅の人」
観光情報
- 能古島(福岡県)
- 刈干切唄(宮崎県)
- 高千穂峡(宮崎県)
- 高千穂神楽(宮崎県)
物語の概要
- 檀 一雄著
- あらすじ:崩壊寸前のわが家をよそに、小説家桂一雄の放埒は、一層激しさを加えた。けれども、息子の死を迎えて、身辺にわかに寂寞が…。
- 九州風土記を書き下ろすために高千穂を訪れており、不審に思ったタクシーの運転手に駐在所の前で降ろされたということなどが書かれている。
関連観光情報 〜物語には直接出てきませんが、地域やテーマの関連する観光情報です。〜
- 国見ケ丘は刈干切唄発祥の地である。当時は里神楽だけであったが、現在は観光神楽も楽しめる。
- 映画では小値賀島の旧野首教会でロケが行われた。
小 説
放浪記
福岡 長崎 鹿児島
物語の概要
- 林芙美子著。
- 行商人の両親に連れてこられて木賃宿ばかり歩いていた少女時代の話には、若松、門司、戸畑、折尾、香月、黒崎の地名が出てくる。上京してからも、お手伝いさんや露店商、女子工員などをしながら文章を書く姿が詩を交えながら日記体で描かれている。18歳から25歳までの、貧しくても元気な生活が生き生きと伝わってくる。昭和3年に文芸雑誌「女人芸術」に連載。昭和5年に改造社から出版されてベストセラーになった。
関連観光情報 〜物語には直接出てきませんが、地域やテーマの関連する観光情報です。〜
- 「林芙美子資料館」
北九州市門司区港町7-1旧門司三井倶楽部二階(093-321-6191) - 「林芙美子生誕地記念文学碑」
北九州市門司区羽山2-12-1小森江配水場内 - 「林芙美子資料館」
北九州市門司区旧門司2-5-1国際海運会館一階
- 北九州市観光案内ボランティア
- 「林芙美子文学碑」熊本県天草市
小 説
望潮(しおまねき)
福岡
関連する物語
観光情報
物語の概要
- 北九州市八幡西区出身の村田喜代子の短編小説。第25回川端康成文学賞受賞。
- あらすじ:元高校教師が同窓会でかつての教え子たちにある島での奇妙な光景を語る。玄界灘に浮かぶ「蓑島」では、老婆の集団が小さな箱車を押しながら、道行く車にあたる「あたり屋」行為を繰り返す。海女として生活を支えてきた彼女たちは、年老いて家族の世話になるより、事故死してその保険金で家族を支えたいと願うからだ。
関連観光情報 〜物語には直接出てきませんが、地域やテーマの関連する観光情報です。〜
小 説
点と線
福岡
関連する物語
- 映画
「点と線」 - テレビドラマ
「点と線」 - うんちくの旅
第一巻
35.とことん清張にこだわる その[1]
36.ふたたび清張と その[1]
観光情報
- トリックにも使われたJR(当時国鉄)香椎駅と西鉄香椎駅、周辺商店街
物語の概要
- 松本清張著。
- あらすじ:冬の朝、福岡市の香椎海岸で心中死体が発見される。男は収賄事件の最中にあった中央官庁の役人、女は割烹の仲居。二人は前日、東京上野駅から列車「あさかぜ」に乗り込むところを知人に目撃され、警察も情死事件として処理しようとした。しかし、二人の死に疑問を持つ地元の古参刑事と警視庁の若手刑事が事件を追う。しかし浮かび上がった容疑者は時刻表を駆使した巧妙なトリック、アリバイ工作を武器にしていた。
- 1957年から1年間日本交通公社(当時)の旅行雑誌「旅」に連載。日本の社会派推理小説の原点と言われる。
関連観光情報 〜物語には直接出てきませんが、地域やテーマの関連する観光情報です。〜
- 松本清張文学記念館(北九州市小倉北区)
- 北九州市観光案内ボランティア
小 説
白仏
福岡
関連する物語
- 映画
「ほとけ」(2001年)
観光情報
- 「勝楽寺」大川市大野島
白仏を見ることができる。
物語の概要
- 辻仁成著。
- 筑後川下流の島に生まれた稔は、戦死した兵隊や亡き初恋の人、友達、家族の魂の癒しのため、島中の墓の骨を集めて白仏を造る事業に晩年を捧げた。著者の祖父である今村豊の生涯をモデルにした小説。この作品で1999年フランス・フェミナ賞「外国小説賞」を日本人として初めて受賞。
- 舞台は福岡県大川市大野島。
関連観光情報 〜物語には直接出てきませんが、地域やテーマの関連する観光情報です。〜
- 新田大橋
- 大角桟橋
- 厳島神社(大上)
- 厳島神社(潟島)
小 説
青春の門(筑豊篇)
福岡
物語の概要
- 五木寛之著。
- 1969年に「週刊現代」で連載小説としてスタート。翌年より「筑豊篇」をはじめ、全7シリーズが刊行され、シリーズ累計で2000万部を超えるベストセラーとなった。
- 「筑豊篇」は過去5度映像化されている(映画2回、ドラマ3回)
- あらすじ:舞台は日本有数の石炭の産地、筑豊。炭鉱夫たちの英雄である伊吹重蔵は死別した前妻との子供・信介を男手ひとつで育てるが、地元のヤクザ・塙竜五郎が惚れているカフェの女給であるタエを見初め、カフェから連れ出す。その後、鉱山の落盤事故が発生し、坑道に閉じ込められた大勢の朝鮮人鉱夫を救うため、重蔵は自ら命を落とす。重蔵の死後、タエは選炭婦として働き信介を養う中、信介は成長過程の中で、タエの前に現れる金山朱烈や塙竜五郎の男たちに嫉妬にも似た感情を抱く。その後、タエは日頃の無理がたたり、肺の病が悪化し、療養時に隔離されることとなる。信介は竜五郎の世話になることとなり、二人は生まれ育った田川を去る。
関連観光情報 〜物語には直接出てきませんが、地域やテーマの関連する観光情報です。〜
- 石炭記念公園(田川市大字伊田2734番地の1)
- 田川市石炭・歴史博物館(田川市大字伊田2734番地の1)
小 説
花と龍
福岡
関連する物語
- 映画
「花と龍」 - テレビドラマ
「花と龍」 - うんちくの旅
第一巻
44.文学作品の舞台を名作を携えて
観光情報
- 「玉井組事務所跡」
北九州市若松区本町1丁目 - 河伯洞(火野葦平旧居)
若松区白山1-16-18 - 火野葦平資料室
若松区本町3-13-1 - 若松南海岸通りに残る、桟橋、建築物等(「若松バンド」と呼ばれている)
- 恵比寿神社
若松区浜松1-2-37
物語の概要
- 火野葦平著。作者の父玉井金五郎と母マンの生涯を小説化。
- あらすじ:明治39年、玉井親子は石炭積み出しでにぎわう若松にやって来た。吉田磯吉親分やドテラ婆さんのいる土地で、玉井組は頭角を現していく。
- 昭和25年6月20日から26年5月11日まで、読売新聞に324回連載され、昭和28年に新潮社から上下巻の単行本で出版された。『火野葦平選集』第5巻、新潮文庫、角川書店などに収録されていたが、絶版となった。講談社文庫として平成7年に再出版されている。
関連観光情報 〜物語には直接出てきませんが、地域やテーマの関連する観光情報です。〜
- 「火野葦平文学碑」
北九州市若松区修多羅・高塔山公園内 - 「火野葦平資料館」
北九州市若松区本町3-13-1若松市民会館内(093-751-8880)
- 北九州市観光案内ボランティア
小 説
佐々木小次郎
福岡
関連する物語
- 映画
「佐々木小次郎」 - テレビドラマ
「武蔵」 - うんちくの旅
第三巻
7.九州の武道文化を探る旅
観光情報
- 巌流島
(下関市に属するが、門司港から船で渡れる。) - 小倉城
(細川忠興が築城。) - 宮本武蔵の碑
(武蔵の養子伊織が建立。小倉北区手向山公園) - 佐々木小次郎の碑
(小説佐々木小次郎の作者、村上元三の句を刻んでいる。小倉北区手向山公園) - 宮本家の墓
(伊織の子孫の墓。手向山公園の上り口)
- 武蔵小次郎祭り
(4月、手向山公園)
物語の概要
- 村上元三著。
- あらすじ:剣名上がり、新流派を興した小次郎は、曲折の末に結ばれた恋人と平穏な日々を送っていた。そんな小次郎の前に、もう一人の剣豪・宮本武蔵が登場する。孤島・船島(巌流島)の浜で、小次郎は宿命のライバル・武蔵との対決の瞬間を待つ……。
関連観光情報 〜物語には直接出てきませんが、地域やテーマの関連する観光情報です。〜
- 門司港レトロ
- 北九州市観光案内ボランティア
小 説
リツ子 その愛
福岡
関連する物語
- テレビドラマ
「リツ子・その愛、その死」
観光情報
- 「檀一雄文学碑」
福岡市西区能古島 - 「檀一雄文学碑」
柳川市新外町 - 福岡市西区能古島小田の浜
- 「リツ子・その愛執筆記念碑」みやま市瀬高町善光寺境内
物語の概要
- 檀一雄著。
- 作者自ら病魔に冒された愛妻との日々をつづった。
- 「私」は戦時下、見合い結婚でリツ子と結ばれ、一男をもうける。しかし、リツ子は結核に冒され、病につく。幼い息子を抱え、食糧難の中で食料を求め、必死に妻の看護をする。狂おしいほどもだえ、祈り、時には妻の死すら願ってしまう日々を赤裸々に一人称で語る。
関連観光情報 〜物語には直接出てきませんが、地域やテーマの関連する観光情報です。〜
- 福岡市観光案内ボランティア
小 説
講談「鍋島怪猫記」
佐賀
関連する物語
- 映画
「怪談佐賀屋敷」 - 歌舞伎
「花野嵯峨猫魔稿」
(はなのさがびょうまこう)
観光情報
- 佐賀城跡
物語の概要
- 戦国時代の龍造寺家と鍋島家の佐賀藩家督交代をベースにした怪談である。
- あらすじ:鍋島藩の当主鍋島丹後守は正室に子供ができないため、龍造寺又一郎の妹を側室にと見初めたが断られた。自分の妹お豊を側室にして世継ぎを生ませようと企んでいた家老の豊前は「龍造寺家は鍋島家断絶を望んでいる」と丹後守に吹き込んだ。城に行こうとする又一郎の足下から離れない愛猫のコマを見て、母親のお政の方は何か不吉な予感を覚えた。城内で又一郎は丹後守の怒りを買って切り捨てられ、豊前がとどめを刺した。又一郎の遺体は庭はずれの古井戸の中に投げ込まれた。帰ってこない又一郎を心配する母お政の方は、血まみれの息子を夢に見てすでに殺されていることを悟り、愛猫に「私は死んで鍋島家にたたってやる」と言い残して自害した。コマはお政の方の血を舐めて姿を消した。鍋島家では、古井戸の中から人の声がして、丹後守は悪夢にうなされている。側室になったお豊は懐妊した。しかし、豊後の母、杉江が化け猫に取り憑かれ、嫁の喉笛を噛み千切り、豊後に斬られた。さらにお豊も化け猫に取り憑かれ、豊前の喉を食いちぎり殺害した。その後、化け猫は小森半左エ門によって退治された。
- この物語は民衆に広く愛され、歌舞伎として上演された。
- また、「怪談佐賀屋敷」として映画化もされた。
関連観光情報 〜物語には直接出てきませんが、地域やテーマの関連する観光情報です。〜
- 佐賀城本丸歴史館
- 佐賀城本丸ボランティア
小 説
龍秘御天歌
佐賀
関連する物語
- 劇団わらび座舞台全国公演「百婆」(2005年)
- うんちくの旅
第一巻
33.九州やきもの紀行
観光情報
- 百婆仙の法塔(有田町稗古場、報恩寺境内墓地)
- 毎年6月1日「山のぼり」という慣習が残っている。
物語の概要
- 芥川賞作家 村田喜代子著。
- 直接的な表現ではないが有田皿山に唯一、歴史的に名を残す百婆仙(ひゃくばせん)という、朝鮮陶工の女性リーダーを中心に物語が進む。
関連観光情報 〜物語には直接出てきませんが、地域やテーマの関連する観光情報です。〜
- 有田陶磁器まつり
- 有田町ボランティアガイド色絵
- 有田町観光ガイド
小 説
天翔ける倭寇
長崎
関連する物語
- 倭寇-日本あふれ活動史(文芸社 太田弘毅著)
観光情報
- 王直屋敷跡(兼天文寺跡)
- 平戸の町並みと古い小道
- 松浦史料博物館
物語の概要
- 津本陽著。
- 鉄砲伝来直後の乱世のただなか、大海賊王直の手下となって大陸に渡った若者たちの夢とロマンを描いた海洋冒険小説。
関連観光情報 〜物語には直接出てきませんが、地域やテーマの関連する観光情報です。〜
- 平戸城
- オランダ商館跡
- 平戸観光ウェルカムガイド
小 説
疾風に告げよ
長崎
関連する物語
- 小説
「怒涛のごとく」白石一郎著 - 小説
「国姓爺」長谷川伸著
観光情報
- 鄭成功廟
- 鄭成功児誕石
- 鄭成功居宅跡
- 松浦史料博物館
(鄭成功関連展示物)
物語の概要
- 陳舜臣著。
- 明の鄭芝竜を父に、日本女性を母に平戸で生まれた英雄鄭成功の生涯を描く歴史ロマン。
- 改題「鄭成功」
関連観光情報 〜物語には直接出てきませんが、地域やテーマの関連する観光情報です。〜
- 鄭成功生誕祭(7月14日)
- 平戸観光ウェルカムガイド
小 説
韃靼疾風録
長崎
関連する物語
観光情報
- 度島のナンドサンナンド
他カクレキリシタン遺跡 - 松浦史料博物館
- 平戸観光資料館
- 生月島の館(カクレキリシタン関連展示物)
物語の概要
- 司馬遼太郎著。
- 平戸生まれの若者がキリシタン禁制下の度島で女真族の漂着女性に出会い大陸の韃靼に渡り、大活躍をする歴史ロマン小説。
関連観光情報 〜物語には直接出てきませんが、地域やテーマの関連する観光情報です。〜
- 宝亀教会
- 平戸ザビエル教会
- 平戸観光ウェルカムガイド
小 説
航海者
長崎
関連する物語
- 小説
「家康とウィリアム・アダムス」恒文社 立石優著 - 小説
「三浦按針と平戸英国商館」山口書店 江頭巌著 - 小説
「サムライウィリアム」
ジャイルズ・ミルトン著 - 小説
「青い目のサムライ」
伊東観光協会 牧野正著
観光情報
- 三浦按針の墓
- 按針終焉の地碑と
按針の館 - 平戸城(按針関連展示物)
- 平戸和蘭商館跡
・英国商館跡
物語の概要
- 白石一郎著。
- 日本を訪れた最初のイギリス人で旗本となったウィリアム・アダムズ(日本名三浦按針)の波乱の一生を描いた海洋歴史小説。
関連観光情報 〜物語には直接出てきませんが、地域やテーマの関連する観光情報です。〜
- 按針忌(5月下旬)
- 平戸観光ウェルカムガイド
- 松浦史料博物館
- 平戸港
- 聖フランシスコ・ザビエル記念聖堂
小 説
沈黙
長崎
関連する物語
- 映画
「沈黙 SILENCE」
(1971年) - うんちくの旅
第一巻
20.天草四郎「サンチャゴ」の鬨の声
21.ザビエルと西海の天主と御堂巡礼その[1]
第三巻
19.〜広い範囲で〜世界遺産を目指す
観光情報
- 外海地区 黒崎
物語の概要
- 遠藤周作著。
- あらすじ:禁教令がしかれ、キリシタンに対し、徳川幕府が過酷な弾圧を行っていた江戸時代初期。イエズス会から日本に派遣され、迫害にもめげず布教を続けていたフェレイラ教父が長崎で棄教したと伝えられ、その真相を確かめるべくポルトガルの若い3人の司祭が日本潜入を企てる。
- 外海地区に実在した黒崎村を、「沈黙」に登場する架空の村「トモギ村」のモデルの一つとした。
- 外海地区に長崎市遠藤周作文学館と「沈黙」の文学碑がたつ。
関連観光情報 〜物語には直接出てきませんが、地域やテーマの関連する観光情報です。〜
- 長崎市遠藤周作文学館
- 「沈黙」文学碑
- 出津教会
- 黒崎教会
- 外海歴史民俗資料館
- 枯松教会
- 大野教会
- 旧出津救助院
- ド・ロ神父記念館
- バスチャン屋敷
- 隠れキリシタンの里ツアー可能
小 説
解夏
長崎
物語の概要
- さだまさし著。
- あらすじ:小学校教諭・隆之は視力を失っていくベーチェット病だと診断される。恋人の陽子に別れを告げ、故郷の長崎へ帰る。一方、陽子は隆之が忘れられず、彼を追って長崎へ。美しい風景が二人を温かく見守る。
関連観光情報 〜物語には直接出てきませんが、地域やテーマの関連する観光情報です。〜
- 長崎新地中華街
- ドンドン坂
- 若宮稲荷(これらの場所は映画「解夏」のロケ地としても使われた。)
- 長崎市ボランティア観光ガイド
小 説
三毛猫ホームズの無人島
長崎
物語の概要
- 赤川次郎著。
- 軍艦島を舞台にした小説。
- あらすじ:10年前、炭鉱の閉山で無人島となった軍艦島。閉山後に自殺したはずの元労働組合役員から、かつてヤマで働いていた人々の元に島でのパーティーの招待状が届く。旧島民達は次々に島に集まるが、かつての炭鉱会社の責任者が殺される。三毛猫ホームズは冷静に人間たちを見つめ、謎を解く糸口を見つけ出す。
関連観光情報 〜物語には直接出てきませんが、地域やテーマの関連する観光情報です。〜
- 軍艦島資料館 長崎県長崎市野母町568-1
- 軍艦島クルーズ(長崎港から出発)
小 説
長崎ぶらぶら節
長崎
関連する物語
- 映画
「長崎ぶらぶら節」(2000年・東映) - 歌謡・民謡
「長崎ぶらぶら節」 - うんちくの旅
第二巻
46.九州のドラマ・映画の舞台を旅する その[2]
観光情報
- 長崎市丸山界隈
- 料亭花月
- 身代わり天神梅園天満宮
- 愛八の墓
- 諏訪神社
- 長崎くんち
- 長崎港
- オランダ坂(映画ロケ地)
- 小浜温泉
物語の概要
- なかにし礼著。
- あらすじ:明治から昭和にかけて、長崎の花街丸山に実在した芸者愛八の一生。器量よりも気風の良さと三味線と歌の名手として知られた愛八は、民俗学者古賀十二郎と共に埋もれた長崎民謡の発掘に取り組む。古賀へのほのかな思いを胸に秘め、隠れキリシタンの歌などを聞き取り調査し、やがて明治初期に廃れた「長崎ぶらぶら節」を発掘する。その歌は西條八十に見出され、レコード化される。一方、愛八が小さな頃から面倒を見てきた芸者見習いのお雪が肺病に倒れた。愛八は治療費工面のために命を削って座敷に上がり続けた。
関連観光情報 〜物語には直接出てきませんが、地域やテーマの関連する観光情報です。〜
- 長崎ぶらぶら節ツアー
小 説
邪馬台国五文字の謎
長崎
関連する物語
- 「邪馬台国五文字の謎」
-壱岐は邪馬台国発祥の島だった-移動教室出版事業局刊 2003・7・23
(取り次ぎ会社 地図共販 日販 大阪屋) - うんちくの旅
第一巻
8.九州国立博物館と装飾古墳
9.九州国立博物館と国営吉野ケ里歴史公園及び原の辻遺跡
第二巻
1.邪馬台国はどこ?その[1]
2.邪馬台国はどこ?その[2]
第三巻
2.九州、謎の古代遺跡・神籠石の不思議
観光情報
- 壱岐・原の辻遺跡
- 前原市・国宝 平原遺跡
伊都国歴史博物館 - 福岡市立博物館*金印*吉武高木遺跡
- 志賀島金印出土地
- 壱岐・印通寺港〜唐津東港間の連絡船からみえる山国九州=邪馬壱国=邪馬台国の景色
物語の概要
- 角田彰男著。
- 倭人伝を新視点で解読し、前人未到の推理で「壱岐は邪馬台国発祥の島」を発見した著者の体験を元にした歴史推理小説。
- あらすじ:主人公津田は助手の松井とともに倭人伝中の一大率の解明から古代壱岐は邪馬台国発祥の島だったことを発見する。志賀島の金印はその証拠でありー・壱・委・伊・倭の五文字の連鎖の出現がそれを裏付けていることを論証する。
関連観光情報 〜物語には直接出てきませんが、地域やテーマの関連する観光情報です。〜
小 説
五島崩れ
長崎
物語の概要
- 森禮子著。
- 五島のキリシタン弾圧の歴史を小説化した作品。
- あらすじ:かくれキリシタンの娘ミツを主人公とした話。久賀島のキリシタン部落の全員、生まれたばかりの赤ちゃんから87歳の老人まで200余名が、着のみ着のまま代官屋敷に引き立てられた。各部落の主だった22名が福江の牢に送られて数日後のことだった。ひどい拷問に合いながら、ひとりとして棄教するものはなかった。福江藩の下級武士に嫁いでいたミツはふるさと久賀の参事を聞き、久賀島に渡る。そこでミツは目を覆うばかりの惨状を目のあたりにする。
関連観光情報 〜物語には直接出てきませんが、地域やテーマの関連する観光情報です。〜
- 赤ダキ断崖
- あこう樹
- トンボロ
- 五島市ふるさとガイドの会
- 上五島ふるさとガイドの会
小 説
波光きらめく果て
長崎
関連する物語
- 映画
「波光きらめく果て」 - テレビドラマ「波光きらめく果て」
観光情報
- 屏風岩
物語の概要
- 高樹のぶ子著。
- あらすじ:河村羽季子は5年前、商社マンの広野透と結婚したが、夫の部下の今泉亜郎と恋に落ちて離婚。羽季子は雪の越後湯沢で亜郎の心を試そうと薬を飲む。一昼夜の長い眠りからさめた時、母、富栄が壱岐から駆けつけていた。富栄は回復した羽季子を強引に壱岐へ連れ帰る…。
- 壱岐を舞台に心と体のおもむくままに生きる奔放な女性の姿を描く。
関連観光情報 〜物語には直接出てきませんが、地域やテーマの関連する観光情報です。〜
- 岳ノ辻展望台
- 左京鼻
- 鬼の足跡
- 猿岩
小 説
69
長崎
物語の概要
- 村上龍著。九州の西の端、基地の町の普通高校を舞台にした物語。
- あらすじ:楽しく生きるをモットーに生きる佐世保の高校生ケンは、成り行きから、学校のバリケード封鎖を思い立つ。事態はケンの思惑を越えて、警察沙汰になってしまう。
関連観光情報 〜物語には直接出てきませんが、地域やテーマの関連する観光情報です。〜
- 佐世保バーガー「ログキット」(映画で使われたアダチバーガーの看板がある。)
- 九十九島の会(ボランティアガイド)
小 説
草枕
熊本
関連する物語
- 「春風や惟然(いぜん)が耳に馬の鈴」の歌碑
- うんちくの旅
第一巻
38.南九州文学の旅
44.文学作品の舞台を名作を携えて
観光情報
- 物語の舞台である
「前田家別邸跡」 - 「草枕の道」
草枕や漱石に関連する
史跡・スポット等多数 - 「峠の茶屋公園」
熊本市河内町岳5-4
物語にでてくる茶屋を復元
物語の概要
- 夏目漱石著。
- 漱石が熊本五高で教鞭をとっていた時期の旅行に題材をとった。
- あらすじ:俗世を嫌い、旅に出た主人公の青年画家が、ふらりと立ち寄った温泉宿「那古井」で美しい女性「那美」と出会い、那美に自分の絵を描いてほしいと頼まれるが何かが足りない。偶然に那美が別れた夫を見たときの「憐れ」を見て創作意欲が湧く。
関連観光情報 〜物語には直接出てきませんが、地域やテーマの関連する観光情報です。〜
- 草枕温泉てんすい
- 那古井館
- 草枕交流館
- 夏目漱石内坪井旧居
- 熊本近代文学館
- 五高記念館
- 二百十日の里
小 説
阿部一族
熊本
物語の概要
- 森鷗外著。
- あらすじ:細川藩3代目忠利が病死して、家臣だったにもかかわらず殉死を許されなかった阿部家。凄惨な死闘の果てに阿部一族が滅びるまでを描いた作品。
関連観光情報 〜物語には直接出てきませんが、地域やテーマの関連する観光情報です。〜
- 「東禅寺」上益城郡御船町 阿部一族ゆかりの墓であると伝えられている。
- 北九州市 森鷗外旧居
小 説
黄泉がえり
熊本
物語の概要
- 梶尾真治著。
- あらすじ:熊本市のある地域で死者が蘇るという現象が多発する。しかしこの世にいられるのは3週間。主人公と蘇った思いを寄せる女性とのSFラブファンタジー。
関連観光情報 〜物語には直接出てきませんが、地域やテーマの関連する観光情報です。〜
- 熊本城
- 水前寺成趣園
- 「阿蘇内牧温泉街」阿蘇市内牧
小 説
菊池伝説殺人事件
熊本
関連する物語
- ドラマ
「菊池伝説殺人事件」
観光情報
- 「菊池神社」
菊池市隈府1257 - 「菊池歴史資料館」
菊池市隈府
物語の概要
- 内田康夫著。
- ルポライター浅見光彦が活躍する人気シリーズ。
- あらすじ:かつて忠義武烈の象徴であった「菊池氏」を取材するため、熊本県菊池市を訪れた浅見光彦は、車中で菊池由紀という美女に会う。由紀は長野県親王塚で恋人の辻綾一に実父を殺害され、彼女自身も辻の逃亡を幇助した疑いで、刑事に尾行されていた。長野-熊本を結ぶ、菊池一族の「血」と「財宝」に秘められた数奇な運命。事件の結末は・・・。
関連観光情報 〜物語には直接出てきませんが、地域やテーマの関連する観光情報です。〜
- 菊池温泉
- 菊池渓谷
小 説
ツシマ
熊本
関連する物語
観光情報
- 「ジェーンズ邸・日赤記念館」
熊本市水前寺 - 当時日赤の建物は古城付近にあり、下級将校の捕虜収容所に使用されていたが3度移築して現在の水前寺に保存されている。
物語の概要
- ノウィコフ・プリボイ著
- あらすじ:明治38年の日本海戦で水兵として従軍、戦いに敗れて捕虜となり熊本の収容所に抑留。釈放後されソ連に帰国した著者が収容所で知り合った通訳の妹「芳枝」との思い出を作品にしたもの。
- 「愛の前には人種の差別も戦争もない。愛はそれ自身の法則に従って成長して行くものだ」と著している。
- この作品は発表当時プラウダ紙上で絶賛を浴び、第1回スターリン賞を受賞。
関連観光情報 〜物語には直接出てきませんが、地域やテーマの関連する観光情報です。〜
- 熊本城
- 水前寺成趣園
- 熊本さるく
小 説
灯
熊本
物語の概要
- 尾崎士郎著。
- あらすじ:兄弟灯籠師の肉親愛の物語。病の床にいる父は二人の兄弟を呼び、代理で献上灯籠を作るように命じる。子供の頃に兄弟喧嘩の怪我がもとで足に障害が残った弟はこの仕事で仇を取ろうとするが兄に勝ち目のない事を知り、できあがった自分の灯籠と兄の灯籠をすり替えてしまい、弟(兄の作った)の灯籠は「田家興学」と銘打たれ献上され、弟が4代目を名乗り、兄はそっと姿を消す。
関連観光情報 〜物語には直接出てきませんが、地域やテーマの関連する観光情報です。〜
- 米米惣門ツアー
小 説
神風連
熊本
関連する物語
- 歴史・伝記
「神風連の乱」
観光情報
- 「神風連資料館」
熊本市黒髪5-7-60
物語の概要
- 長田幹彦著。
- あらすじ:維新革命に対する反革命とも言うべき「肥後敬神党」は、新開大神宮の宮司の太田黒伴雄を首領とする志士の集まりで、明治維新後急速に欧米化する政府と、日本古来の伝統や文化の崩壊を憂慮し、攘夷論者を取り締まるために置かれた鎮台の一つ熊本鎮台を襲撃。170名の内、120余名が討ち死に、または自決を果たした「神風連」の物語。
関連観光情報 〜物語には直接出てきませんが、地域やテーマの関連する観光情報です。〜
- 水前寺成趣園
- 熊本城
小 説
舞姫
熊本
関連する物語
- 映画
「舞姫」
観光情報
- 「水前寺成趣園」
熊本市水前寺公園8-1 - 新市街
- 祇園橋
物語の概要
- 林芙美子著。
- あらすじ:病気療養のため熊本の水前寺の実家に帰った主人公は隣に住む美しい四姉妹に憧れを抱いていた。ある日あることをきっかけにその内の一人と知り合うが、東京の舞踊学校へ行く事がわかり、淡く短い恋は終わる。
関連観光情報 〜物語には直接出てきませんが、地域やテーマの関連する観光情報です。〜
- 熊本城
小 説
黄金の石橋
熊本
関連する物語
- コミック
「黄金の石橋」 - ドラマ
内田康夫サスペンス
浅見光彦シリーズ第十四弾「黄金の石橋」 - うんちくの旅
第一巻
19.石の文化(石橋)・・・かけがえのない歴史遺産
観光情報
- 「通潤橋」上益城郡山都町
- 「霊台橋」下益城郡美里町
物語の概要
- 内田康夫著。「浅見光彦シリーズ」。
- あらすじ:鹿児島の五石橋を取材に来た主人公浅見光彦が35年前に起きた金脈をめぐる殺人事件と西南の役の時に隠された埋蔵金をめぐる事件に巻き込まれ、鹿児島や熊本で謎を解いていく。
関連観光情報 〜物語には直接出てきませんが、地域やテーマの関連する観光情報です。〜
- 通潤橋史料館
- 清和文楽館
- 日本一の石段
小 説
闇から招く声〜ドールズ
熊本
関連する物語
- 歴史
「松本喜三郎」生人形師
観光情報
- 「浄国寺」
熊本市高平2-20-35
松本喜三郎作
「谷汲観音像」 - 「来迎院」
熊本市春日6-8-8
松本喜三郎作
「聖観世音菩薩像」
物語の概要
- 高橋克彦著。
- あらすじ:古本屋を営む結城の姪は交通事故をきっかけに、以前から体の中に棲んでいた江戸時代の天才生人形師(泉目吉)が目覚める。目吉の生前のヒントを求め、熊本の天才生人形師「松本喜三郎」の元を訪れる。
関連観光情報 〜物語には直接出てきませんが、地域やテーマの関連する観光情報です。〜
- 熊本城
- 熊本市内周辺観光ボランティアガイド(熊本国際観光コンベンション協会)
小 説
苦海浄土—わが水俣病
熊本
関連する物語
- 創作能
「不知火」
観光情報
- 「水俣病資料館」
「国立水俣病総合研究センター」
「水俣病情報センター」
水俣市明神町53
物語の概要
- 石牟礼道子著。
- あらすじ:水俣で育った著者が、「水俣病」患者の過酷で苦しい心の声を綴った3部作。「苦海浄土」「苦海浄土〜神々の村」「苦海浄土〜天の魚」
- 大宅壮一ノンフィクション賞の第1回受賞作。
関連観光情報 〜物語には直接出てきませんが、地域やテーマの関連する観光情報です。〜
- 水俣市立水俣病資料館、水俣メモリアル
- 熊本県環境センター
小 説
五足の靴
熊本
関連する物語
- うんちくの旅
第一巻
42.五足の靴 その[1]
43.五足の靴 その[2]
観光情報
- 五足の靴文学遊歩道
(天草市天草町) - 大江天主堂
(天草市天草町) - 島原城
- 垂玉温泉「山口旅館」
- 北原白秋記念館
物語の概要
- 五足の靴(ごそくのくつ)
- 1907年8月若き天才詩人の五人連れ、新詩社主宰の与謝野寛(鉄幹・35歳)、木下杢太郎(東大医科・23歳)、北原白秋(早稲田大学・22歳)、平野万里(東大工科・23歳)、吉井勇(早稲田大学・22歳)が、旅先から「五足の靴」の題名のもとに東京二六新聞に送られ、連載された紀行文。与謝野寛は「明星」を中心に妻である晶子とともに華々しく活動し、他の4人は大学1年生だった。
関連観光情報 〜物語には直接出てきませんが、地域やテーマの関連する観光情報です。〜
- 五足の靴顕彰全国短歌大会
小 説
虹の花咲く通潤橋
熊本
関連する物語
- 熊本の石橋313:熊本日日新聞社
- 肥後の石工:今西祐行
- テレビドラマ
「オードリー」 - うんちくの旅
第一巻
19.石の文化(石橋)・・・かけがえのない歴史遺産
28.日向往還には歴史が生きていた
第三巻
26.九州の残したい音〈中部・南部九州編〉
観光情報
- 国指定重要文化財
「通潤橋」
物語の概要
- 児玉辰春著。
- 豪快な放水で知られる熊本県山都町の通潤橋、毎年水不足に苦しむ白糸大地を潤す架橋ドラマとして描かれている。
関連観光情報 〜物語には直接出てきませんが、地域やテーマの関連する観光情報です。〜
- 山都町内には、17の石橋群が点在
- 清和文楽館
- 通潤橋史料館
- 五老ヶ滝
小 説
藍より青く
熊本
関連する物語
- 映画
「藍より青く」 - テレビドラマ
「藍より青く」
観光情報
- 通天公園にロケ記念碑
物語の概要
- 山田太一著。
- 太平洋戦争末期の天草牛深加世浦漁港が舞台。出征した夫は戦死。残された長男と周りの人々に励まされながら逞しく生き抜く女性の物語。
関連観光情報 〜物語には直接出てきませんが、地域やテーマの関連する観光情報です。〜
- 4月の牛深ハイヤ踊り 6月ハイヤ節全国大会
- 7月〜砂月・魚貫崎・茂串海水浴場海開き
- 日本の夕陽百選(黒石海岸 小森海岸)
小 説
魔界転生
熊本
物語の概要
- 山田風太郎著。
- あらすじ:天草・島原の乱で天草四郎が切支丹伴天連弾圧への最後の抵抗を見せる。3万7千人の農民たちに対し、徳川幕府は12万に及ぶ軍勢を動かした。
関連観光情報 〜物語には直接出てきませんが、地域やテーマの関連する観光情報です。〜
- 天草市立天草キリシタン館
- 天草四郎メモリアルホール
- 天草コレジヨ館
- 天草ロザリオ館
- 崎津天主堂、大江天主堂
小 説
武王の門
熊本
関連する物語
- 漫画・アニメ
「風雲菊池一族」
観光情報
- 聖護寺
- 菊池神社
- 将軍木
- 松囃子能場
- 武光公の墓
- 武重公の墓
物語の概要
- 北方謙三著。
- あらすじ:足利幕府の勢力が全国を席巻しつつあり、その力は九州まで及ぼうとしていたが、牧宮(懐良)が率いる征西軍(南朝)は幕府に反対する勢力の一つだった。九州を統一し、足利幕府とはまったく違う新しい国を造ること。それが懐良の夢であった。
関連観光情報 〜物語には直接出てきませんが、地域やテーマの関連する観光情報です。〜
- 菊池渓谷
- 鞠智城跡
- 梧真寺
小 説
肥後の石工
熊本
物語の概要
- 今西祐行著。
- 本県砥用町に今も健在する「霊台橋」。この美しい石橋は、東陽町主審の石工岩永三五郎の指導の下に、石工・大工・庄屋・百姓が協カして築いたものである。悲しく辛い過去とたたかいながら、肥後の石工の技術を弟子達に伝えた石工頭三五郎の物語。
関連観光情報 〜物語には直接出てきませんが、地域やテーマの関連する観光情報です。〜
- 石橋案内人あり
- 東陽交流センター せせらぎ
小 説
ふしぎな石と魚の島
大分
物語の概要
- 椋 鳩十著。
- あらすじ:豊後水道にうかぶ姫島の海底には、ナウマンゾウやオオシカの化石がおびただしい数で沈んでいて、この化石から藍鉄鉱という美しい不思議な石が新しく生まれている。大阪から一人でやって来た三五は、島の少年春夫と姫島を探検して歩き回る。
関連観光情報 〜物語には直接出てきませんが、地域やテーマの関連する観光情報です。〜
- 姫島盆踊り「キツネ踊り」
- アヤ踊り
- 姫島七不思議
小 説
詩城の旅びと
大分
物語の概要
- 松本清張著。
- 「詩城の旅びと」は岡城阯や湧水、石橋などを題材にした小説で、連載終了後テレビドラマとして放映された。
関連観光情報 〜物語には直接出てきませんが、地域やテーマの関連する観光情報です。〜
- 竹楽
- 長湯温泉
- 久住高原
- 竹田薪能
小 説
恩讐の彼方に
大分
物語の概要
- 菊池寛著。
- 江戸時代後期に、青の鎖渡し(現本耶馬渓)の難所で通行人が大変難儀するのをみて、この地に安全な道をつくるため、30年の歳月をかけて青の洞門を開削をした禅海和尚の生涯を描いた小説。
関連観光情報 〜物語には直接出てきませんが、地域やテーマの関連する観光情報です。〜
- 渓石園
- 深耶馬渓
- 奥耶馬溪
小 説
夫婦善哉
大分
関連する物語
- 映画
「夫婦善哉」
観光情報
- ボランティアガイドによる散策ツアー、別府八湯ウォーク「竹瓦かいわい路地裏散歩」
物語の概要
- 織田作之助著。
- あらすじ:時は大正の末、大阪は梅田新道の維康商店という化粧品問屋の若旦那・柳吉は、女房、子供がある身だが、根っからの遊び好きで無類のお人好し・・・。そんな柳吉に、心底惚れているのが、曽根崎の「春乃家」の芸妓・蝶子。周囲の心配をよそに二人の思いは熱く盛り上がるばかり・・・。
- ヒロイン蝶子と愛人柳吉のモデルは、作之助の姉の山市千代さんと夫の虎次さん。山市夫婦は昭和9年に大阪から別府に移り住み、別府の流川通り4丁目に化粧品等の山市商店を開き、後に割烹、骨董品などの店を経営し、駅裏に旅館「文楽荘」を開店した。かたわら竹瓦善哉と甘辛両党の店、夫婦善哉と、その隣にバー・タデを開いた。ここが「夫婦善哉」のモデルとなっている由縁である。
関連観光情報 〜物語には直接出てきませんが、地域やテーマの関連する観光情報です。〜
- オンパク
- アルゲリッチ音楽祭
- 別府八湯
小 説
王の挽歌
大分
関連する物語
- テレビドラマ
「大友宗麟〜心の王国を求めて」(2004年・NHK 原作「王の挽歌」) - 小説
「王国燃ゆ—小説大友宗麟」(赤瀬川 隼 著) - うんちくの旅
第二巻
29.九州キリシタン紀行(1)
30.九州キリシタン紀行(2)
観光情報
- 大友氏館跡(大分市)
- 旧万寿寺跡(大分市)
- 臼杵城跡(臼杵市)
- 大友宗麟の墓(津久見市)
- 府内城(大分市)
物語の概要
- 遠藤周作著。
- あらすじ:戦国時代、九州の雄である大友家の嫡男宗麟は、幼くして生母を失った。宗麟は和歌や蹴鞠などを好む風雅の人だった。家臣たちも後継を異母弟にしようと考えるが、「二階崩れの変」によって運命は大きく変わる。腹心の部下が父、継母、異母弟を惨殺し、宗麟が家督を継ぐことに。この事件で人間不信となった宗麟の苦悩はさらに深まる。
関連観光情報 〜物語には直接出てきませんが、地域やテーマの関連する観光情報です。〜
- 府内教会
- 宗麟の夢(臼杵市の菓子)
- 原酒「宗麟」(臼杵市・ラベル文字は大友宗麟のもの)
- 遠藤周作文学館(長崎市外海町)
小 説
波千鳥
大分
関連する物語
- 小説
「千羽鶴」 - うんちくの旅
第一巻
44.文学作品の舞台を名作を携えて
第三巻
21.九州の女性、愛(哀)の物語り〈中九州編〉
観光情報
- 竹田市岡城跡
- キリシタン洞窟礼拝堂
- 九重連山
- 川端康成文学碑
物語の概要
- 川端康成著。
- あらすじ:主人公菊治は妻との新婚生活を送りながらも、自分の前から姿を消した恋人・文子のことが忘れられない。その文子が亡き父のふるさとを訪ねる。
- 川端は昭和27年、28年と2度久住を訪れ、「波千鳥」のヒントを得たという。
関連観光情報 〜物語には直接出てきませんが、地域やテーマの関連する観光情報です。〜
- 佐藤酒造「千羽鶴」(久住町)
- 筌の口温泉
小 説
しゃぼん玉
宮崎
関連する物語
観光情報
- 平家祭り(椎葉村)
物語の概要
- 乃南アサ著。
- 親からも見捨てられ、犯罪を繰り返す少年が逃亡中に椎葉村に偶然たどり着く。村の人達との交流を通して、次第に心を開いていく少年と椎葉村の深い自然を描いている。
関連観光情報 〜物語には直接出てきませんが、地域やテーマの関連する観光情報です。〜
- 八村杉・十根川伝統的建築物群・上椎葉ダム・鶴冨屋敷(椎葉村)
小 説
花の百名山
宮崎
関連する物語
- 「新版九州百名山」
観光情報
- 祖母山
- 霧島山
- 九重山
物語の概要
- 田中澄江著。
- 無類の山好きで昭和52年10月に祖母登山の様子も書かれている。
関連観光情報 〜物語には直接出てきませんが、地域やテーマの関連する観光情報です。〜
- 祖母山中に風穴という1年中氷がある場所がある。
- えびの高原
- 霧島温泉郷
- くじゅう坊ガツル・タデ原湿原
- 長者原温泉郷
小 説
ミラコロ
宮崎
関連する物語
観光情報
- 高千穂駅
- 高千穂鉄橋
物語の概要
- 高山文彦著。
- 平成17年台風により高千穂線が一部壊れたが、再開し喜楽館という映画館の最終上映日に起こった出来事を書いている。
- あらすじ:主人公の甲斐敬介は、高校時代の女友達である百合子から送られてきた映画の切符を手に、20年近く帰っていなかった故郷に帰る。 敬介が乗り込んだ列車の中には、ふるさとの映画館での最後の上映を見ようと出掛ける人々で埋まっていた。
関連観光情報 〜物語には直接出てきませんが、地域やテーマの関連する観光情報です。〜
- 平成19年6月現在運行の見通しが立っていないが、列車の点検のため時々ホームまでトロッコ列車等が出ている。
- 高千穂峡
小 説
孤愁の岸
鹿児島
関連する物語
- 小説
「恩讐の川面」 - 孤愁の岸(舞台劇)
観光情報
物語の概要
- 杉本苑子著。
- 木曽川治水工事の総監督として苦難をしのんだ平田靱負(ゆきえ) と、理不尽な運命に耐える薩摩藩士の姿を描く小説。
- あらすじ:時の九代将軍徳川家重は薩摩藩主島津重年に治水工事の幕命を与えた。しかし、この大事業の裏には、外様の最大勢力である薩摩藩の勢力をそぎ落とすための政策も兼ねていた。平田靭負が総奉行となり、治水事業約1,000名の薩摩藩士が従事した。しかし、過酷な重労働と幕府による度重なる妨害に、家臣の中には抗議の切腹をする者が続出する。利に走る商人、自村のエゴに狂奔する百姓、事故、疫病、腐敗しきった公儀役人…。工事が終了した時、総奉行平田靭負は多大な人命損失と債務を薩摩藩にもたらしたと、割腹自殺してしまう。
関連観光情報 〜物語には直接出てきませんが、地域やテーマの関連する観光情報です。〜
- 平田靱負像(鹿児島市平之町平田公園)
- 薩摩義士碑(鹿児島市城山町鶴丸城跡北側)
- 鹿児島県歴史資料センター「黎明館」など
小 説
薩南示現流
鹿児島
物語の概要
- 津本陽著。
- 一撃必殺とおそれられた示現流を完成させた東郷重位 (じゅうい) が主人公。時は18代藩主家久のころ、鹿児島に多く自生しているユスの木を木刀にして、「肉を斬らせて骨を断つ」剣法を体得する過程が描かれる。この作者の薩摩を扱った作品は「薩摩夜叉雛」という短篇集に編まれている。
- 幕末京都の地で、勇猛とおそれられた示現流は、開祖・東郷重位が16世紀末、薩摩の地に定着樹立させた。京の禅院天寧寺で僧侶善吉の教えを受け、朝に三千回、夕に八千回の立ち木打ちを千日修行するといった苦行の末に奥義を会得したといわれる。
関連観光情報 〜物語には直接出てきませんが、地域やテーマの関連する観光情報です。〜
- 示現流史料館
- 維新ふるさと館など
小 説
鹿児島感傷旅行
鹿児島
関連する物語
- 小説
「思い出トランプ」
観光情報
- 向田邦子居住跡地の碑
- 天文館通り
- 城山公園
物語の概要
- 向田邦子著。
- 父の転勤に伴い、10歳より2年間の多感な少女時代を鹿児島市で過ごした。当時のことなど鹿児島について記されたエッセイ。
関連観光情報 〜物語には直接出てきませんが、地域やテーマの関連する観光情報です。〜
- かごしま近代文学館(鹿児島市城山町)など
小 説
天璋院篤姫
鹿児島
関連する物語
- NHK大河ドラマ
「篤姫」 - うんちくの旅
第三巻
22.九州の女性、愛(哀)の物語り〈南九州編〉
観光情報
- 指宿市今和泉地区
(薩摩今和泉家の領地) - 鶴丸城(江戸出発前の約2ヶ月を鹿児島城で過ごす。)
- 「今和泉島津家屋敷跡」
篤姫誕生地
(鹿児島市大竜町)
物語の概要
- 宮尾登美子著。
- 2008年NHK大河ドラマ「篤姫」の主人公天璋院篤姫の生涯を描いた小説。
- あらすじ:幕末、島津今和泉家の姫として生まれ、斉彬の養女になり、13代将軍家定の正室となる天璋院篤姫の生涯を作品にしたもの。家定を助け、斉彬の意を汲んで後継問題に尽力する姫の姿が、宮尾節で描かれている。篤姫は、入内後二年で家定にも斉彬にも先立たれるが、明治維新の際には、徳川家の存続を嘆願するなどして、天璋院として人々に慕われたという。
関連観光情報 〜物語には直接出てきませんが、地域やテーマの関連する観光情報です。〜
- 指宿市今和泉地区(今和泉島津家別邸跡,今和泉島津家代々の墓地など)
- 観光ボランティア組織「篤姫観光ガイド会」発足
- JR九州「天璋院篤姫ゆかりの地記念切符」発売開始
- 維新ふるさと館
- 西郷南洲顕彰館・南洲墓地
- 今和泉島津家屋敷跡
- 小松帯刀屋敷跡
- 仙巌園、尚古集成館など
小 説
浮雲
鹿児島
物語の概要
- 林芙美子著。
- 鹿児島に縁の深い林芙美子の晩年の作品。南印から引き揚げてきた若い女性、幸田ゆき子の短く激しい一生の物語。主人公は恋人に連れられて東京から鹿児島、そして屋久島へたどりつき死んでいく。作者は、屋久島まで足を運び、丹念に取材した。完成まで3年を費やし、その過労で亡くなったといわれる大作。
- あらすじ:第二次大戦下、義弟との不倫な関係を逃れ仏印に渡ったゆき子は、農林研究所員富岡と出会う。一見冷酷な富岡は女を引きつける男だった。本国の戦況をよそに豊かな南国で共有した時間は、二人にとって生涯忘れえぬ蜜の味であった。そして終戦。焦土と化した東京の非情な現実に弄ばれ、ボロ布のように疲れ果てた二人は、ついに雨の屋久島に行き着く。しかし、ゆき子は血を吐き、帰らぬ人となる。
関連観光情報 〜物語には直接出てきませんが、地域やテーマの関連する観光情報です。〜
- かごしま近代文学館・メルヘン館
- 湯之平展望所
- 有村溶岩展望所
- 埋没鳥居
- 烏島展望所
- 溶岩なぎさ遊歩道
- 桜島ビジターセンター
- 湯之平展望所
- 千尋の滝
- 安房川
- トローキの滝
- ホテル屋久島山荘(「浮雲執筆の部屋」)
小 説
青幻記
鹿児島
関連する物語
- 映画
「青幻記 遠い日の母は美しく」
観光情報
- 沖永良部島
物語の概要
- 一色次郎著。
- 沖永良部島出身の作者が、母への想いを綴った秀作。東京の生活に疲れ、島へ帰ってくる。40年前、胸を病む母は粗暴な再婚相手と別れ、小学5年生の彼と二人、故郷の島で、残り少ない時間を息子と暮らすため、鹿児島からこの島へ戻った。三ヶ月後、母は彼の眼前で、満潮にのまれてサンゴ礁の底に沈んでいく。
関連観光情報 〜物語には直接出てきませんが、地域やテーマの関連する観光情報です。〜
- 日本一のガジュマル(和泊町)
- フーチャ(和泊町)
- 田皆岬(知名町)
- 昇竜洞(知名町)など
小 説
故郷忘じがたく候
鹿児島
物語の概要
- 司馬遼太郎著。
- はるか秀吉の時代に朝鮮から連れて来られた陶工たちと、その末裔(まつえい) の物語。苗代川の伝統を守る旧東市来町(現日置市東市来町)美山を訪れた印象を「道が白い火山灰のせいか晒したように白く、どの樹の緑もわざとらしいほどに淡い。朝鮮の山河であった。似ているでしょう、と同情してくれている知人もいった。」と描写する。
関連観光情報 〜物語には直接出てきませんが、地域やテーマの関連する観光情報です。〜
- 美山陶遊館
- 江口蓬莱館など
小 説
出孤島記
鹿児島
関連する物語
- 小説
「出発は遂に訪れず」 - 小説
「孤島夢」 - 小説
「その夏の今は」 - 小説
「島へ」 - うんちくの旅
第一巻
59.思いきって南の島々へ
第三巻
31.亜熱帯、異次元の旅
観光情報
- 奄美加計呂麻島
- 島尾敏雄文学碑
- 瀬戸内町立図書館・郷土館
物語の概要
- 島尾敏雄著。
- 南海の孤島にたてこもり、ベニヤ板で作られた“自殺艇”による絶望的な特攻作戦に従事する若い指揮官と180名の部下たち。死の呪縛のなかで出撃命令を待つ極限状態を描き切った戦記文学。
関連観光情報 〜物語には直接出てきませんが、地域やテーマの関連する観光情報です。〜
- かごしま近代文学館・メルヘン館
- 油井岳・高知山
- ホノホシ海岸など
小 説
海南小記
鹿児島
物語の概要
- 柳田国男著。
- 民俗学の開拓者である柳田国男が、1920年に九州から沖縄への旅行をした時の記録。大分から宮崎をへて鹿児島県に入り、佐多岬、鹿児島市、指宿市、旧名瀬市(現奄美市)、加計呂麻島などに立ち寄っている。 本書は、奄美や沖縄の民俗文化の重要性とともに、日本文化における南島研究の意義を初めて明らかにしたものであり、 彼の晩年の大著「海上の道」につながるものである。
関連観光情報 〜物語には直接出てきませんが、地域やテーマの関連する観光情報です。〜
- 佐多岬ロードパーク
- かごしま近代文学館・メルヘン館
- 知林ヶ島
- 砂むし会館「砂楽」
- ホノホシ海岸
- 油井岳・高知山など
小 説
波瀾の青春 光蘭院貞姫
鹿児島
関連する物語
観光情報
物語の概要
- 林恭子著。
- 今和泉島津家の篤姫は藩主島津家(藩主:島津斉彬)の養女となりさらに五摂家筆頭関白近衛忠熙の養女となって徳川十三代将軍家定の正室となったが,貞姫は篤姫より7歳年下で島津斉彬の養女となり忠煕四男忠房(母は島津斉興の養女 興子)の妻となる。二人は斉彬の養女となり、義姉妹の関係であった。貞姫は結婚後「光子」と改め,夫逝去後は「光蘭院」と改称。
- 貞姫の子 泰子は徳川16代将軍家達の正室。
関連観光情報 〜物語には直接出てきませんが、地域やテーマの関連する観光情報です。〜
- 加治木郷土館(加治木町仮屋町250) TEL:0995-62-2605
- 精矛神社(加治木町日木山311) TEL:0995-62-5716
http://www.shimadzu-yoshihiro.or.jp
小 説
片耳の大鹿
鹿児島
関連する物語
- テレビアニメ
「こどもまんが文庫 片耳の大鹿」 - 音楽
「五重奏曲片耳の大鹿」
観光情報
- 白谷雲水峡
- 弥生杉
- 楠川登山歩道
物語の概要
- 椋鳩十著。
- 寒い冬の日、猟師は片耳の大鹿を追って、激しい風雨に凍死寸前となる。その命を救ったのは偶然出会った鹿の群れだった……。世界遺産で知られる九州、屋久島の大自然を舞台に、大自然への畏敬の念とすべての命の尊さを語りかける。
関連観光情報 〜物語には直接出てきませんが、地域やテーマの関連する観光情報です。〜
- かごしま近代文学館
- 椋鳩十文学記念館(加治木町)
- 椋鳩十文学記念の碑(上屋久町)
小 説
南国太平記
鹿児島
関連する物語
- 映画
「南国太平記」 - ドラマ
「風の隼人」
観光情報
- 島津久光銅像
(照国神社内) - 島津斉彬銅像
(照国神社内)
物語の概要
- 直木三十五著。
- 俗にお由羅騒動といわれる、斉彬と久光の家督相続の争いの一部始終を小説化したもの。斉興・お由羅派と斉彬擁立派の争いに、呪詛調伏の術による暗闘も加わる。お由羅の方の悪女ぶりはこれで有名になった。
関連観光情報 〜物語には直接出てきませんが、地域やテーマの関連する観光情報です。〜
- 仙巌園
- 玉里庭園(鹿児島女子校内)
- 尚古集成館
- 調所広郷像(鹿児島市天保山公園内)
小 説
私は忘れない
鹿児島
関連する物語
- 映画
「私は忘れない」
観光情報
- 鹿児島郡三島村黒島
- 有吉佐和子文学碑
物語の概要
- 有吉佐和子著。
- 女優の卵、万里子が気紛れに訪れた黒島でさまざまな体験をする物語。大里と片泊の、暮らしの違いなどが若い都会の女性の眼で生き生きと描かれる。この作品は映画化され、島民こぞって出演した。終わりに校長先生の話す「島を忘れないでいてください。日本のなかに、こんなところのあることを、一人でも都会の人が覚えていてくれたら、それがどれだけ私たちの励ましになるか分からないのです。」は、読んだ人にとっても忘れられない言葉である。
関連観光情報 〜物語には直接出てきませんが、地域やテーマの関連する観光情報です。〜
- 露天風呂・東温泉
- 俊寛堂など